混弾のキンジ   作:caose

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 アジトが分かった。


敵のアジトへ

あの後キンジはミシェラ達を連れてMI6と合流して(コンステラシオンは近くで

MI6が保有するホテルで待機)隠し基地の一つに入るとダイアナに電話して諸事情を報告すると成程と言ってこう続けた。

 『私も同意見ですご主人様、となると一番怪しいのは・・・もしかしたら。』

 ダイアナがそう言うとキンジは暫くしてこう答えた。

 「・・・多分そうかもしれない、取りあえずは何があっても良いように

気を付けてろよ。」

 『分かりましたご主人様、今我々は『アイセル湖』にいます。ここら辺は

海から切り離されあているため帆船どころか船一隻すら入れませんので。』

 「『アイセル湖』?そこは確か大堤防があったはずだ、堤防の壁は厚く

それに何より・・・いや待てよ・・・これまら・・・もしかすれば。」

 「おいミシェラどうした?何考えてんだ??」

 キンジはミシェラに向けて聞くとミシェラはダイアナに向けてこう聞いた。

 「ダイアナ!一つ聞くがそこらへんには島とかないか!?」

 「おい何だよミシェラ!」

 「遠山は黙ってろ!あるのかないのかどっちだ?!」

 『ええとですね・・・ポーナ様そちらはどうでしょうか!?』

 『ええとねえ・・・あった!地図じゃあ2つある。』

 「その中で最も陸地に近いのはどっちだ!?」

 『陸地に・・・ええとねえ・・・あった、アムステルダムから少し遠いけど

小さな島!そこには道が繋がってる!!』

 「分かった、後で合流する。」

 「おいマテよミシェラ!悪いがまた!」

 『それではご主人様、お気をつけて。』

 ダイアナがそう言って電話を切るとキンジはミシェラを追いかけた。

 「おいマテよミシェラ!分かるように説明してくれ!!」

 キンジがそう聞くとダイアナはこう答えた。

 「良いか遠山、我々は奴らが保有する竜の港に向かうが奴らの帆船を

見つけようとしていた。」

 「まあな、奴らは帆船で外交するって聞くし」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それがでたらめだとしたら?」

 「・・・何?」

 「我々を陥れるがためにでたらめな情報を出して右往左往する間にメーヤを

人質にグレナダがバチカンに・・・いや、お前を誘い込むがために態とメーヤを

囮にしているとなればどうだ?」

 「俺を誘い込む・・・何で俺を?」

 理由が分からんと言うとミシェラはこう答えた。

 「そこまでは分からないが・・・何かあると思ったほうが良いぞ遠山、敵は

お前をご所望だからな。」

 そう言って出口に向かうミシェラを見て何だろうなと思いながら同じように

向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アイセル湖、嘗て海だった場所を干潟にするがために巨大な大堤防を

造った場所。

 普通ならば干上がって土になるはずなのだがその後も水は残り湖として

存在する、そんな場所でキンジ達はシールズと共に向かって行くとダイアナ達と

合流したのだ。

 「あの島はこの湖が出来てからは展望台があり監視されているが・・・どうやらビンゴのようだな。」

 ニックが双眼鏡を使ってそう言うとキンジは光り輝いている展望台を見ると

こう答えた。

 「ああ間違いない、然もレギメント・ヘクセだけじゃないな。」

 そう言って双眼鏡に映っていたのは・・・レギメント・ヘクセの制服を着た

少女達だけではなく見たこともない制服を着た人間と私服だが何やら

堅気ではない事が分かる見た目をした人間がいた。

 「如何やらミーティアまで来ているようだな、それと・・・あいつか

背の高い東洋人?」

 キンジがそう言って見えた先にいたのは・・・頭部に角が生えた女であった。

 着物を着ていて目測190センチクラスの巨人みたいな女性であった。

 そしてニックはさてと言ってこう続けた。

 「君は我々にこう言ったな、裏切り者の存在・・・誰なんだ?」

 そう聞くとキンジは・・・ローマイヤを見てそして・・・更に背後にいる

人間に向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ローマイヤさん、アンタだろ?そして出て来いよ・・・そこにいる奴。」

 『『!?』』

 それを聞いて振り向くとキャプテンはこう言った。

 「成程な、目が不自由ならば怪しまれないと思うのは不思議じゃないが・・・

君は誰なんだ?」

 そう言いながら出てきたのは駅で見た・・・あの男であった。

 「手前はリバティー・メイソンのメンバーか?」

 キンジがそう聞くと男はこう答えた。

 「そうだ、流石だな遠山キンジ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・我らが同士であるワトソンを殺しただけの事はある。」

 「「!」」

 それを聞いて中空知と島が目を大きく見開いて驚くがキンジはこう返した。

 「知らねえのか?殺したのはブラドの娘だ、あいつは確かに俺達の目の前で

死んだがあの時は」

 「同じことだ!お前があの時ワトソンにやられていれば彼は死なずに済んだ!!そしてリバティー・メイソンは落ちぶれることもなくヒドラなどに組する事なんて無かった!?」

 「君の目的は遠山キンジか・・・ローマイヤ、君は何故彼に協力を?」

 「そ・・・それは・・・。」

 ローマイヤがそう言って何かを言いたげな口調であるが男はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「簡単だ!メーヤを引き渡したのはローマイヤの上司だからだ!!

だがこれで貴様を殺す大義名分が出来たという物だ・・・最早お前の味方など

僅かにすぎないし我らリバティー・メイソンにヒドラ、ミーティア、

レギメント・ヘクセ連合軍が出た以上貴様に勝ち目は」

 無いと言いかけた瞬間に男の背後から一人の人間が現れた。

 その男はマシンガンを持っているがキャプテンはその男を見て・・・

こう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『バッキー』?」

 そう言うがその男はこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お前は・・・俺を知っているのか?」




 そして17巻へと続く。
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