あれからと言う物キンジ達は観光しながらも港や辺りの施設とかを見回っているが何も情報が入らなかった。
そしてこの街で唯一の教会に入ると既に・・・先客が3人程来ていたのだ。
両名ともEU系ではない顔つきである為観光客と一瞬思ったがキンジは賺さずに・・インクルシオを持っていた。
目の前にいてキンジの方に目を向けた男女を見るや否やキンジが身構えた瞬間に
教会に於いて最前列にいる・・・黒いレインコートを来た左目にアイパッチがある
黒人のスキンヘッドの男がキンジの方に目を向けてこう言った。
「待て遠山キンジ、我々は君の敵ではない。」
そう言うがキンジはこう返した。
「生憎だが俺はアンタラみたいなどう見ても堅気じゃねえ奴らの言う事は
聞けねえんでな。」
「それは困るな、私は君に敵意はない。それに君もここで彼らとやりあうのは
御免被りたいだろう?」
黒人の男がそう言うのを聞くとキンジは確かにと考えていた。
薄い金髪の男性もそうだが赤茶色の髪の女性も只物ではない、ここで戦えば
インクルシオを展開する前に死ぬ可能性が大だからだ。
仮に変身できたとしても全員を脱出する事が出来るのかと思っていると・・・
更に背後から声が聞こえた。
「そこまでにしたらどうだ『フューリー』、僕たちは戦いに
来たわけではないのだから。」
「!」
キンジはその声を聴いて驚いていた、殺気が認識できなかったことに
驚いていたのだ。
気を付けていたはずなのになぜと思っていると現れたのは・・・金髪の男性であった。
体格から見ても間違いなく軍人であると伺えるがキンジは気を引き締めていると男性はこう言った。
「待ってくれ、さっき言ったように僕らは戦う気は全くない。それにここで
戦った時のリスクを思う君がそんな短絡的な事はしないと思ってるよ。」
「・・・あんたら一体誰だ?」
キンジがそう聞くと背後にいた男性がこう答えた。
「確かに、君は僕たちの事は知らないのに僕らは君の事を知っているのは
不公平だ。だろ『フューリー』???」
「ああ・・・先ずはフェアに自己紹介と行こう。」
黒人の男がそう言うと先ずはと言って薄い金髪の男性を紹介した。
「彼の名前は『ホークアイ』、コードネームだが一流の弓術師だ保証しょう。」
「よろしくな。」
「彼女は『ブラック・ウイドウ』、スパイとしては一流。諜報においては
素晴らしい成果を上げている。」
「よろしくね。」
「そして君の後ろにいる男は『キャプテン』と我々は呼んでいる、身体能力に
加えて指揮管制。特に現場指揮に関しては絶対の自信を持っている。」
「よろしく。」
「そして私は『シールド』と呼ばれるアメリカの
国土安全保障局直轄戦闘部隊隊長の『ニック・フューリー』、これは本名だ。
さてと、我々の素性を知ってしまったが君には協力してほしいことがある。」
「・・・断れば。」
どうなると聞くと『ニック・フューリー』は鼻で笑ってこう続けた。
「それを聞いて君は今すぐ仲間の所に行けるのかね?」
スーパーヒーローではないのにと言われて糞とキンジはそう思っていると
『ニック・フューリー』こう続けた。
「君は仲間を第一に考えてくれるから助かる、我々がこの国に来たのは
レギメント・ヘクセの動きを探っていたのだ。」
「レギメント・ヘクセ!何であんたらが!!」
キンジがそう聞くと『ホークアイ』がこう返した。
「奴らは幾つもの独裁国家に武器を提供している、兵力も然り。
そしてそれはアメリカと対決姿勢を取っている国家だからだ、此の儘行けば
民主主義に罅を入れられかねんからな。だからこそ我々は奴らの帆船を潰し奴らの海洋輸出手段の一つを潰すために少数精鋭で来ているのだが奴らは何処に
構えているのか検討が付かなかったが・・・君たちが奴らの武器庫を
破壊してくれたおかげであの時潜入していた『ブラック・ウイドウ』が情報を
取り出す時間を稼いでくれた。そして我々は奴らの無線情報からある場所が
分かったが・・・ここで問題が一つ。」
『ニック・フューリー』がそう言うとキンジは何だと聞いてきたので
『ニック・フューリー』はこう答えた。
「奴らと戦うには戦力が足りないが今しか戦える機会がない、奴らは如何やら
捕虜と共に『竜の港』と呼ばれる場所に向かうそうだ。だがそこは表向きは
一般人が保有する土地だが実際はレギメント・ヘクセが保有する秘匿基地、
既に出航していて到着するのは2日後。海流等の問題で魔術で何とか向かって
行けるところらしいがレギメント・ヘクセは只の・・・隠し名だ。」
「隠し名?・・・何だ一体??」
キンジがそう聞くと『キャプテン』はこう答えた。
「『ヒドラ』。」
「?」
「第二次世界大戦時にヒトラーの直属の部隊であったが独立して奴らは
自分達だけの力で世界征服しようとしていたんだ、特殊な武器を使ってな。」
「それでだけど・・・俺は何すれば良いんだ?」
キンジがそう聞くと其れはと言って『ニック・フューリー』がこう続けた。
「君は情報提供者・・・『ヒドラ』と組んでいると思われる
『リバティー・メイスン』に情報提供しているスパイを見つけてほしい。」
次回はどうなる事やら。