「Balwisyall Nescell gungnir tron」
その言葉を紡いだ瞬間に・・・彼女は光に包まれた。
「何だこれは!?」
キンジはそう言ってオレンジ色の眩い光を見て鎧越しから腕で光を遮った。
その中ではジャンヌダルクの鎧・・・いや、真っ裸になった。
そして彼女の周りに幾つもの・・・楽譜の様な物体が浮かんでいた。
それらはジャンヌダルクの体に巻き付いて・・・新たな鎧を作り出した。
足には漆黒とも言わんばかりのブーツ。
体はオレンジ色のぴっちりしたスーツを着て、腕にはガントレット、
そして右腕には巨大な槍が持っており頭部にはヘッドギアが装着された。
そして現れたのは・・・オレンジと白のツートンカラーの鎧を身に纏った
ジャンヌダルクがそこにいた。
「何だそれは。」
キンジがそう聞くとジャンヌダルクはこう答えた。
「これは神器から生まれた兵器・・・『シンフォギア』だ。」
「『シンフォギア』・・・。」
「ここから・・・第二ステージだ!」
推奨BGMFAIRY TAIL22番目のOP『明日を鳴らせ』
「うおわ!?」
歌い出したと思えばジャンヌダルクは槍でキンジ目掛けて叩きつけてきた。
その威力は正しく先ほどよりも強いものであった。
「ハアア!!」
更にジャンヌダルクはその槍を使って猛攻する中でキンジはそれに対して
バスターソードで迎え撃った。
「何時までもやられているだけとでも思ったか!!」
「ハン!そうでなくては面白くない!!」
ジャンヌダルクはキンジの言葉を聞いて鼻で笑ってそう言いながら
槍を床に刺すと突如槍の刃が・・・左右に分かれたと思いきやそこから・・・
大量の電流が辺り一帯に流れるがキンジはそれを跳躍で躱すが・・・
スーパーコンピューター機器が突如として全て壊れて・・・電源が落ちた。
『SURIZARINN↓↑BORUTE』
照明も。
「くそ!」
キンジは毒づきながら辺りを見回していた。
何せ光源がなく自家発電もおじゃんなのだろうとそう感じた。
然しジャンヌダルクは闇の中で・・・こう言った。
「クククク、闇に中では身動きも取れないとはな。用意したかいが
あったというものだ。」
「どういう意味だ!」
キンジがそう聞くとジャンヌダルクはこう答えた。
「簡単だ、私は夜の闇の中で戦っていたからな。慣れているのさ」
「成程な。」
キンジはそれを聞いてヤバいなとそう感じていた。
何せ自身はいまだ見えないのに相手は見えるという正にワンサイドゲームに
なりえない状況の中で戦うのだから当然とも言えよう。
そしてジャンヌダルクはキンジに向けてこう言った。
「さあ!第三ステージだ!!」
大声でそう言った瞬間に槍がキンジ目掛けて・・・投擲された。
「!!」
キンジはヤバいという直感を頼ってバスターソードをその方向に向けると
槍が・・・弾かれた。
「くそ!」
キンジはそう毒づいて下がるが・・・ジャンヌダルクはその程度では
止まらなかった。
上下左右に回り込んでまるでキンジをいたぶるかのように攻撃してきた。
そしてジャンヌダルクはキンジに向けてこう言った。
「そろそろ鎧も限界ではないのか?」
「・・・・・」
キンジはそれを聞いて畜生とそう思っていた。
何せこれまでの攻撃でバスターソードに罅が入っていたからだ。
クソとそう思っているとジャンヌダルクはキンジに向けてこう言った。
「終わりにしよう遠山キンジ、貴様を『イ・ウー』に連れて行って
白雪を連れていけなかった免状とさせてもらう。」
そう言うと槍から・・・蒼白い光が見えた。
「!!」
キンジはその淡く白い光を見てあそこかとそう思っているがジャンヌダルクは
キンジに向けてこう言った。
「遅い!『オルレアンの氷花』!!」
貰ったとジャンヌダルクはほくそ笑んでいたが・・・そうはいかなかった。
キンジは腰に装備されているリボルバーキャノンを・・・
光が見えた場所目掛けて構えた。
武偵憲章に基づいて殺す事は出来ないが・・・無効にする手段など幾つもある。
「(それがこいつだ!!)」
キンジはそう思いながらリボルバーキャノンの引き金を・・・弾いた。
すると弾丸は其の儘勢いよく・・・光の少し下目掛けて当たった。
するとそこから・・・火花が散らしてジャンヌダルクの居場所が
はっきりと分かった。
「(そこだーーーーー!!)」
キンジはそう思いながらリボルバーキャノンを投げ捨てて・・・
其の儘ジャンヌダルク目掛けて突っ込んだ。
「しまった!」
ジャンヌダルクはこれを狙っていたのかとそう思ったが時すでに遅しとは
この事だ。
弾かれたことで数瞬遅くなった攻撃に対してキンジは・・・いつの間にか
持っているノインテーターをジャンヌダルクに対して向けられていた。
「(何時の間に)!!」
ジャンヌダルクはそう思っているが其の儘キンジは・・・槍を叩き落すと其の儘組み落として・・・床にぶつけた。
「!!!」
ジャンヌダルクはその痛みにヤバいと感じたが当のキンジは組み伏して
ジャンヌダルクに向けてこう言った。
「ジャンヌダルク、お前を逮捕する。」
平坦にそう言うがジャンヌダルクはそれを聞いて・・・こう呟いた。
「そうか・・・まあ、貴様みたいな奴ならば・・・悪くない。」
次回は・・・その後。