「シルフィからの報告によれば現在彼女はパリの市街地を抜け南東に出ると
言う事ですのでこのままいけばそうですね・・・田園地帯に向かいますね。」
「そうか、席はどうするんだ?」
キンジがそう聞くとそうですねえと思ってこう言った。
するとダイアナがこう答えた。
「私が後ろに行きましょう、ポーナ様は後ろに回ってください。銃を
使うのでしたらポーナ様が適任です、それにご主人様が前に出た方が都合が
宜しいかと思われますが。」
「いやマテ!俺が後ろって言うかサイドに行くから2人が運転席に」
「ええええ!それじゃあカッコが付かないじゃん!!普通は男の子が
前でしょう!?」
「いや俺はだな」
「そうですね、ご主人様が前で宜しいですね。メイドといたしましては主が
そのようなかっこが悪いようでは主様のご好評に傷がついてしまわれますのでではご主人様が前に致しましょう。」
ダイアナとポーナの言葉にマジかよと思っているが今は急がないといけないと思いキンジは仕方なく前に座ってその後ろにポーナがしがみ付くとキンジは
背中に当たる・・・ボインと当たる胸にキンジは内心・・・
ああああああああああ!と言う断末魔を上げながら心を空にしようとしている中
ダイアナが後ろに乗るとキンジ達は其の儘『トライアングル』で走って行くと
田園地帯に入って暫くすると・・・カツエに姿を確認した。
「見つけたぞ!」
「キンジ、ここは追跡だから見えるか見えないところで監視だよ!」
「分かってるさ、ダイアナ。此の儘行くと何処に向かうんだ?」
そう聞くとMI6からの計算しているのであろう暫くすると・・・こう答えた。
「如何やら此の儘いって確立が高いのは『クベール飛行場』と
言う事らしいです。」
「『クベール飛行場』か・・・其れってどこなんだ?」
キンジがそう聞くとダイアナがこう答えた。
「フランスのリゾート地区『クールシュヴェル』と言う地方です、
フランス南東部でしてアルプス山脈にあります。」
「そうか・・・それってどっちに飛ぶ飛行機があるんだ?」
キンジがそう聞くとダイアナはこう答えた。
「ご主人様、『クベール飛行場』には特定の便はありません。
『クベール飛行場』はどちらかと言えば個人飛行機を持つ人たちが飛行機を保有しそこから他の地方に飛んで行くことが出来ます。」
「となると・・・奴らはチャーター便か個人飛行機でどっかに行くって事か?」
「恐らくそうですね、ですがご安心してください。あちらには
MI6が保有する小型飛行機がありますのでそれに乗り換えましょう、
セスナもありますのでそれで。」
ダイアナの言葉にキンジはそうかといって其の儘『クベール飛行場』に
向かって行った。
『クベール飛行場』は風変わりな飛行場で離陸時には下り坂を、
着陸時には上り坂を使用しここを利用するには山岳関係の特別な免許が
必要なのだ。
そんな中でキンジ達はカツエ達が向かった『クベール飛行場』に入るとそこには既に数名の黒服の男たちが待っていたのだ。
「ダイアナ様、準備は整っております。飛行機は6番ハンガーで待機済みです、機体は『ファントム』。形状は『アブロ・アンソン』をベースにした双発機です、ステルス能力を保有しておりジャイロのエンジンは最新型となりまして機動性は
保証済みです、着陸場所は分かりましたらMI6経由で我々が
アプローチさせますのでご心配なくお飛びください。」
そう言うと其れとと言って黒服の男性が写真を取り出して見えたのは・・・
1機の飛行機であった。
「こちらがレギメント・ヘクセが使う飛行機のヒンデンブルク号を小型化した
タイプでこちらはオリジナルの奴ですので悪しからず、性能は・・・
まあ見ての通りの飛行船ですが恐らくはステルス能力は高いと思われますので
ご容赦のほどを。」
それとですがと言ってこう続けた。
「出立は彼女たちが出てから40分後に出てください、追いつく可能性が
高いですので。」
それを聞いてキンジはマジかよと思いながらこう続けた。
「それとですが敵は如何やら武器を持って何処かに行くようです、もしかしたら敵の武器庫の所在が分かるかとしれませんので場所が分かり次第各支部に報告して近隣のMI6に出撃させるように致しますので。」
ご武運をと言って立ち去って行くとキンジは暫く考えていると・・・
こう答えた。
「・・・今は動くべき時じゃあ無いって思う。」
「へえ・・・今まではメーヤさんを助けるって言ってたのにねええ。」
ポーナがへえと子馬鹿にしたような口調でそう呟くとキンジはこう返した。
「正直そうしたいんだが今焦ったとしても問題が解決するどころかもしかしらメーヤさんを危険に巻き込んでしまうかもしれないからここは慎重に事を
進めたいんだ。」
キンジの言葉を聞いてダイアナは流石ご主人様と言わんばかりにキラキラと
目を輝かせているとキンジは頬を掻きながらこう言った。
「まあ・・・今はチームを引き入れているからな・・・そういやあだけど援軍についてだが。」
呼ぶかと言うとそれを聞いて2人はこう答えた。
「「呼ぼう(呼びましょう。)」」
次回は援軍が来ます。