「・・・悪いがその話だがこのランパオを引継ぐ事に対して俺は断る。」
「そうですか・・・まあ良いでしょう、私が貴方に対して聞いたのは
只の確認です。私が貴方とお会いしたのは・・・こちらです。」
諸葛がそう言って懐から小さな螺鈿の宝石箱を出すと諸葛はこう言った。
「こちらがアリアさんの殻金でございます。」
「「!」」
諸葛の言葉にキンジとポーナが驚いていると諸葛は本物ですよと言って
こう続けた。
「ですがそれは既に結晶化していますので元に戻すにはそれ相応の手配が
必要になりそうですのでどうです遠山様、貴方がランパオを手に入れることが
出来れば人員についての問題は解決出来そうなのですが?」
「手前・・・交渉のタイミングが滅茶苦茶良いなって言うか初めから
これ狙いだろ?」
「(* ̄▽ ̄)フフフッ♪、昔から敵地に入るのでしたら敵が交渉する際に最も
気を付けなければいけないのは相手が最も欲しいものを出してからが
厄介なのですよ?」
諸葛は笑いながらそう言っていると諸葛は更にこう続けた。
「それに今我々ランパオにとってこの極東戦役は只の抗争の一つに過ぎません、
その他にも対処すべき案件は沢山あります。それにこの戦役は長引けば長引くほど
中国全土から何人でも敵の将兵が来てしまう、そうなれば彼らに支払う報酬は
計り切れるものではなくこの場合は講和が良作なのでしてそして
今後の事を考えて貴方にランパオを率いてもらいたいのです。」
どうしますかと聞いて面倒くさいと思っているとキンジはこう返した。
「・・・一先ずは同盟で良いか?」
俺達とランパオのと聞くとフ~~むと考えて暫くして・・・こう答えた。
「良いでしょう、我らランパオは貴方方金龍と同盟を締結しましょう。」
そう言って螺鈿の宝石箱を手渡そうとして横から・・・孫悟空が現れて
それを奪って行った。
「てっめえ!」
「何するのよ?!」
「孫・・・何する気なのでしょうか?」
諸葛は低い声でそう聞くと孫悟空は知れた事と言ってこう続けた。
「遠山キンジ!我はあの時からお前と戦いたかった!!今こうやって戦う機会が巡りあって戦わない・・・我慢できない!?」
そう言って孫悟空は武器を構えると諸葛は溜息付いてこう言った。
「すみませんが遠山さん、ここは私があれを」
「いや・・・孫悟空、手前の誘い・・・乗ったぜ。」
「「!!」」
それを聞いてポーナと諸葛は目を見開いて驚いているとキンジはこう続けた。
「正直な話こいつは多分俺が戦わないとあれを手渡す気はなさそうだし
それに・・・此の儘じゃあ埒が明かなさそうだしな。」
そう言っていると仕方ないと諸葛は溜息付いてこう言った。
「仕方ありません、ならば屋上に行きましょう。あそこでしたら
誰にも近づくとはありませんから。」
そしてキンジ達は屋上に辿り着くと孫悟空はキンジに向けてこう言った。
「それじゃあ遠山・・・やるか。」
そう言って棒を振り回すとキンジは竹刀袋から日本の刀を抜いた。
「そいつは確か・・・おお久しいな鎧竜『インクルシオ』。」
「!・・・こいつの事を知っているのか?」
キンジがそう聞くと孫悟空はにやりと笑ってこう答えた。
「そうだ、そいつは異界から倭の国にやってきた異形の龍。その力は
あらゆる環境に適応しあらゆる事象すらも己のものにすることが出来る神の如き
暴竜。それをお前の始祖はそいつを都にて病をばら撒いていたところを打ち倒し
その肉体をこの世から排除しようと考えていたところを邪法を極めし
刀鍛冶によってその骨を砕き、その命を刀身に宿して生まれたのが
その鎧竜剣であったがその意思は最早・・・無きに等しいな。刀身を
分かってしまったがために本来の力は失われ只の刀に成り下がっているのが
分かるな。」
「そうか・・・こいつはもう。」
キンジはそう言って鎧竜剣を見てそう呟くと孫悟空は仕方ないと言って
こう続けた。
「鎧の方は前に見たあの鎧は持っておるか?」
そう聞くとキンジは腕に付けてあるバングルを見せつけると孫悟空は
こう続けた。
「良しそれを纏え、少なくとも我は一方的な勝負は好かん。」
それを聞いてそうかよと言いながらキンジはバングルに向けて力強く
感じようとして其の儘・・・プレデターの鎧を身に纏った。
「ほお・・・異界の力の次は異なる星の鎧、お前たちはどうやら異なる力を
引き付ける事に関しては血の宿縁の用だ。」
そう言いながら孫悟空は棒を振り回しながらこう続けた。
「我は今まで多くの猛者共とやりあった、呂布、張飛、趙雲、関羽、夏候惇。
多くの強者がごまんといる中我は生き抜いて戦い抜いた、じゃから初めて
出会ったときに直感したんじゃ。お前は間違いなく我を楽しませてくれると。」
そう言うとああそうだと言ってある刀をキンジに見せつけた。
「これは嘗て我が日の元にいた時に手に入れた妖刀・・・歴史から忘れ去られた刀鍛冶が造りしこれは鎧竜剣を造りし者と一緒・・・さあやろうぞ遠山キンジ・・我らの戦を!」
そう言ったと同時にキンジは恐る恐るだがそれをとに取ったと同時に・・・
『ほお・・・お前さんが儂を起こしたのか?』
声が・・・聞いたことない声が聞こえた。
次回は多分・・・戦うかも?