キンジ達がヘリに乗って中に入ると一体どうしてと松葉がこう答えたのだ。
「アンタ達だけどどうやってこの青森から種子島に行くって言うのよ!それに・・・
あんたはあたし達の隊長何だからあたし達を指揮する事が必要なんだから・・・
私達にはあんたが必要なんだからしっかりするわよ!!」
それとだけどねと松葉はキンジに向けてこう続けた。
「今青森の救助隊が星伽神社に入ったって話らしいわ、あんた達にも
下足痕がある事を報告してるから・・・何があったのか話して。」
松葉の言葉を聞いてキンジは星伽神社にて何が起きたのかを・・・全て話した、
それだけではなく警察や自衛隊の管轄部隊になる事と引き換えにアリアの殺害許可を
貰ったことも伝えた。
「そう・・・それにアリアのチームも加えてって事なのね・・・確か今アメリカにいた
レキが日本に戻っているはずよ?東京にいる理子とレキが武偵校からロジの武藤達から
ヘリを借りて種子島に向かって行ったらしいわ。重装備で然も・・・校長にも
話を通して既に許可を貰ってるわ。」
松葉の言葉を聞いてそうかとキンジはそう答えて・・・月夜が見渡す青森を後にした。
種子島宇宙センター、そこは日本の宇宙開発に必要なロケットの開発・宇宙開発に必要な物資開発を主立ったここは普通ならばそんなに職員がいないのだがここ最近は新たに
スペースシャトルを打ち上げる為に職員が準備に入っていたが・・・現在は
誰もいないように無人・・・いや無人と化したのだ。
それは何故か?・・・答えは簡単だ・・・
・・・・・全員死んでいるからだ。
緋緋神と化したアリアによって全員が殺されたのだから。
そんな中緋緋神はロケットに自身の本体であるUFOを載せるための作業を念力で
行っておりロケットに燃料を与えていたのだ。
そんな中緋緋神はヒヒヒと笑いながらこう続けた。
「やっとだ・・・やっとここ迄来れたんだ・・・後は・・・ヒヒヒ。」
緋緋神はそう言って近くにあったパソコンを使って何かをしていたのだ・・・
そこに書かれていたのは・・・こうだ。
ーーイギリス軍が保有する核弾頭225発の発射システムの確認ーー
イギリスの地図情報によれば各地にあるイギリスの軍事基地にある核弾頭の動きが
リアルタイムで送信されているが・・・もう一つあったのだ。
そこにはサウンドオンリーと英語で書かれていたが暫くして・・・通信が入った。
『これはこれはアリア様、この度は私たちヒドラにご協力させてもらい
感謝いたします。』
「御託は良いわ、そっちはどうなの?」
『今現在イギリス各地に散っている我が同士によって核弾頭は運び込まれております、ですが取り出せる数は少数でして225発の内運び出せているのは・・・55発が
精一杯らしいのでしてそれ以外は今基地破壊の為に暗躍しております。』
「そう・・・まあ爆発すれば核弾頭も一緒なんだからイングランド含めて
吹き飛ぶでしょう、其れにおける津波で間違いなくEUの沿岸地域全体は爆発の影響で
高波と大津波で多くの人間が死ぬでしょうねえ。そして核弾頭が落ちれば・・・
幾つもの国が戦争を引き起こすわ、そして私はそれを・・・ママと一緒に見届ける・・・最高の展開だわ!人々が私の造り上げた戦場で踊り狂う・・・ああ・・・恋と戦争が私を魅了してくれる・・・これこそ人のあるべき姿なのよーーーーーー!」
緋緋神はそう言いながらヒヒヒと笑いながらその光景を考えていると・・・誰かが
来るのを感じて誰だと思っていると・・・現れたのは玉藻と・・・八坂であった。
「あらお前たちは私が前に出た時に遠山侍と一緒に来た・・・へえあんた
子供なんていたんだ。」
「・・・うちの記憶を覗いたようですわね、ですが貴女がこれ以上罪を
重ねるちゅうのなら・・・容赦致しませんで。」
「へえ・・・良い目してるじゃん・・・良いわ!アンタを殺したら力が元に戻ったら
その暁としてあんたの子供がいる場所を街ごと・・・灰にしてあげるわ。」
結界すら意味がないわと言うと・・・八坂はぎろりと睨みつけると同時に
全身から妖力を放つと玉藻が待てと言って・・・こう続けた。
「緋緋神、お前は今迄やり過ぎたが・・・これ以上は看過できん・・・ナニヲ
起こそうとするのじゃ?」
玉藻がそう言って自身も妖力を放つと・・・くくくと笑みを浮かべると緋緋神は
こう答えた。
「特大の花火を世界中で上げる為よ、私はママと一緒に地球中で良く見える場所で
観覧するわ。」
そう言うと玉藻と八坂は不味いと考えていた、緋緋神は恐らく確実に戦争を・・・
第三次世界大戦を引き起こすのかと思い至ったのだ。
それを背後にいる大勢の・・・妖怪たちも身構えていると良いわと緋緋神はそれを見て自身も武器を取り出すと・・・玉藻と八坂は全員に向けてこう言った。
「皆・・・貴奴を討ち取るぞ・・・こ奴は殺さぬと禍根を残しかねん!」
八坂の言葉を聞いて全員が御意と言うと・・・緋緋神が拳銃を構えて放つと同時に・・戦闘が始まったのだ。
太陽が昇り始めたこの時・・・日本にとって最大の危機の手前の戦争であった。
次回は・・・キンジ達が到着してから。