次に向かったのは嶋乃の家が経営してあるスポーツ用品店である、サイクリング用の
マウンテンバイクだけではなく色々な物資が揃えられている。
「キャンプ用品・・・高い奴ばかりじゃねえかって言うかけど見た所良い物が多いな。」
キンジはそう言ってキャンプ用品を眺めているとえへへと嶋乃が出てきてこう言った。
「先輩!お父さんが言ってましたけどここにある奴何品か持って行って良いって
言ってました!!この間助けてくれたお詫びって。」
「マジかよ・・・けど俺が貰うだけって訳にはなあ。」
「良いですよ先輩、お父さんもこの間助けてくれたことにお礼をしたいと
言っていましたから。」
「そうか・・・じゃあ・・・言葉に甘えるか。」
キンジはそう言ってイタリアでの暮らしを考えて生活に必要な機材を買って
次にへと向った。
「茶山先輩の店か、結構品揃えがって・・・何でくっつくんですか茶山先輩!」
「うふふ、以前は酔ってしまわれましたが今回は・・・クスクス。」
「ちょっと待ってください茶山先輩!何遠山君にくっついているんですか!!」
白峯がそう言って左にいた茶山先輩とは逆に白峯は右側にくっつくとキンジは
顔面を赤・・・いや、青になりそうになっていた。
HSSになりそうになっていく感覚が体中に染み渡るかのように感じて不味い不味いと
思いながら嶋乃に助けを頼もうとして顔を向けるが・・・当の嶋乃はぷくーっと頬を
膨らませているのを見てああこれ駄目だなと感じて虚無僧みたいな表情となっていた。
次に来たのは二狐崎の家の健康ランドにいた、健康ランド内では水着とかの貸し出しが自由でありキンジはさてとと言って水着にパーカーを纏って
健康ランドのプールに来て暫く待っていると・・・白峯達が現れたのだ。
それを見たキンジは・・・更に不味いと思っていた。
白峯は白に紅いラインのビキニ
茶山は全身が緑の競泳水着
嶋乃は白の胸元が大胆に露出していたパンツら辺はひらひらのスカートの様な
水着であった。
それを見たキンジはどうしようかと考えていると・・・やっほーと誰かが走りながら
近づく人影を見て何だろうとキンジがそう思って振り向こうとすると辺りから
声が聞こえた。
ーーええ、何あの胸あの背丈なのに何で!
ーーすげえ・・・でけえ。
ーーちょっと何見ているのよ?!
ーー世の中・・・理不尽だ。
そう言う声が聞こえて振り向くと目にしたのは・・・赤いビキニを着た
二狐崎であった。
ツインテールであった二狐崎が子供っぽい背丈と違って大きな胸が揺れるのを
大勢の人間(主に男性が興奮)が見ている中にゃはははと二狐崎は笑みを浮かべながら
現れると・・・パーカーと学院の指定水着を着ている辻林が現れるとキンジを見て・・・こう言うのが聞こえていた。
ーー何だよまさか・・・全員あいつの女!
ーー爆乳のハーレム作りやがって・・・言葉だけで人を呪い殺せればどれだけ。
ーー嘘よ・・・こんなも・・・悪夢よ・・・何であんなに胸が大きいのに
腰が細くて・・・ううう・・・。
ーーけどあの男の人も体つき良いしカッコイイなあ、私ああいう人に抱かれたいなあ。
そう言う声が聞こえる中キンジは聞こえないふりをして二狐崎と辻林に近づいてこう言った。
「久しぶりだな2人共、その後はどうだった?」
キンジがそう聞くとああそれねえと言って二狐崎はこう返した。
「あの時あいつについてた連中は軒並み止めちゃったり精神病院に行ったりしてねえ、最悪自殺しかねなかったからそう言う子達のケアとかで忙しかったよお。」
「あたしの所は出版関係と協力してこの事件に関しての被害者・・・まあ馬締の
毒牙にかかった奴らの名前をネットに出さないように検閲権利を白峯さん所の
お父さんから貰うのに苦労したりして私疲れちゃったからねえ、こういう所の取材も
いの一番に私ん所に指名してくれたんだ。」
辻林はそう言って少し遠くにいる場所で撮影している出版社を見て成程なと思って
キンジは当たりを見渡していた。
するとそんじゃあと・・・二狐崎がキンジの右腕に抱き着いてこう言った。
「そんじゃあ皆で遊ぼうよ!」
『ああ!』
それを見て辻林を除いた全員が悲鳴上げるがちょっと待ってよと白峯が
そう言うと同時にキンジは二狐崎達と共に遊ぶ事と相まった。
そんな中とある女性が海際でとある船を見ていた、その船は自衛隊の護衛艦の様に
武骨な形状に見える中女性はこう言った。
「あの船がそれなのか?」
「ああ、あれがそうなのか?」
「いや、あれは表向きのカモフラージュだ。本当のはお前の背後だ。」
そう言って女性が振り向くと巨大な船舶の工場を見ると・・・男はこう言った。
「0課が消えた事からテロリスト共が入るルートの一つは潰した、
貴様がやるべきことはあの船を守る事だ。それと・・・あいつらの護衛だ。」
そう言って男はある資料を見せた、それらは全てとある護衛艦の船員名簿であった。
「彼らを我々が『N』に対抗するための陰の部隊として当てる・・・これは我が国の
最重要任務だから油断するでないぞ。」
「分かった・・・一つ良いかしら?」
女性がそう聞くとこう言った。
「『弟』が死んだのは本当?」
「・・・ああ、死んだ。」
「そう・・・ありがとう。」
そう言って女性は目の前にアル護衛艦目がけて向かって行った。
まるで過去との因縁を断ち切るかのように。
次回は護衛艦強奪事件。