「ああ糞が!あの狼男なんつう速さなんだよ!!」
「あの狼男の筋力が普通より強いって事でしょうがって何でニトロ使ってんのに
遠ざからないのよ!?」
チートなのかとオルガマリーはそう言いながら道を教えていると・・・絶花が
前を見てこう言った。
「キンジさん前々!」
「前・・・うぎゃ!?」
キンジが前を見た瞬間に見えたのは・・・槍を持ってやってきた少女が見えると轢くのは不味いと考えてハンドルを切り替えようとした瞬間に・・・少女の槍がキンジの車を
貫こうと投げつけてきたのだ。
「!」
キンジは早急に避けると少女の着ていたローブを脱ぎ取って姿を見せたのは・・・
・・・・・黒のポニーテールの胸のでかい少女がその槍を回収して狼男に乗ると・・・その儘騎乗して向かってきたのだ。
「マジかよあんなの反則だろうが!」
「何処の騎乗の達人って言うかここじゃ間違いなく死人が出かねないわ!
テルミニ駅に向かいなさい!!あそこから人の少ない場所に行くわよ!?」
「駅って人が多いぞ!」
「極秘だけど武偵が使う車両運搬用の路線があるのよ!昔は駅構内の点検とかで
トロッコが使われてたけど今はうちしか使わないから其処から入りなさい!!」
オルガマリーの言葉を聞いてああもうと言ってキンジは駅近くの交差点から線路に
車を乗せて駅に入ってそしてその儘武偵用の線路に乗って行った。
「敵が?俺の担当場所とは離れてるじゃねえかって・・・どうするかな。」
ティグルは携帯電話の通信を聞いてどうしようかと考えていると・・・近くで
白いタクシーがあるのに気づいてティグルが屋上から降りていってそのタクシーに
向かって行った。
「すいませんが乗せてくれ!」
ティグルがそう言って向かった白いタクシーに乗っていた職員は・・・
・・・・・浅黒い肌に黒の短髪、そして何よりも・・・ラテン系の男性が
サンドイッチを頬張っているのが見えた。
テルミニ駅の29路線を横断して街に飛び出した後其の儘オルガマリーの教えから
ある場所が見えた。
「・・・コロッセオ!?」
コロッセオ、楕円形の闘技場は嘗て大勢の剣闘士や獣たちが生き死にを掛けた場所で
一説によれば未だにその魂が成仏できずに彷徨っているという話だ。
そんな中キンジとオルガマリー、絶花は内部に入ると狼男と槍を持った少女も
それに続いて中に入って行った。
「よお、ここなら手前らと好きに戦えるぜ。」
キンジがそう言って身構えると・・・槍を持った少女が狼男から降りると
槍を持った少女がキンジに向けてこう言った。
「貴様が遠山 キンジだな!拙者の名は『本多 二代』!!『本多 忠勝』を
血脈に持つ者だ!?其方とは・・・一対一の勝負を申し渡さん!」
二代はそう言いながら槍を構えると狼男を見て二代はこう言った。
「『ヴァン』殿、其方は前のあの2人の女を相手取って欲しい。拙者はあ奴と
やりあう。」
二代の言葉に『ヴァン』と呼ばれた狼男が頷くと・・・互に攻撃が始まった。
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「くう・・・強い!」
「この狼男!くたばりなさい!!」
オルガマリーはそう言って天体魔法の攻撃型『ミーティア』を放った、この魔法は高速砲撃魔法であり威力はそんなにないが高速なだけあって貫通力がある。
だがその攻撃に対して『ヴァン』は・・・するりと避けて絶花目がけて攻撃を続けた。
「せいや!」
「糞が!」
キンジは二代からの攻撃に対してギリギリで避けながら次の攻撃を予測しようと
しているが槍裁きが的確であった事から早急に決着はつかないと思っていた。
「中々避けるな其方は、だが聞いた話では鎧があったはずだが?」
壊れたのかと呟くとまあなとキンジは内緒話の様にしているが二代はそうかと
何かを察知してだがとキンジに向けてこう言った。
「武士たるもの如何なるときであっても全力で事に当てりし者、容赦はせぬ!」
二代はそう言って攻撃を続行するがキンジはこれじゃあ不味いと思っていた、
