混弾のキンジ   作:caose

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 鬼が来るかもしれまい。


鬼の予報

「神崎が倒れた!?」

 キンジが武偵校で昼食中の中そう言った、現在彼らは天草・松葉達と共に

食事をしていたがそんな中で柳生が報告したのだ。

 「本当のようです、戦妹の間宮から聞いた話ですが先輩に対しての悪口や

貴方の部隊の行動を分析していたがその途中で倒れたそうです。現在は集中治療室で入院していまして日英の武偵達がこれを警護している模様です。」

 そう言って焼きそばを食しているとそうかとキンジはダイアナが作ったニュー麺と野菜たっぷり餃子を食べているがまさかと考えていた。

 それは・・・緋緋神が復活しようとしているんじゃないかと。

 そんな中で準備は怠らないように準備をしていると・・・どこからか声

が聞こえた。

 「何かあったのか?」

 そう言うと近くに来た武藤がこう言った。

 「ようキンジ!如何やら京都からすっげえ美人がきているから皆見に

行ってるようだぜ!!」

 俺達も見に来たんだぜと言ってそっちに向かって行くと如何やら食堂に来て

キンジはそれを見て・・・嘘だろうと呟いた。

 何せ現れたのは・・・『八坂』であったのだ、然も着物ではなくスーツであったが胸元がきついのであろう胸の谷間が見えている中でもう一人の人間も見えた。

 顔を仮面で覆って服装は青のスーツで身に纏ったキンジ達よりも

背の低い男性が現れたのだ。

 するとキンジ達の目の前に八坂と男性が近寄るとキンジに向けてこう言った。

 「これはこれは遠山はん、今回の欧州の仕事お疲れ様どす。」

 「いや、あれはコンステラシオンもいたからな。あいつらがいなかったら俺一人で欧州迄行けたとしてもメーヤさんを助けれたかどうか分からない。」

 「それでも貴方のおかげで欧州はこの戦から欧州とアジア一帯が抜けました、

この愚かな戦を終わらす事が出来るという事に私共一同感謝いたします。」

 そう言って八坂が頭を下げると近くにいた仮面の男性がふむと言って

こう続けた。

 「君が遠山 キンジ君か?成程。欧州の戦争を止めれる程の実力は見てとれんが

まあそれは戦えば分かるはずだな。」

 「八坂さん、この人は?」

 キンジがそう聞くと八坂がこう答えた。

 「ああ、このお方どすか?この人は『アビゲロン』と申しまして欧州の

十字教会から派遣された者どす?」

 「何の為に?」

 「この間の戦いで人事異動等で色々と厄介らしゅうてなあ、それで

今回うちらの所に装備科の教師として来たんどす。」

 そう言って『アビゲロン』の事を紹介すると彼はこう続けた。

 「私は元々教会での武器開発が担当でね、特に近接武器が得意なんだ。君は確かローマイヤ女史を救ってくれたね?彼女の仕込剣は私が造ったのだよ、そこでだが私から君に贈り物を渡したくてね。」

 そう言って『アビゲロン』が手渡したのは・・・グローブであった。

 「これってグローブ・・・何の為に?」

 キンジがそう聞くとそれはねと『アビゲロン』はこう続けた。

 「それは『ヨルムンガンド』と言う私が造った仕込グローブだよ、

中には幾つもの細い鋼線ワイヤーが入っていてね。君は近接格闘を

よくやると聞いたからね、それは私からの餞別だよ。さて八坂殿、

私はこれで失礼させてもらおう。装備科の彼らの教室がどの様なのかを

見て行きたくてね。」

 「分かっとります、それでは後で。」

 八坂の言葉を聞いてではと『アビゲロン』は其の儘立ち去って行くと八坂は

それではと言って話を続けた。

 「それでは聞いたと思いますが・・・神崎はんが倒れたことは

知っとりますな?」

 「・・・ああ、柳生から聞いたが不味いのか?」

 キンジがそう聞くと八坂は恐らくと言ってこう続けた。

 「緋緋神の力が大きくなっとりますやろな、此の儘では何時緋緋神が表に出るか分かりまへんからな。何時でも殺せるように準備せんとあきまへん。」

 それを聞いてそうかと思っていた、だが武偵憲章によって殺人は

許可されていない。つまりはどんな時でも捕まえる事しか出来ない中キンジは

どうするべきかと考えていると其れとと言って八坂はキンジに向けてこう続けた。

 「それともう一つ・・・如何やら鬼祓結界が弱まりつつあるそうです。」

 「確か・・・元々はグレナダに対抗するためにあんたの妹がやった

結界だったよな?」

 「ええ、あの子は確かに結界を張られましたが・・・内容が弱かったそうでして既に鬼が数人ほど国内に入っとるらしくてな。其の為今家の者達が数名ほど

見張っとりますが・・・何時動くことになるか分かりまへん、その為あんたの家に家の部下を一人置きたいので許可を。」

 よろしゅう出来まへんかと聞くとキンジは暫く考えていると・・・天草・松葉は互いに頷くとキンジは八坂に向けてこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「分かった、こっちは何時でも良いぜ。」

 キンジがそう答えると八坂はありがとうなと言って其の儘立ち去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あれは・・・誰だ?」

 キンジがそう言った先にいたのは・・・白い着物を着た人影であった。

 「あんたは?」

 キンジがそう聞くと白い着物を着た男性がこう答えた。

 「お初めまして、私は八坂様の通達で貴方の所で厄介となります・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・『超空』と申す。以後宜しくお願いいたします。」

 そう言った黒髪短髪で目の鋭い男性が挨拶してきた。




 次回へ続く。
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