その後キンジとポーナはダイアナの案内の元高速郊外鉄道(RER)で
パリ市内へと向かって行った。
そして京成スカイライナーみたいな形状である電車で
パリ北駅(ガールデュノール)に着いて・・・ぞっとした。
本来ここは旅行者でありふれているであろう場所なのにその場所は薄暗い・汚い・冷え冷えとした最悪の3拍子が揃っていて周りにはホームレスや薬物中毒者等が
壁際に陣取っており更にその周りには迷彩服をきた警備員がブルバップの
マシンガン(FAーMAS)で武装しながら巡回していたのだ。
「ここまで治安が悪いのかよここ。」
「こんな場所じゃアメリカの黒人街の方がもっと平和的な場所だよ。」
「前に来た時はそれほどは無かったのですがやはり極東戦役が
尾を引いている様ですね。」
「極東戦役って・・・あれは表には関係ないんだろ?」
「普通でしたらですが今や戦争状態、そうなると裏社会でもマフィアとかが
ひしめき合いますので薬物に地上げ等も横行しておられましてそれに伴い
この様な状況となっているのです。」
「成程な・・・だから治安が悪いのか。」
「そうです、それに気を付けてください。ここら辺にはすりが
横行しておられますのでポケットに物は比較的に入れないようにお願いしますね。」
それを聞いて2人は気を引き締めるとそう言えばとポーナはキンジに向けて
こう聞いた。
「クリスちゃんは良いの?呼ばなくて。」
「ああそれな、今回は少数精鋭って事もそうだけど向こうに連絡役を
用意しなけりゃあいけねえだろ?」
「確かにね、けど援軍がいるときはどうするの?」
「向こうで準備させている、スナイプとしての実力が必要な時に呼ぶ。」
「そっか・・・じゃあ万が一に備えておくか。」
ポーナはキンジに向けてそう言ってよっしゃーと思っているとそれではと
ダイアナはキンジとポーナに向けてこう言った。
「それでは皆様私達MI6が使用している宿があります、そこで
先ずは作戦会議を始めます。」
そう言うと何やら黒い車がこっちに近づいてきた。
「何だあれは?」
キンジがそう呟くと車が前に停まって出てきたのは・・・
メイド服の少女であった。
紫の髪でダイアナとは正反対のスレンダーに見えるがクールそうな少女が
現れると少女はこう言った。
「ダイアナ先輩お久しぶりです。」
「貴方は確か候補生の・・・『デヴァン・シャーロット』ですね?」
「はい、現在は医療班に所属しております。」
「医療班ですか、貴方は確か毒物等に関しては天才的でしたしね。」
「はい、それとですが今回は皆様のお迎えと現在の戦闘状況について
説明いたしますので。」
『デヴァン・シャーロット』がそう言って全員を車に乗せるとそれではと言って『デヴァン・シャーロット』はそれではと言ってこう続けた。
「現在の戦闘状況ですが・・・私達『ディーン』は今切迫しております。」
そう言うとこう続けた。
「現在欧州の戦闘状況は最悪に近いです、教会側では強襲されたことで
立て直しに時間がかかりますしメーヤ氏が今何処にいるのか
把握できていません。」
「そうか・・・分かったら俺に伝えてくれませんか?俺はメーヤさんを
助けに来たんですから。」
「申し訳マりませんが貴方は」
「『デヴァン・シャーロット』、遠山様は私の主なのですよ。
連絡してもらわなければ我々MI6の名に傷がつくことになります。」
「・・・分かりました、では襲撃してきたのはドイツの魔女連隊ですが
現在彼女たちが何処を拠点としているのは不明です。彼女たちは幾つもの
近代兵器を保有し其の隠し場所にメーヤさんがいるかもと言われておりますが
彼女たちは魔術も含めてでしょうが巧妙に拠点を隠しておりますので場所が困難としておりますので私達MI6の持っている情報を元手とし確認したところ
カツェは現在パリのストラスブールにいるという事が発覚していますが
それ以上の事は未だ。」
「分かりました、でしたら私達の目的地はストラスブールです。
明日一番にチケットを手に入れたいですね、ですがフランスの首都にいると
言うのが分かりません。あそこには確かミシェラさんの故郷です、彼女の故郷ともいえる場所で何を?」
「そいつはミシェラに聞いたほうが速そうだな、後で連絡してみようぜ。」
キンジは今の事を聞いて後で連絡してみようと言うと
『デヴァン・シャーロット』は車を暫く運転して・・・とある場所に着いた。
「ここか?」
「はい、ココが私達MI6のフランスでの行動拠点です。」
ダイアナがそう言った目の前にあったのは・・・小さな食堂であった。
「ここなのか?」
「けどこういうところならまさかこんな所に基地があるなんて
思わないでしょう?」
ポーナがそう言うとダイアナ達は『デヴァン・シャーロット』と共に中に入ると中にいるのは・・・食堂の従業員であった。
「何か御用でしょうか?」
従業員の一人がそう聞くと『デヴァン・シャーロット』はこう言った。
「『フィッシュアンドチップス』のクリーム煮込み、クリームは
ホワイトポテト和えで。」
「・・・お味のほどは?」
「ポテトは少し冷えたので。」
「・・・こちらへどうぞ。」
そう言って従業員は席を案内するがそれは・・・外に通じる扉であった。
「では・・・ご武運を。」
そう言って外に出て近くにアルごみ箱を開けて中には・・・通路があった。
すると『デヴァン・シャーロット』は全員に向けてこう言った。
「では参りましょう、MI6のフランス支部へ。」
次回は基地内部。