「へえ・・・其れなりに良い部屋なんだな。」
キンジはそう言って周りを見渡していた、これから住む部屋は家財道具が既に一式
揃えられていたことに感心していると・・・メーヤがキンジに向けてこう言った。
「家財道具は私が用意したのです、この間私とローマイヤを助けてくれたお詫びです。」
「そんな・・・別に良いんだが。」
「いいえ、あの時助けてくれたお詫びもそうですが・・・キンジは私の事を本気で
助けてくれましたし。」
メーヤは最後らへん少し赤面しているとキンジはさてとと言ってこう続けた。
「今日の晩飯についてだが・・・この辺りの事知りたいから教えてくれないか?」
キンジがメーヤに向けてそう言うとメーヤはそうですねと言って互いに歩いて行った。
「この辺りですがコンビニはありません。」
「え?じゃあ買い物とかはどうするんだ??」
キンジがそう聞くとメーヤはこう答えた。
「買い物するにはスーパーしかありません、それ以外ともなりますと市場とか迄
行かないといけませんが朝は早いですし武偵に向けて武器は向けないと思いますが
時々ですがギャング等が強盗目的で襲いかかりますから出来るだけスーパーを使って
行動してくださいね。」
メーヤがそう言うのを聞いてキンジはおうと答えるとスーパーに辿り着いたがメーヤは何やら車輪にブレーキが付いたカートを指さすとこう言った。
「あれは盗難防止用のカートです、50ユーロセント玉を入れないとカートのブレーキは外せれません。では買い物を始めましょう。」
メーヤはキンジに買い物のやり方を教えていた、イタリアの買い物は日本とは違う為
買い方にも注意しなければならないし何よりも日本製品は高額商品であるがために
今のキンジの財布事情だと買い過ぎないほうが良いと思いメーヤは買うものを
決めていた。
「ではまずは食品です、食品はまず野菜・肉・魚の順ですが野菜からです。」
メーヤがそう言うとこう続けた。
「野菜は量り売りで先ずはこのようにゴム手袋を付けて必要な分を
ここの秤にかけますがその前にナンバーが書かれていますのでそちらを確認してから
測ってくださいね。」
メーヤはそう言って野菜の品物の数字を打ち込んでその後に野菜を秤に乗せて
必要な野菜の値段を入れて次ですと言って肉の方に向かった。
「お次はお肉です、お肉の方には既にスタッフが待機されていますのでそちらの方に
グラム又はキロ単位で注文してください。」
それを聞いてそっちは日本と変わらないなと思いながら取りあえず鶏肉を2人分の量で頼むと店主からは何やらメーヤを見た後にキンジを見て・・・にこりと笑って親指を
サムズアップするのを見て何だろうと思いながら受け取った。
「それではお魚ですがこれはここ最近の健康ブームとかで最近出来始めましたから
こちらもお肉と同様のカウンターで対応されていますので。」
そう言って買った後にお菓子売りの方を見て・・・キンジはメーヤに向けて
こう聞いた。
「なあ聞いて良いか?」
「はい何でございましょうキンジ?」
「・・・多くないか菓子類。」
そう言って売っている場所を見て・・・驚いていた、何せ地元で有名なチョコレートやナッツ類が所狭しと並んでいるのを見て驚いていると更にオリーブオイル等も
多くあるからそれには凄いなと思っているとメーヤは更にこう続けた。
「其れとですがオリーブオイルですけど容器はファミリータイプですので買う時には
量を考えて下さいね。」
そう言ってメーヤは料金を出そうとするとキンジが前に出てこう言った。
「俺が払うよ、それとだが飲み物も買っておこうぜ。」
「飲み物となりますとミネラルウォーターの方はガス入りとガス無しがありまして
蓋を見て判断してくださいね。」
そう言ってメーヤは買い物を済ませた後にキンジと共に家に帰るとそういやあと
キンジはメーヤに向けてこう聞いた。
「メーヤ、アンタ・・・家とかはどうするんだ?戻るんなら俺が送って行くが?」
キンジがそう聞くとメーヤは・・・こう答えた。
「え?ここですが??」
「・・・・・・は?」
キンジはそれを聞いて目を丸くするがメーヤは更にこう続けた。
「私はキンジさんがイタリアでちゃんと暮らせれるようにアドバイスするために
ここにいますので・・・これから1年間宜しくお願いいしますねキンジさん♪」
「・・・マジか。」
キンジはそれを聞いて頭を抱えていた、HSSになる時に確率が高そうなのは
こいつなんだよなあと思いながら・・・車で家に戻る事となった。
キンジは小さなビルの様な佇まいをする自分の家の下にアル車庫に車を入れると其の儘キンジとメーヤは部屋に入り食事を始めた。
肉ではなくパンとパスタ系が主食のイタリアの食生活に慣れるためにパンと
イタリア風の餃子であるラビオリ、パスタを食する前にメーヤが何やら祈りをするのを
見てキンジも同じようにして・・・其れから食事を始めた。
するとメーヤがキンジに向けてこう言った。
「キンジさん。」
「?」
「こうしてみると私達・・・同棲しているみたいですね♪」
「!・・・とりあえず食べようぜ。」
「うふふ。」
メーヤは少し慌てているキンジを見て笑みを浮かべながら料理を食べ進めていた。
次回はもう一度学園に。