「メーヤさんがって一体誰が!?あの人の強さお前が良く
知っているはずだろ!」
「知っとるわい、じゃが真実じゃ。欧州はグレナダとカツェ率いる魔女連隊と
もう一つ・・・新たな第4勢力が欧州を支配しとる。」
「第4勢力・・・俺達みたいに極東戦役の会議に出席していなかったのか?」
「そうじゃ、出席していない無所属によって欧州の裏社会は今や戦場で
敵対勢力じゃった連中は・・・皆殺しにあってもうて既に半分以上の裏組織は
崩壊しとる。それだけではない、今魔女連隊は他国の魔女も従えて
その第4勢力とやりあっとる。メーヤはその中でも魔女連隊にやられて
連れ去らわれたのじゃ、現在バチカンと十字教会はメーヤ救出に作戦を
練っとるようじゃが兵力が足りん。現在同盟を結んどる中で十二分の戦力を
保有するお前たちにお鉢が回った事になるがお前たち金龍が総出で行けば
怪しまれる故・・・若干名出したいがお前姉上から聞いたが単位とやらは
十分なのか?」
玉藻が珍しくもそう聞くとキンジはこう答えた。
「俺の単位は十分だ、ここ最近は色々と任務が立て込んでいたしこの間の
タンカージャックでのテロ未遂の功績もあって俺は自由行動が
出来やすくなってる。後動けるのと言えば・・・ダイアナ、ミシェラ、ポーナだ、クリスは途中入学でまだ単位が足りてねえから金龍は今ので全員。
天草、松葉、詠、カイズマスは別用で今は新年での行事で忙しいんだ、
だから行けるのはそれだけだ。」
「そうか・・・ならばこの国に残らせるのはそうじゃな・・・今言った連中で
半分くらいがべすとと言ったところじゃな。」
「となると欧州で顔が聞くのはダイアナとミシェラ・・・
どっちにするかだな。」
キンジがそう呟くと玉藻はふむと言ってこう答えた。
「それならばダイアナはどうじゃ?あ奴はお前さんに忠誠を誓っとるし何より
あ奴はMI6のメンバー、欧州はあ奴にとって庭同然じゃ。無論ミシェラも
魔女に対抗できるがあ奴は裏社会では色々と問題があるからそっちの方が
良いかもな。」
「そうか・・・旅券はいつ買えばいいんだ?」
キンジがそう聞くと玉藻はこう答えた。
「そうじゃな・・・三が日を終えたらすぐに行くと良い、仲間にも
説明するんじゃぞ。」
それを聞いてキンジは分かったと答えると同時に玉藻は姿が消えると
キンジは外を見てこう呟いた。
「はあ・・・こいつはまた厄介な事になりそうだな。」
「そうか、ならば私は後方支援に回るが万が一の時には援軍を寄こすように
言え。少なくとも欧州は私にとっても庭同然の場所だから何とか手を貸せれるかもしれない。」
「ありがとう・・・ダイアナ済まないが。」
「分かっております、早急に旅券の準備を始めます!では私はこれで。」
ルンルンと鼻歌歌いながら電話を取りに行くのを見てキンジは嬉しそうだなと
思いながらステーキを頬張った。
食後キンジは武器の準備をしていると・・・電話が鳴り始めた。
「はい、どちらさまって・・・高天原先生。どうしたんです?」
『うん御免ね遠山君、実は君に報告する案件があるのよ。』
「案件って・・・もしかして仕事だったら済みませんが」
『あら?もしかしたら何か用事があったのかしら?』
「ええ、実は事情がありまして欧州に行こうかと。」
『あら任務だったら仕方ないわね、それだったら遠山君に報告する事ね。
実は緑松校長先生からいう事があったのよ。』
「へえ、俺らん所って校長がいたんですね。」
『いたのよう、それでなんだけどなんとなんと遠山君に2つ名が
与えられたんですよ~~!』
それを聞いてキンジは心の中からでもへえと思っていると高天原先生は
こう答えた。
『遠山君の2つ名は〈エネイブル〉、不可能な事を可能にして未来の一つとして加えられる。ちなに二だけど感じは・・・分からないから言わないわ。
何せ常用外漢字だしそれに君は既に日本の警察庁とロシアの外交部が君に対して
好印象なんだけどイギリスとアメリカは何だか君に対して色々といちゃもん
付けているのよ~~、中国政府は色々と君に対して恩義があるから取りあえずは
アメリカに対して何とかその文句を取り消せるように努力するってね。』
「ああ・・・まあ俺は構いませんけど。」
『それとね、君にお願いがあったんだけど欧州に行くんなら
お願いできるかしら?』
「・・・内容によりますが。」
キンジがそう聞くと高天原先生はこう答えた。
『実は問題のグループがあって君には監督者として彼らの監視を願いたいのよ、キャラバンⅡで落ちた子がいてその子たちの救済策って意味でヨーロッパに
行ってほしいのよ。』
「何したんですかそいつら?普通堕ちないでしょこれ??」
そう聞くとええとねと言ってこう答えた。
『メンバーは3人でチーム名は〈コンステラシオン〉、メンバーは
〈中空知さん〉、〈島 苺さん〉、〈京極 めめさん〉何だけど
全員シンガポールにいて期限内に戻れなかったからこのままいけば留年確実だからお願いねえ出来るかしら~~?』
高天原先生の困った声を聴いてキンジはううんと唸りながら・・・こう答えた。
「分かりました、微力を尽くします。」
次回は欧州へ行きます。