キンジ達が空港からオスプレイで一先ずはハワイ経由でアメリカに行くことになって
ハワイに辿り着くと一先ずは小休止と言う事で基地の中にいようとするとぞろぞろと
男たちが現れるのを見て何だと思っているとニクソンはこう答えた。
「今現地時間朝の6時だ、恐らくは機体の点検とか当直の者達が起床時間になったから
起きたのだろう。こちらも食事をしよう。」
ニクソンがそう言って基地の料理場に入ると既に多くの人間達が食事をしていた。
サイズは流石アメリカと言うだけあって大きい物ばかりである、そんな中で
アメリカ兵士の一人がキンジを見ると何でこんな所にジャパニーズがと言う中で
キンジの周りの少女達を見てひゅ~~と口笛拭いていた。
「美人ばかりじゃねえか?」
「あそこの女どもバストでけえなあ、それに俺好みじゃねえか?」
「バカ言うんじゃないよあほ共、あいつら強いよ。あんたら程度じゃあ
直ぐにやられるね。」
賭けても良いよと女子兵士がサラダをがっついているとレキを見てこう言った。
「おいおいおい誰だよジュニアスクールの奴迄呼んでんのか?」
「いやあいつは只物じゃない、ロシアのドラグノフだがあれは結構使ってるな。
それにあの子も結構出来るな、スナイパーとして言うなら・・・戦いたくねえ相手だ
ああいう奴は一撃決殺を重点に置いてるからやるとなると命を掛けなきゃいけねえ。」
恐らくはスナイパーであろう男はスパゲッティを食べていた。
「さて、ここでは何を食べても自由だ。金はこちらで用意してあるし好きな物を
食べてくれ。」
キンジはそうかと言うと取りあえずと言ってメニュー表を見ようとして・・・諦めた。
だって英語で全然分からないからだ。
仕方ないと思って松葉達のと同じにするかと思っていると松葉は立ち上がって
こう言った。
「ここってビュッフェスタイルなの?」
「ああ、一応はそうなっている。注文する者もいるがそう言う者達は色々と
自分の体についてとか好みとかで注文するからな、だが大体は自分で取って食べる。」
ニクソンは松葉の問いに対してそう答えるとキンジに向けてこう言った。
「ほら行くわよ、アンタアメリカで大暴れするんだから今のうちに
食べておきなさいよ。」
松葉の言葉に其れもそうだなと言ってキンジ達が食べ物を取りに行って・・・
食事を始めようとするがレキを見て・・・キンジ達は嘘だろと思っていた。
目の前にあるのは山盛りの・・・ステーキやハンバーグが置かれていた。
「・・・お前それ全部行けるのか?」
キンジが辞めとけと言うがレキは黙々と・・・食べ始めたのだ。
ひょいパク
ひょいパク
レキがフォークとナイフで食べ始めるとキンジ達も食事をしようとした。
キンジはベーコンが入ったスープとサラダ。
松葉はサンドイッチとトマト入りサラダ
詠は好きに食べてよいと言われたのでと言って安いハンバーガーとフライドポテト
クリスはチャイニーズパック(中にあるのはオレンジ風味のチキンとライスは
焼き飯と言うよりはアメリカ人に合うように作られている『チョップ・スーイ』が入ってある)
メーヤとローマイヤは同じタイプで肉が少ないかりっと焼かれた食パンとジャムと
たっぷりサラダである。
超空はコーンスープにサラダに食パンとジャム
ティグルも同じタイプであるがそこに厚切りベーコンが加わっていた。
そしてニクソンはコーヒーを片手にベーグルサンドと厚切りベーコンと目玉焼きを
食べていると・・・声を掛けられた。
「君たちは日本の自衛隊・・・いや、武偵校生かい?」
『?』
それを聞いて振り向くと目の前にいたのは・・・黒人の頭髪を短く切り揃えた兵士であった。
「君は確かアメリカ空軍の『ジェームズ・ローディ・ローズ』中佐だったかな?」
「ああその通りだ、アメリカ空軍軍事開発部門中佐の
『ジェームズ・ローディ・ローズ』だ。君たちは何か任務でここに?」
『ローディ』がそう聞くとああとキンジは少し言いにくそうであった。
緋緋神と言う御伽噺的な存在と戦っているなど普通に考えて信じるわけないよなあと思っているとメーヤがこう答えた。
「私達はアメリカにて依頼がありましてそれでここに寄らせて貰っているのです、今は燃料補給等でお休みを取っているので。」
「・・・そうか、聞いて済まなかった。それにしても君たちは中々強そうだ、特に君達3人は・・・一人はどう見てもジュニアスクールらへんだと思うがそれでも強そうだな。それに君達もだ・・・もし向こうで何かあったとするなら私の友達に会うと良い、手助けしてくれると思う。」
『ローディ』はそう言って食事を始めると其の儘全員が食事を再開するが暫くして・・歴の健啖家ぷりには驚いていた。
あれ程皿一杯にあった食べ物が・・・ごっそりと無くなっていたのだ。
「・・・彼女はフードファイターか何かか?」
『ローディ』がそう聞くとニクソンはこう答えた。
「いや、只のスナイパーだ。」
そしてキンジ達がオスプレイで空高く舞い上がるのを見届けた『ローディ』は
ある人物に電話をかけていた。
「・・・俺だ、起きているか?」
『何だ一体?こっちは未だ眠ってたんだぞ?』
「ああ済まんが調べて欲しいことがある、写真は取っているから送る。」
『写真・・・調べて欲しい事って?』
電話の向こうの人間がそう聞くと『ローディ』はこう答えた。
「ああ、今アメリカに向かっている日本人たちとその面々の情報を調べて欲しい。お前アメリカの高官共と知り合いなら分かるかと思って電話したんだ。」
『ほお・・・美人かい?』
「お前は女しかないのか全く・・・送ったから調べてくれ、
そいつらの経歴・功績・履歴を調べてくれ・・・何もなければ良いんだが。」
『分かった調べとくよ・・・ほお、良い女性がいる物だ彼は中々見る目があるよ。』
「ふざけないで良いから調べてくれ!俺のパソコンに送っといてくれ。」
『分かった・・・じゃあな『ローディ』。』
「ああ宜しくな・・・
・・・・・『スターク』。」
そう言って『ローディ』は電話を聞いてキンジ達が飛び去った方向に目を向けていた。
次回こそ・・・次回こそは・・・アメリカ!