何か脱出路を見出さなければと思っているとキンジはある事を思い出していた。
「(インクルシオの槍・・・武器・・・仲間・・・俺は今迄多くの仲間たちが
いたからこそ俺はS級になれたがもういない・・・俺は一人なんだ・・・だったら俺は今自分一人で何とかしないといけねえじゃねえか!」
キンジはそう思いながら自身の拳銃を構えなおすと・・・二代は自身の槍を構えると
其の儘貫こうとして向かって行くと・・・キンジはこう思っていた。
「(今俺は一人・・・だから俺が何をしなきゃいけねえ事は分かってる・・・だから!強い武器・・・いや、1本の剣だ、こいつとやりあうには1本の剣でちゃんと
やりあわなきゃいけねえんだ!)」
キンジはそう思いながら拳銃と同時に左手に力を込めた瞬間に・・・
左手に白い剣がその姿を現すとキンジはその槍とガチ合った。
「な・・・何時の間に!」
二代は一体あれは何だと思っているとすぐさまに離れてまさかと思っているが二代は
それでもと考えながら向かって行った。
するとキンジはその剣を見て・・・自身の拳銃に同じような小型のそれでこそ
ダガーの様な形状にして装着させるとキンジは其の儘二代目がけて向かうと二代は
ガチ合った瞬間に・・・こう言った。
「結べ!『蜻蛉切』!」
そう言った瞬間に槍の刃部分が光ったかと思いきや剣が・・・斬れたのだ。
「!」
キンジはそんなのありかよと思っていると二代はキンジに向けてこう言った。
「この槍の名は『蜻蛉切』、拙者と戦った相手と距離が近ければ近い程切断能力が
上がる癖のある槍だ。拙者は父上の様に上手くないがそれでも・・・貴公と
やりあうならばこの上なき光栄な事よ!」
「ああそうかよ・・・面倒だな本当に!」
キンジがそう言って向かって攻撃しようとした瞬間に・・・
・・・・・二代の足元に弓矢が刺さったのだ。
「な」
「サンキューなティグル!」
キンジがそう言って剣の刃部分に映った一人の青年・・・ティグルが体調悪そうな
感じであるが弓矢を構えているのが見えた。
そしてキンジは其の儘持っている剣・・・半ば折れてはいるが其れでも
使えない訳じゃないと考えて貫くような感じで向かってそしてぶち当てようとした瞬間に二代は蜻蛉切を盾代わりにして衝撃を和らげることに成功したのだ。
キンジは其れを見てマジかよと思っているが二代はキンジに向けて・・・
笑みを浮かべてこう言った。
「・・・初めてだ。」
「?」
「父上以外でここ迄拙者を苦戦する様な手合いは其方が初めてだ、故に拙者は其方を
好敵手と見込んだうえでお主を討つ!」
「だったら俺は手前を逮捕させて貰うぜ!」
キンジはそう言って戦闘が再開するが上空から・・・幾つものミサイルがキンジ達
目がけて襲いかかった。
「ごほごほごほ!おい大丈夫かお前!!」
「あ・・・ああ、拙者は大丈夫だが其方は?」
「俺は未だ何とかだが・・・オルガマリー!絶花!!」
そっちはと言うと・・・オルガマリーが絶花と共に結界の中にいて無事だったのが
見てとれた。
一体何処からかと思って見てみると上にいたのは・・・バッキーであろう人間が上空でリフターを使って来たのだが意匠が違った。
今までの様な戦闘員の様な黒い服ではなく鋼色の・・・金属の鎧
両腕には何やら武器が付けられている様な感じであり胸元には嘗てキンジが
エリア51でトニー・スタークが纏っていた鎧と同じエネルギー機関を保有していた。
だが最も違うのは顔面に値するところである、ガスマスクの様なフェイスマスクから
横に細長い線が幾つも彫られたフェイスマスクを付けていた。
するとバッキーの様な人間がこう言った。
「攻撃開始。」
そう言った瞬間にリフターからマイクロミサイルが一斉に放たれたのだ。
リフターの改良点
アークリアクターが付けられている。
ミサイルはマイクロミサイル
ブレードに値する部分はエネルギーキャノン
リフターのイメージは初期スパイダーマンの『グリーンゴブリン』の武器である
フライトユニット