「あんたは一体?」
「先ほど言った通りです、私の名前はローレッタと申します。バチカンから
派遣された元エクソシストです。」
そう言ってにこやかに笑っているとキンジはこう聞いた。
「今の話だが俺の予測に過ぎないし俺は・・・仲間を疑いたくない。」
「よき心がけです、ですが今は戦争中。もしかすればスパイが
今も何処かにいるかもしれません。」
ローレッタの言葉を聞いて全員が確かになと思っている中デヴァンはこう言った。
「でしたら私達は互いに違う人間で監視しあうというのは如何でしょうか?
違うチーム同士で組み合う方が良いかと。」
「となると・・・ポーナは特殊技術の塊だしダイアナは俺の事絶対
着いて行くし。」
「当たり前ですご主人様、私は常に主のお側にて行動するのですから。」
ダイアナの言葉にどうすべきかと思っていると・・・ミシェラがならばと言って
こう続けた。
「コンステラシオン、遠山がそっちに着くのはどうだ?向こうは
こちらの事は分かってないしそれに実力は・・・まあそれ程ではないかもしれんが
怪しまれんだろ。」
その代わり腕利きも揃えたほうが良いがなと言うとそれじゃあと言って・・・
こう続けた。
「分かった・・・じゃあ奴らには・・・ミシェラ、お前も加わってくれ。
あいつらは元々お前が引率しているしな。」
「・・・分かった、騎士の名にかけて宣言しよう。私は絶対にお前を
裏切らないと。」
それを聞いてキンジは分かったというと他はと言うと・・・ローレッタが名乗りを上げた。
「でしたら私の加わりましょう、盲目の私でしたら怪しむリスクはないので。」
そう言うとキンジは暫くして・・・こう答えた。
「良し分かった、それじゃあ・・・コンステラシオン再結成と行くぞ!」
それを聞いて全員が了解と言ってそれぞれが行動を開始した。
「それじゃあまずは観光再開と洒落こむぞ、其れと今回の事は・・・
一応だが学校には報告するから武器は万が一に備えて常備しておけ。」
それを聞いて全員が頷くと其の儘観光を再開した。
「一応は大丈夫のようだな、だけど・・・万が一があったらいけないな。」
キンジはそう言って周りを見渡していると・・・ある男が見えた。
カーキ色のラム革トレンチコートを着た二十歳くらいの白人の長身の男性が
まるで何かを気にしているかのように立っているのが見えた。
「あいつ・・・怪しいな。」
「?・・・あいつか、あの身のこなしから見て・・・どう見ても堅気では
なさそうだな。」
どうするとミシェラがそう聞くとキンジは中空知達を見て・・・こう答えた。
「いや、今は放置だ。何かしらのアクションが起きない限りは無視しよう。」
「分かった、だが武器は用意しておくぞ。」
ミシェラがそう言って離れる事と相まった。
「それでは私達は今ある私用で・・・人質になったとある武偵の救出作戦を
執り行っているのだ。」
「ああああああのおおおおおおおお、其れってつまりりりりりりりりいr・・・
こここここんかかかかかかかかかかいいいいいいいののののののののののもももももくてててててきでえでででででよよっよろししいいいいでえででごごごございままままままましょうかかかかかかかか。」
「中空知、少し黙っててくれ。まあその通りだが本来ならば2組で
行動していたのを今回色々と問題が出来たため遠山をコンステラシオンで
合流する、他のメンバーは諸事情で別行動を取る為全員は動きに警戒してくれ。
そう言うのはまあ基本高位かもしれんが気を付けるように。」
ミシェラがそう言うと全員がこくりと今度は真剣な表情で頷いていた。
今彼女たちがいるのは駅前にアル教会、昔は何人かの人間が
利用していようであるが今は廃屋となっているがために
誰も利用していないのだ。
「我々はこれから旅行として本来ならば空港に帰るべきだろうがだが
敵がいることを想定して私達はオランダへ向かう、敵施設がそこにあるという
証拠が挙がっているため全員最終的にそこで合流する。」
「あの・・・あのシスターさんは一体何なんですの?」
島がそう聞くとミシェラはああと言ってこう答えた。
「彼女はとある理由でこちらで預かっているが彼女は戦力外だ。」
戦えないしなと言ってそうなんだと思っているとキンジが少し離れた場所からローレッタと共に向かって行くのが見えるとこう言った。
「今電車のチケットの予約が入った、この近くの駅『スハールベーク』で
オランダ迄乗って行ってそうだなあ・・・夕方に着くだろう。皆準備してくれ。」
キンジの言葉を聞いて全員が一路オランダへと向かう中・・・
例の二十歳くらいの青年がそれを見て・・・耳元の無線機でこう呟いた。
「そうだ、私はこれより奴らを追う。奴が何かしらの事で動いた時点でもう一度連絡する、それとだ・・・大丈夫だ。既に狙った獲物に餌も共にアル・・・
其れとだが・・・例のアイツを使え。私が責任を取る、良いなあいつを・・・
・・・・・『ウインター』を使え。」
「然しなぜこいつを使うのでしょうね?」
「分からん、だが・・・何する気だあの人は?」
そう言って目の前にアル檻に繋がれていた・・・
・・・・・全身拘束具の男性がそこに縛られていた。
次回へと続く。