混弾のキンジ   作:caose

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 出合います。


伊藤マキリ

 キンジと不知火は互いに武器を構えながら艦橋の更に上・・・露店艦橋に

向かって行きそして辿り着いてキンジと不知火は互いにアイコンタクトで答えて其の儘・・不知火がフラッシュグレネードを使って露店艦橋に繋がる扉を少しほど開いて暫くして

巨大な光が辺りを襲って暫くして同時に突撃してそこで目にしたのは・・・

色素の薄いストレートロングの赤茶色の髪に軍用ロングコートを身に纏った

長身の女性がそこに立っていた。

 そしてその佇まいを見たキンジは・・・こう思っていた。

 「(不味い・・・勝てる気しない・・・。)」

 今迄多くの強敵を相手取って来たキンジですら敵わないと思うほどの強敵である、

幾ら彼女の武器が見た限り鈍色の指輪を一つだけ嵌めているとはいえ敵としては

あり得ない程の相手をどう戦うべきかと思っていると・・・伊藤 マキリは口を開いてこう言った。

 「人は・・・死に逆らえません。」

 「「?」」

 それを聞いてキンジと不知火は互いに視線を揃えて構えると・・・

キンジと不知火に向けてこう言った。

 「貴方達は・・・悪い子ですね。」

 そう言ったと同時に・・・ズドン!と言う銃声と共に・・・不知火が倒れたのだ。

 「不知火!」

 キンジはそれを見て驚いていると今度はキンジに視線を向けると同時に・・・

キンジは万が一に備えて持って来たインクルシオの鞘で防御するが・・・

放たれた銃弾を受け止めようとして・・・ばきりと罅が入ったのだ。

 「糞が!」

 キンジはそう言ってもう一度構えようとした瞬間に伊藤 マキリが・・・眼前に姿を

見せたのだ。

 「!?」

 キンジはそれを見て不味いと思って腕をクロスさせた瞬間に伊藤マキリは

其の儘蹴りで吹き飛ばさせると・・・キンジはその儘壁に激突すると伊藤マキリはキンジに手を伸ばして襟を掴むとこう言った。

 「貴様のその顔・・・遠山 金叉の子だな?お前の父親は強かったが同時に私に対して手を抜きましたが貴方は私に手も足も出ない・・・成程貴方は未だ

私と相対するには弱い・・・ですが今の儘でしたら父親と同じくらいになれば

今以上に強く成るはずです・・・強く成りなさい遠山キンジ・・・世界を見て

強く成りなさい。」

 そう言うと同時に伊藤マキリは其の儘キンジの腹部に一撃を与えて其の儘・・・

昏倒したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「強く成りなさい遠山キンジ・・・貴方は世界に出れば更に強く成りましょう。」

 伊藤マキリはそう言って其の儘立ち去ろうとすると・・・伊藤マキリは不知火の腹部を蹴ってこう言った。

 「何時まで倒れたふりをしているのか不知火、貴方はここでやる事が

あるのでしょう?」

 「いたたた・・・痛いですよ伊藤マキリさん。」

 不知火はそう言って・・・立ち上がるとキンジを見てこう言った。

 「やっぱり連れていかないんですか?」

 不知火がそう聞くと伊藤マキリはこう答えた。

 「まだ駄目です、彼はこれから海外で腕を磨くのでしたら此の儘外に出して己の強さを再確認してからもう一度戦います。」

 そう言って伊藤マキリはキンジを外に出させると不知火に向けてこう言った。

 「これで良いのですか?貴方は彼とは親友であったはずですか?」

 そう聞くと不知火はこう答えた。

 「最初は彼の実力を測るために付き合っていましたが・・・何時の間にか

彼らと共に戦うのが楽しかったのです。」

 そう言うとさてとと言って・・・海江田が通信してきたのだ。

 『彼は如何しました?』

 「遠山君は伊藤マキリさんの試験に負けまして今ここにいます、そちらの搬入は

どのくらいで終わりますか?」

 不知火がそう聞くと海江田はこう答えた。

 『中性子爆弾は既に潜水艦に搬入しました、後総理についてですが・・・。』

 「そっちの方でしたら既に・・・此方の手の物が終わらせている頃だ。」

 伊藤マキリはそう言って総理大臣がいる方向に目を向けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「な・・・何者だ貴様は!私を冨田と分かっての」

 「済まないですが貴方がこれ以上いますと日本にとってマイナスにしか

なりませんので・・・大丈夫です今からご家族と共に永遠にいられますから。」

 そう言ったと同時にズドン!と言う銃声が響き渡って其の儘・・・冨田は死んだ。

 「こちら侍、先ほど富田を葬りました。後は防衛大臣に任せます。」

 ではと言って白スーツの男性は去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「でしたらあなた方は私の敵になると?」

 「貴方方『N』が日本に仇名すと言うのでしたら。」

 「それは私がいる間はさせません。」

 「でしたら我々・・・『紺碧の大和』は件の島に向かいます、次に現れるときは

敵でない事を祈ります。」

 ではと言って其の儘海江田は『はるぎり』を一瞥すると通信システムを起動させて

こう言った。

 「これより我々『紺碧の大和』艦隊はこの国を捨てる事となるが・・・

反逆者になるわけではない、逆に我々は護国の侍としてこの国を守らんがために

これからも我々は戦う!諸君・・・行こう。」

 『了解!』

 そう言って全員が作業を始めて行った、そして不知火はキンジのいる

『はるぎり』に向けてこう言った。

 「じゃあね遠山君・・・何処かで何時か会おう。」




 次回はその後。
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