「「は?」」
突然の言葉を聞いてキンジと松葉は同時に何言ってんだと思っていると
セグウェイにある通信機からこう通信が来た。
『チャリを降りやがったり減速したりさせやがると爆発しやがります』
そう言いながら更にセグウェイが後ろからやって来たのだ。
それも・・・UZIと言うイスラエル製の短機関銃付きで。
「ちょっとあれってUZIじゃないの!?」
「秒間10発の9mmパラベラム弾を撃つあれかよ!然もよく見たら12台も!!」
キンジはそう言いながら自転車を見渡しているとまさかと思って松葉二向けて
こう聞いた。
「松葉!お前が今座っているそこ!ちょっと確認してくれるか!?」
「ええ!・・・まさか・・・ないわよねえ・・・」
松葉はそろりと下を触ってみると・・・。
「・・・嘘でしょ・・・・?」
「・・・そこかよ。」
マジかよと思っていると松葉は思い切って下にある物が何なのかと確認すると
こう答えた。
「はあ!プラスチック爆弾って何よこれ!!」
「落ち着け松葉!大きさはどの位だ!!」
キンジがそう聞くと松葉はこう答えた。
「どう見ても・・・サドル一つ分だから・・・」
「自転車どころか自動車も木っ端みじんじゃねえか。」
キンジはマジかよとそう思いながらこう続けた。
「兎に角人気のない所まで走るぞ!それと援軍も!!」
「天草にでもかけるの!?」
「他の連中もだ!片っ端から電話するしかねえだろうが!!」
『助けを求めてはなりません。携帯を使用した場合に於いても
爆発しやがります。』
「・・・電波受信型って事よね。」
「くそが!何だってこんな事に!!」
キンジはそう毒づきながらもどこかで松葉だけでもとそう思っていると
松葉がこう答えた。
「キンジ!こうなったら何台かセグウェイと銃座を破壊して
強奪するしかないわよ!!」
「無理だろそんなの!今爆弾を背負っていてッて言うかお前がいるから」
「其れってあたしがお荷物って言いたいの!」
「違う!仲間だと思っているからお前を巻き込んでって言うかお前が
怪我するって言うリスクがあるだろうが!!」
「そんなのこの学校に入学した時点で大なり小なり皆覚悟は
決まっているわよ!!」
「それでも俺は!・・・俺はこれ以上・・・誰かがいなくなるのは
嫌なんだよ・・・!!」
「キンジアンタ・・・。」
未だとそう思っていると・・・松葉はあるものを見て俯いているキンジ二向けてこう言った。
「ちょっとキンジ!あれ!!」
「?・・・!!」
キンジはそれを見て目を見開いた。
何せ・・・武偵校の第二グラウンドに入って近くにある七階建ての
女子寮のマンションの屋上の縁に・・・女の子が立っていたのだ。
武偵校の制服。
足元に迄届くかのような長さを誇る長いピンクのツインテール。
そして彼女は其の儘・・・飛び降りた。
「えええ!飛び降りたーーー!!」
「おま!まさか自殺だったのか!!」
松葉とキンジはそれを見て驚いたその時に・・・更に驚愕な事が起きた。
突如彼女が・・・飛んだ・・・?
「ねえあれって・・・」
「・・・パラグライダー・・・」
いや、違った。
予め後ろに背負っていたのであろう、パラグライダーが出てきたのだ。
何だと思ってほっとしていると彼女が・・・こっちに近づいてくるのが見えた。
「ちょ!ちょっと待ちなさいよ!!」
「この自転車には爆弾が」
松葉とキンジがそう言って止めようとすると少女は大声でこう言った。
「ほらそこの馬鹿ども!さっさと頭を下げなさいよ!!」
少女はそう言っていきなり七メートル向こうにあったセグウェイを二丁拳銃で、然もパラグライダーの操縦中と言う不利な条件の中で全弾命中と言う
とんでもない事を成し遂げたのだ。
「嘘でしょ・・・」
「マジかよ。」
松葉とキンジはその光景を見て目を点にしてそう呟くと少女は二丁拳銃を回してホルスターに収めると彼女はスカートのお尻を振り子みたいにして
険しい表情のまま・・・キンジ達目掛けてやって来た。
「ちょっと待ってよーーー!!」
「さっきから言おうとしているんだが後ろに爆弾が」
「馬鹿!」
少女は松葉とキンジの言葉を無視してこう言った。
「武偵憲章一条にあるでしょう!『仲間を信じ、仲間を助けよ』ーー
行くわよーーー!!」
そう言って彼女は逆さになって・・・某アニメ映画での
空からの救出シーンの如き態勢になるとキンジはまさかと言って松葉に向けて
こう言った。
「くそ!こうなったら自棄だ!!松葉、俺があの子を掴むからお前は俺の背中に摑まってろ!!」
「わ、分かったわ!!」
松葉も覚悟を決めたようで互いに同時に自転車から飛び移って
暫くした瞬間に自転車が・・・爆発した。
そして3人は其の儘吹き飛んでいくがキンジは不味いと思っていた。
この先には体育倉庫があるのだが何をとち狂ったのかどうか分からないが防弾に優れた奴で滅茶苦茶固いのだ。
まあ、それを止める鍵は予算的な都合でぼろいと言う難点があるので
キンジはそれを思い出して懐から拳銃を構えて撃って当てた後に
背中に抱き着いてた松葉を下から抱き上げるように自身の前に移した瞬間に・・・体がそれに当たった。
「あが・・・!」
キンジはそれに当たって一瞬であるが・・・意識を失った。
次回は倉庫にテ。