混弾のキンジ   作:caose

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 戦います。


鬼との戦②

 「今の・・・あれが超空の力なのか。」

 キンジがそう呟くと四季崎がこう続けた。

 ーーそうだね、だけど彼はまだ未成熟。ここからさらに修練を積めば・・・

恐らくは君以上の逸材になるだろうね。

 「そうだろうな、だけど未成熟ってなると・・・。」

 ーーそうだね、だからこそ・・・好機を逃さないようにね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「フハハハハハ!中々やるな小僧!!」

 「お前達の事を思い出しながら強く成ろうと・・・常に鍛錬したからな!」

 超空は閨に向けてそう言いながら・・・回転蹴りしようとすると超空は

手刀の構えで氷の力を加えると閻は目を大きく見開いて止めようとして

左手の野太刀で地面に突き刺して肩の左手にある鎌で斬り裂こうとすると・・・

超空は空いている左手にお札を持つと何かを唱えて出てきたのは・・・

一本の日本刀が出てきたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーあれは!

 「四季崎・・・あれを知っているのか!」

 キンジはまさかと言うが四季崎はこう返した。

 ーーいや、あれは僕が造った刀じゃない。だけどおあれは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「その刀!成程・・・貴様が持っていたか!!」

 閻がそう言うと刀と鎌がガチ当たったと同時に・・・鎌が凍ったのだ。

 「貴様ら『氷竜』の一族が保有する武器は全て我らが接収したと

思っていたが・・・残っていたか!ならばそれをも頂こう!」

 閻はそう言って武器を構えなおすと超空はこう思っていた。

 「(今の僕がこの状態になれる時間は大体47秒フラット、平時だったら

2分24秒持つんだけど28秒経ってる・・・ここが勝負だ!!)」

 そう思いながら刀を構えると刀が青白くなると同時に其の儘・・・冷気が

伝わって行くのが見えた。

 「ほお・・・貴様らの力はあの戦いで見ていたが・・・

その力を使うという事は・・・覚悟を決めるべきと言う事だな!」

 閻がそう言って3本の武器を構えると超空は刀を構えて・・・こう言った。

 「無転流・・・一の型!」

 そう言うと同時に超空は閻目がけて突撃すると閻はこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『金剛六角』!」

 そう言うと同時に金棒で叩きのめそうとすると超空もこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『氷室吹雪』!」

 互いにそう言うと同時に其の儘・・・閻の金棒が凍り付いて其の儘・・・

砕け散った。

 「!」

 「これで・・・終わりだ!」

 超空がそう言って刀を閻の首元目がけて振ろうとして・・・髪の色が

元に戻ったのだ。

 「な!(タイムリミット!!)」

 超空がそう思うと同時に・・・閻は武器を構えなおしてこう言った。

 「制限時刻越えか・・・つまらぬ幕引きになりそう・・・だな!」

 「ぐふ!」

 超空は閻の蹴りによって吹き飛ばされた。

 「ごほ・・・ごほ!」

 「お前との戦いはまあまあと言った処だが・・・その武器をお前の命と共に

もらい受ける!」

 「(僕は・・・僕はまだ何も出来ていない!・・父様・・・母様・・・里の皆の仇を・・・何も出来ていない!!)」

 超空はそう思いながら閻を睨みつけていると閻はふんと鼻息荒してこう言った。

 「ほお、負けたというのに睨みつけるか。だがそのような行為は弱者の

阿呆な行為だと・・・あの世で知るが」

 良いと言いかけた途端に・・・キンジがこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これも覚えといたほうが良い、相手は俺達だけじゃねえぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言ったと同時に鍍で左腕を肩のもう一本の左手を斬捨てた。

 「遠山の!」

 「俺もいるぜ!」

 ティグルがそう言うと同時に懐からナイフを取り出して・・・残った右腕の

手首を貫いた。

 「ぐう!そう言えば・・・貴様もいたな!」

 閻はそう言ってティグルの方に目を向けるとティグルは弓矢を構えていると・・成程なと言ってこう続けた。

 「2対1か、これは少し・・・厄介だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「いいえ、4対1です。」

 そう言うと同時にポーナと共に・・・ローマイヤが剣を持って

閻の右足の腱を切裂いた。

 「!!・・・この・・・雑魚があああああああああ!」

 閻がそう言ってポーナ目がけて右手にアル大槌で叩き潰そうとすると・・・

賺さずキンジが鍍で・・・手首を斬り落としたのだ。

 「遠山侍ーーーーーーーーー!!」

 閻は怒り心頭でキンジ達の方に目を向けていると・・・上空から声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『閻よ、ここは退くがよい。これ以上の戦は覇美は求めん』

 「ですが覇美様!こ奴らに良いように扱われ・・・鬼の一族として私は」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『いい加減にせ、さもないと・・・覇美は貴様を喰うぞ?』

 「!!」

 その言葉を聞いて閻はまるで恐怖するかのように目を大きく見開いて

震えていると覇美は更にこう続けた。

 『〈氷竜〉の一族の武器の殆どは我らが保有してある、刀一本位

どうとでもせよ?今はお主の負け戦に対する処理を如何様にするかを決めなければいかん。速く戻れ。』

 「ぎょ・・・御意。」

 閻は顔を真っ青にして震えながら空を見上げると・・・富嶽がロープを下ろしてこっちに来ていたのだ。

 すると携帯電話にメールが来た、内容はこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『僕たちは富嶽に搭乗して彼らの行き先を探ります、遠山君は準備が整い次第

貴方に協力してくれる組織と合流してください。』

 「天草・・・分かった。」

 キンジがそう言うと富嶽に向かった閻はキンジ達に向けてこう言った。

 「覚えておれ小童共!必ずやこの借り・・・必ず返してやる!!」

 そう言いながら富嶽は空高く・・・逃げ去って行った。




 次回は富嶽サイド。
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