混弾のキンジ   作:caose

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 昔の日本軍が造る兵器って・・・ある意味未来志向?


現れるは大型飛行機

「お前はあの時の!」

 「よう遠山キンジ、あの時はまあ色々とあったな。」

 ティグルはそう言いながら近づくと女の鬼がティグルとキンジを見てほおと呟いてこう続けた。

 「あの時の続きと洒落こむか?・・・面白い!」

 そう言うと女の鬼は腕を4本にすると片腕には金棒を持っただけではなく太刀、

大鋸、大金槌を構えるとさてと言って自分をこう名乗った。

 「儂の名は『閻』、『覇美』様の部下にして鬼の一族に於いて儂は

最も武器の扱いが多い兵士だ・・・来い!異国の兵士と遠山侍!!儂に今時代の

戦い方を見せよ!?」

 それを聞いてキンジとティグルは互いに見合うとティグルはキンジに向けてこう言った。

 「如何やらこいつは俺達をご所望のようだけど・・・先にやるか?」

  「阿保いうな、こうなったら・・・業腹だが手を組むぞ。」

 「それじゃあ・・・行くぞ!」

 ティグルの言葉にキンジはインクルシオを纏うと同時に・・・突っ込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「キンジ!」

 「ミシェラ!お前はあの鬼を追え!!俺達も直ぐに追いつく!?」

 キンジの言葉を聞くも本当なのだろうかと思っていると・・・超空が

こう言った。

 「ミシェラ殿、ここは彼を信じて僕らは進みましょう。鬼の目的が

何か分かりませんが・・・嫌な予感がします、それに武偵が誘拐犯を

見逃すという事はしてはいけないかと。」

 それを聞くが然しと思っていると・・・メーヤがミシェラに向けてこう言った。

 「キンジさんなら大丈夫です、あの方はパラディンなのですから!!」

 「いや、あいつは教会の人間ではないぞ?」

 「同じです、ですがその力は私が知るエクソシストの中で最も強いですから!」

 「私も同意見です。」

 「ローマイヤ。」

 「あのお方はお強いです、それは貴方もよくお分かりのはずですが?」

 それを聞いてそれとですがと言ってローマイヤはこう続けた。

 「空の向こう・・・何か大きな音がするのですがエンジン音が普通と違うので

何か来ているのでしょうか?」

 「・・・何?」

 ローマイヤの言葉を聞いてミシェラは雪音に向けてこう言った。

 「雪音!スナイパーライフルで飛行機か何かが来るのか

見ていてくれないか!?」

 「ちょっと待ってて・・・見て見る。」

 雪音がそう言ってスナイパーライフルを取り出して構えると暫くしていると・・雪音がこう言った。

 「飛行機・・・飛行機だよ!」

 「飛行機・・・形は分かるか!」

 ミシェラがそう聞くと雪音はこう返した。

 「形は・・・Bー36?・・・ううん違う、見たことがない・・・!」

 雪音がそう言うと天草が雪音に向けてこう言った。

 「貸してくれませんか?僕なら分かるかもしれません。」

 それを聞くもええとと雪音が何か考えていると詠がこう言った。

 「お貸ししてくれませんか?この人は壊しませんから。」

 「うん・・・分かった・・・けどちゃんとしててよ?」

 「ありがとうございます、では・・・何でしょうか?」

 天草がそう言ってスナイパーライフルのスコープ越しから見えたのは・・・

特殊な形状をした飛行機であった。

 直線テーバー翼

 発動機は6発

 目測全幅は・・・B-2改以上の大きさの機体を見て天草は嘘でしょうと

呟いているのを見て雪音は何があったのと聞くと天草はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あれは・・・旧日本空軍が開発して・・・中断した幻の

超大型戦略爆撃機・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・『富嶽』です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『富嶽』

 それはB-29以上の大きさの性能を誇る常識はずれな軍用航空機である。

 全長45m

 全幅65m

 搭載爆弾重量2万㌔

 航続距離厄2万㌔

 その距離は地球を無補給無着陸で地球半周するという狂気が溢れ出た巨大兵器

 当時の計画によれば『富嶽』はそのとてつもない航続距離を使って日本から

飛び立ってアメリカのピッツバーグ・デトロイト・ニューヨークの

工業地帯・主要都市を直接空爆し北米大陸を横断、太平洋を越えて同盟国であったナチス・ドイツ領に着陸。そこで元々はヒドラが建造した新型大型爆撃戦闘機と

合流して燃料と爆弾と部隊を補給・強化してイギリス領のインド・中国・

場合によってはソ連を空爆して日本に戻ると言う壮大な悪夢の発想の

爆撃機である。

 だが要求される性能が現代でもB-52並のコストである事から終戦までには

間に合わなかった一品である。

 「まさかあれを使ってアリアさんを連れて行くとするのなら・・・

厄介ですね場所は間違いなく地球の裏側になりますよ!」

 『!?』

 それを聞いて全員が驚いていると不味いと超空は全員に向けてこう言った。

 「彼らはあの飛行船から飛び移る気です!鬼の身体能力でしたら

可能のはずです!」

 それを聞くと仕方ありませんねと言ってこう続けた。

 「ダイアナさん、遠山君は何やらとある組織と交流を持っているようですので

その方々の協力で航続距離の高い飛行機を一機ほどチャーターしてくれませんか?後で合流致します。」

 「だが奴らはどうやって追う?」

 ミシェラがそう聞くと天草はこう答えた。

 「超偵の力を持っている僕、ミシェラさん、メーヤさんで彼らの飛行機に

入り込みます。勿論雪音さんも一緒に行って・・・確実にアリアさんがいく場所を見つけましょう。」




 兵器は未来、思想は原始・・・完全に真逆タイプだなこれ。
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