混弾のキンジ   作:caose

19 / 299
 どんな任務においても受けたくないものなど幾らでもある。


受けいられない内容

 綴はキンジが座るのを確認すると三人に向けてこう言った。

 「今さあ~~星伽についてなんだけど~色々と~あってさあ~。」

 大変なんだよねえとそう言いながらどう見ても正規で買ったとは思えない

乾燥した奴を出して近くにある英語辞書を持ちながらこう続けた。

 「今~こいつ~『魔剣(デュランダル)』に~コンタクト~された~らしい~

のよねえ~~?」

 「『魔剣(デュランダル)』・・・噂とかなら聞いたことがあります。」

 「そう~この~数年~の間に~何人もの~『超偵』が~攫われてるん~

だよね~~。」

 「だがあれは所詮は都市伝説」

 「いえ・・・実在するわ『魔剣(デュランダル)』は。」

 キンジが言いかけている中でアリアがそういうと綴はこう続けた。

 「そう~、レザドからのレポートに~SSRからの~予言もあるし~~。」

 「ですけど私はその・・・ボディーガードとか・・・幼馴染の・・・キンちゃんの身の回り」

 「あ、そういうのはもう間に合ってるから大丈夫です。」

 「そんな!!」

 星伽はそれを聞いてガビーンとしているがキンジは知らんと言わんばかりに

綴に向けてこう聞いた。

 「先生、SSRの予言は誰が?」

 「ん?~確か~天草~だったよ~~。」

 それを聞くとキンジは分かりましたと言って星伽に向けてこう言った。

 「白雪、もうすぐアドシアードだからその間ボディーガードでもついていろ。

下手したら洒落にならないぞ。」

 「あ、あのねキンちゃん。それで何だけど。」

 「?」キンジはそれを聞いて何だと聞くと綴がこう答えた。

 「星伽は~アンタに~ボディーガード~頼みたいん~だって~~。」

 「はあ?何言っているんですか??普通ボディーガードは同性って

決まっているでしょう?」

 「そう~何だけど~本人がね~どうしてもってさあ~~。」

 受けてくれないかって聞くとキンジはこう聞いた。

 「それって強制ですか?」 

 「いや~これは~自由~。」

 「アリアがいるのは?」

 「アサルトからの~推薦~~。」

 「でしたら俺は断ります、こいつがいると部屋が酷いことになりますから。」

 主に松葉に出会った瞬間からなと言って出て行こうとすると星伽が大声で

こう言った。

 「待ってキンちゃん!キンちゃんはあの女に騙されて」

 「俺の仲間に向けて言うんじゃねえ!」

 「!!」

 キンジの大声を聞いて星伽はびくりとするとキンジはアリアに向けて

こう聞いた。

 「お前の部屋って確か女子寮だよな?」

 「・・・ええ、そうよ。」

 アリアは何やらキンジに対して顔を見せずにそう答えるとそうかとキンジは

こう言って出て行った。

 「俺は今回の事は何も聞いていない、それで良いよな綴先生。」

 「・・・OK~。」

 綴はそう答えると煙草を吸い始めた。

 そしてキンジは出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「成程、確かに星伽さんが狙われていると私が予言しましたが遠山君に

ボディーガードとは。」

 「あの女どんな手段を使ってでもアタシ達をキンジから

離したいんでしょうね。」

 天草と松葉が互いにそう言いながら昼食を再開しているとキンジがこう言った。

 「今俺はアドシアードの準備もあるからな、それにアリアなら大抵の事は

何とかするだろうが何故アイツも?」

 キンジはあいつは攻める派で守るのには適していないのにとそう言っていると

恐らくと天草がこう答えた。

 「イ・ウー関連・・・でしょうかね?」

 「!!・・・成程な。」

 あり得そうだなとキンジはそう言いながら残ったハンバーグをご飯に乗せて

搔っ込みながらこう考えていた。

 「(恐らく『魔剣(デュランダル)』もイ・ウー関連なればアイツが出張るのも納得がいくな、アサルトからの推薦って言うよりもあいつ自身が

売りこんだって所だがボディーガードに付け込んで俺も巻き込ませようと白雪の奴

考えていたようだな。)」

 そう思いながら食事を終わらせるとキンジは2人に向けてこう言った。

 「取敢えず俺達はアドシアードに向けて準備するしかないだろうな。」

 「そうですね、私も遠山君も裏方の、松葉さんは放送ですしね。」

 そういうと天草はキンジに向けてある事を聞いた。

 それは・・・キンジの腰に差している剣についてだ。

 「遠山君、その剣はあれ以降どうですか?」

 そう聞くとキンジはこう答えた。

 「ああ、前にあの鎧の姿になってから何だか振っている間も今までよりも

軽くなった気分がするけど何だ?」

 キンジがそう聞くと天草は慌ててこう答えた。

 「ああいえ、初めて見たのでその後の体の調子が気がかりだったのですが

大丈夫のようですね。」 

 そう言いながらお茶を啜っているが彼が何故こう聞いたのかの理由は・・・

以下の事であった。

 「(可笑しい、あの時寄鎧が顕現した際に感じたあの悪寒は一体何だったダ?

まるであれは・・・この世の生き物ではないナニカを垣間見た様な・・・

そんな感じでした。)」

 そう思いながら当面は様子見ですねと天草はそう思いながら今後の事を

考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして時を経て数日後。

 アドシアードの日がやって来たがあるメールを見て驚いた。

 その内容は・・・これだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『星伽白雪が行方不明、これを見た生徒は至急捜索すべし。』

 という・・・何しているんだと言わんばかりの内容であった。




 そして白雪は何処行った!?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。