翌朝キンジ達は一足早く、それもまだ陽が出ていない時に目を覚ますと先ずはと
ダイアナが作ってくれた簡単な食事であるスープを飲んで暫くするとポーナと共に
特殊マントとインクルシオで身を隠すとカツエ達が何やら
兵員輸送用トラックに乗ってどこかに行くのが見えるとキンジは全員に向けて通信でこう言った。
「今カツエ達が出て行った、恐らくは拠点に行ってるんだと思う、
輸送用トラックで走って行ってるから追いかけるぞ。」
『了解しました、私とクリスさんは車で追いかけます。』
「分かった、俺とポーナは上空から追いかける。」
キンジがそう言うと通信機の向こうにいるポーナも了承すると互いに飛翔して
向かって行った。
彼女たちは半日間移動した後ケッテンクラートに乗り換えて移動して
其の儘湖に向かうと上空にいるポーナとキンジはそこから降りてキンジ達は
ダイアナ達を待つことにした。
「ここで待とう、先ずは全員が集まることが・・・おいマテ何で・・・
・・・・・あいつらいるんだ!?」
キンジがそう言って視線の先にいたのは・・・ミシェラ達であった。
「おいミシェラ!今何してるんだ!?」
『何だ遠山か!脅かすでない、
今〈MUSEE DE LA GUERRE ECOLE(エコール戦争博物館)〉にいるのだが?』
「戦争博物館!?お前らもしかしてだけど・・・古城にいるのか?」
『ああそうだが・・・何故知っているのだ?』
「ミシェラ・・・お前手を振ってみろ、俺も応える。」
『?』
何だと思ってミシェラが手を振ると湖の畔で手を振るのが見えた。
『・・・お前何故ここにいるんだ?』
ミシェラが少し声を低くしているとキンジはポーナを見て・・・そしてポーナがこくりと頷くとこう答えた。
「そこがカツエ達のアジト・・・武器庫だ。」
ミシェラ達がキンジ達と合流すると電話越しで今向かっているダイアナ達と
交えて説明会が執り行われた。
「とととととととということととととてゃ・・・ここはその・・・ててててててテロリストのああああああああああアジトってこここことにいいいい!」
「そうだ中空知さんって言うか落ち着けって先ずは・・・
まあその通りだがな。」
キンジがそう言っているととなるとと島はこう呟いた。
「あそこにある戦車も展示品もその気になればって・・・ことですよね?」
「ああその通りだなっておい島、お前目を輝かせるなって。今は・・・
人質救出作戦を中心とした情報が必要だ。」
「そうなると中の入り方から考えないとねえ。」
ポーナがそう言っているとそうだなあと言って・・・キンジはこう言った。
「いや・・・もし使えるんだったら・・・あそこにはあるじゃないか山ほど。」
そう言ってキンジは博物館の方に目を向けるとミシェラは・・・
ああああと言ってこう続けた。
「成程な、コンステラシオンの出番だな。」
そしてキンジ達は一度内部に入るとミシェラ達と別れた後にもう一度
インクルシオで透明化になるとカツエ達と同じ服を着た少女達を見てキンジと
ポーナが互いに地下に入るとそこで目にしたのは・・・薄暗くて
おどろどろしい広間が見えた。
「どうやらここが奴らのアジトのようだな。」
「じゃあ後はメーヤさんを見つけて」
とんずらだねと言おうとしたその時に・・・・厄介な事が起きたのだ。
動物たちが一斉にキンジ達がいる方向に向けて・・・威嚇し始めたのだ。
「そこにいるのは誰だ!」
そう言って現れたのは魔女帽子ではなくステレオタイプなナチの軍帽を
着ていたのだ。
ワンレングスの長い金髪で目つきが鋭くすらっとした背丈のサディスティックな目つきをした美女がそう言うと辺りにいた魔女達も身構えた瞬間に
キンジとポーナは透明化を解くとカツエはにひひと笑いながらこう言った。
「よう手前また会ったな!」
「おうよ、手前が中国で爆弾何て出してくれたからな。」
こっちは迷惑だったよと言っているとほうとこの中で最も偉いのであろう女性がキンジの前に出るとこう言った。
「ふむ、面白い武装をしているが貴様がカツエの言っていた
『遠山キンジ』か。」
そしてと女性はポーナを見てこう続けた。
「アメリカ武偵で有力視されている貴様もいるとなるとこれは厄介だな・・・
後仲間は何人いるんだって・・・ああ言わなくて良い・・・
・・・・・2人いるのだろ?」
「「!」」
キンジとポーナはそれを聞いて何でと思っているとほほほほと女性は
こう答えた。
「簡単よ、貴方達が私達を監視しているように使い魔たちが貴方達を
監視していたのよ。」
そう言うと同時に烏たちが一斉に鳴き声を上げると畜生と思っていると
女性は更にこう続けた。
「それにしても哀れね、作戦は失敗しているとも気づかずにこうやって
来てくれたのだからあの女を捕まえた甲斐があったと言う物よ。」
おほほとそう言っているとキンジは女性に向けてこう言った。
「お前・・・メーヤさんは何処にいる?」
キンジがそう聞くとまあ待てと言ってこう続けた。
「その前に自己紹介がしたい、聞かぬ間に死ぬのは嫌であろう?」
そう言うと女性は笑いながらこう名乗った。
「私はレギメント・ヘクセ少将にして戦嵐の魔女『イルメリア・イステル』と
二代目イ・ウー艦長『ゲルト・イステル』の血を受け継ぎシひ孫!・・・
・・・・・『イヴィリタル・イステル』・・・長官よ。」
覚えておきなさいと言っている中キンジは内心ニヤリと笑って・・・
こう思っていた。
「(後は宜しく頼むぜ・・・ミシェラ!)」
そして次回へ。