超空、八坂が紹介してくれた陰陽師でその実力はかの『安倍晴明』の再来と
呼ばれる天才的な実力を持っているが年齢は11歳と未だ少年であるがために
メーヤ達やローマイヤ達はまるで弟の様に接しているのか分からないがキンジも
そう言う風に接していた。
其の為か全員が超空が馴染むのに時間が掛からなかった。
そしてそんな中で・・・事件が起きた。
「何だって!病院が襲われた!!」
電話で理子からの報告を天草経由から聞いたことで一体誰がと思っていると・・・超空がこう答えた。
「多分だけど・・・犯人は鬼だと思う。」
「鬼・・・まさかこの間の!」
キンジがそう言っていると恐らくと超空がそうですと答えるとこう続けた。
「奴ら鬼の一族は恐らくだけど昔は船舶だと思うけど今回の鬼払結界の弱体を期に日本に侵攻してきたんだと思う、そしてこの国に来れたのは・・・
普通の方法じゃないと思うし奴らの目的は多分・・・アリアさん自身だと思う。」
「!・・・成程な・・・奴らの目的は神崎となると・・・如何やって場所を
特定するかだな。」
キンジがそう呟くと超空は何やら術らしき言葉を呟きながら地図を広げていると
ポケットからお札を出して暫くすると・・・超空がこう答えた。
「医科研の敷地内、公園の林。」
そこですと言うと・・・キンジはダイアナに対して車を走らせるというと
ダイアナが既にいなかったので暫くすると・・・クラクションが鳴ったので
外を見ると既にダイアナが車の準備をしていたのだ。
「全員行くぞ!」
キンジの言葉に全員が頷くと其の儘向かって行った。
23時前の医科研はまるで幽霊がいるかのような雰囲気を醸し出している中
キンジはあるものを見て驚いていた。
何と月が・・・2つあるのだ。
「月が2つだと・・・!」
そう言っていると携帯電話から松葉からの通信が入った。
『キンジ!今航空監理局から通信が入ったんだけど国籍不明機がそっちに
来ているって話よ!!もしかしたら連中はそれを使って国外逃亡するって話よ!』
「自衛隊は何やってんだ!?直ぐに迎撃に繰り出すべきなんじゃ」
『如何やら自衛隊は何やら派閥争いしていて出撃できずらいらしいのよ!!』
「ふざけんな何やってんだそいつらは!」
キンジがそう言っていると・・・ローマイヤの通信機が鳴った。
「どなたでしょう?」
ローマイヤがそう呟いて通信すると・・・ある男がこう言った。
『この間ぶりだなmissローマイヤ。』
「貴方は確か・・・『シールズ』の。」
『そうだ、奴らは南アメリカを拠点にしているらしく我々も奴らの行動について把握できづらい所があったからな。彼らがそちらに行っていると言う報告が
入ってな、正直なところ間に合わないものだが・・・君たちが戦うのならば
私からの命令で一時的に在日米軍の戦闘兵器を幾つか使わすことが出来る。
既に許可は下りているから使え。』
無駄にするなと言って通信を一方的に切られるがキンジはそれを聞いて・・・
成程なとニヤリと笑いながらこう言った。
「だったら心置きなく使わせて貰うぜ!」
そう言うと月の近くに着くとそれを見て・・・ミシェラがこう言った。
「如何やら奴らの足元には宇宙開発で使うような超高分子量ポリエチレンと
ケブラーで編み合わせた複合繊維で出来たロープを使っているようだ、
私の能力でも切れるかどうか。」
「となるとあのロープの先に・・・おいマテあいつ!」
キンジがそう言ったその先にいたのは・・・前にティグルと共にやりあっていたあの鬼がいたのだ。
「あいつは強いぞ!前に戦った時にもそうだったがあいつの強さは異常だ!」
キンジの言葉を聞いて全員が目を大きく見開いているがそれでも
戦うしかないなと考えているとその月の正体が見えた。
「気球・・・だけど俺が知っているのとは違う。」
そう言うと天草はこう答えた。
「あの気球は恐らくですが・・・和紙で出来ているタイプです!」
「だったら撃ち落とすか!」
キンジがそう言うとローマイヤがこう答えた。
「待ってくださいキンジサン!あれからは普通の気球とは違う匂いがあります!もし堕としたら。」
『!?』
それを聞いて全員がやばいと考えるとではと言ってメーヤがこう言った。
「私達近接格闘武器保有者で上に行くべきです!残りは待機と言う事で!!」
「分かった!天草着いて来てくれ!!お前の妖刀じゃなきゃあいつを
倒せないかもしれない!?」
「!・・・分かりました、参りましょう。」
天草がそう言うと同時に全員がロープの真ん前に向かうと・・・その鬼が
降りてきた。
「久しぶりだな遠山侍、さて・・・やりあおうぞ!」
そう言って女性の鬼は腕を4本にして大太刀を4本とも抜くと同時に全員が
構えると・・・女性の鬼は右腕の大太刀を使って振り下ろすと・・・何かが
落ちた。
「こいつは・・・矢か?」
キンジがそう呟くと・・・声が聞こえた。
「悪いな遠山キンジ、お前を援護しても良いか?」
そう言う声が聞こえてその視線の先にいたのは・・・弓矢を構えている
ティグルであった。
次回は助っ人との戦闘。