混弾のキンジ   作:caose

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 秋葉原は・・・電化製品の天国。


秋葉原へ

秋葉原

 またの名を『武偵封じの街』

 秋葉原は常に多くの人間でごった返しており銃が使いにくく例え使えたとしても

路地が入り組んでており犯人の追跡にも四苦八苦するのだ。

 そんな中で理子が何を言うのか分からないが自分たちは最初から理子の術中に

嵌っているのではないのかと錯覚しそうになった。

 そしてキンジ達はここだなと理子がテストの際に自身の鞄の中に

入れていたであろう紙には場所と時間が書かれておりキンジ達は

万が一に備えてと言う事で犯罪組織のアジトに突入する時と

同じ動作(本来なら松葉は通信の為いないのだが)で扉のノブにそっと掴んで互いにこくりと頷いて・・・キンジがそれを開けると目の前に広がるのは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「「「ご主人様、お嬢様、お帰りなさいませー!」」」

 メイド服を着た少女達がキンジ達に向けてそう言って挨拶した。

 ここは・・・メイド喫茶なのだ。

 何でここなんだよとそう思っているがキンジは別の意味で

頭が痛くなりそうであった。

 「(何でここなんだよ胸元とか脚とか見えてるし俺帰りてえ。)」

 そう思っているが仕方ないだろうな実際。

 キンジ達は其の儘彼女達に案内されるがままに奥にある個室に向かって行くと

入った先に広がっていたのは・・・。

 「何だこの部屋?」

 「理子の趣味みたいよね。」

 「・・・落ち着かなさそうですね。」

 「目がやられそうだがな。」

 キンジ達はそう呟きながらピンクと白を基調とした・・・

少女趣味全開な部屋であったがために項垂れていると・・・

キンジは既にいる人間がいたことに驚いてその人物に向けてこう聞いた。

 「何でいるんだアリア?」

 「私も理子に呼ばれたからよ。」

 ブスッとした表情をしている中でアリアはジャンヌを見てこう言った。

 「理子に聞いたけどアンタもなの?『司法取引』。」

 「まあな、だが私が口にしたのは『ブラド』に言われて拉致した超偵の

受け渡し場所と時間、それと協力してくれた裏組織の面々ぐらいだがな。」

 「それってママの事も」

 「無論喋った。なんなら裁判の時に証人として向かう事も出来るが。」

 「・・・分かったわ、取敢えずはね。・・・けどもし何か仕出かすものなら」

 「貴様が私に勝てるのか?理子にも勝てなかった癖にな。」

 「!!」

 「おいマテアリア、ここで銃刀類はご法度だぞ!」

 キンジがそう言うとチッと舌打ちしてドカリト座るとキンジ達に向けて

こう言った。

 「それにしても遅いわね理子の奴、もしこれが嘘だった数穴よ数穴!!

それに何なのよ外にいたあの胸じゃなくてあの格好!幾ら給料が良くても

あれはないわ!!イギリスなら兎に角日本で着るなんて場違いよ!

恥ずかしいわよ!!あたしだったら絶対に着ないわ!!絶対絶対

あんなもの着ない!!!」

 「何時お前に来て欲しいって頼んだんだ?」

 キンジはそれを聞いて誰も聞いていないのになとそう思いながら

こう考えていた。

 「(何でお前がそう言うんだって言うかお前さっき胸とか言っていたよな?

お前のコンプレックスが丸聞こえだぞってそれにあの服をお前が来ても

精々子供の仮想衣装にしかなんねえよってそれだったらなあ・・・。)」

 キンジはそう思いながら松葉とジャンヌをチラリと見て

先ほどの彼女たちの服装を思い出した。

 ジャンヌはスタイルはモデル体型で手足はスラリとしているため

間違いなく似合うだろうなと思いながら松葉の方は・・・。

 「(やばいやばいやばい!松葉は色々とやばい!!)」

 むっちりとしているがスタイルは悪くないどころかちゃんとしており前に

事故とはいえ胸を見てしまったがためにそれが見えるようなタイプだと

分かった瞬間にキンジは頭を切り替えようとこう考えた。

 「(それにしても何で俺達を呼んだんだ理子の奴は。)」

 そう思いながら水を飲んでいると外から・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「理子様お帰りなさいませ!」

 「「「「「「!!!!!!」」」」」」

 それを聞いてキンジ達は目を見開いて互いに武器を構えると少女達の声が

また聞こえた。

 「Σ(゚∀゚ノ)ノキャーお久しぶりーー!!」

 「理子様がデザインされた新しい制服お客様に大好評何ですよーー!!」

 声から察するに如何やら理子はここではVIPで常連のようである。

 キンジがそう思っていると扉が開かれて出てきたのは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ごっめーん遅刻しちゃったー!急ぐぞブ~~ン!!」

 魔改造したフリルの付いた武偵制服に縞々のタイツ、首には巨大な鈴を付け、

両腕には大量のフィギュアやゲーム等がぎっしり入った袋を

飛行機の真似なのであろう翼の様に広げており袋を提げ乍ら席に座った。

 それを見たアリアが大声でこう言った。

 「アンタもしかしてそれを買っていたから遅くなったの!?」

 「いやあ、限定物とかが色々とあってさ。ついつい。」

 そう言いながら理子は近くにいるメイドに向けて注文した。

 「理子は何時ものパフェとイチゴオレ!キー君と天草君とカイズマス君には

マリアージュ・フレールの春摘ダージリン。ケーちゃんには私のと同じ奴でそこのピンクのは適当に桃マンでも投げつけておいてね!!」

 理子は勝手に全員の注文を終えるとこう言った。

 「さてと、食べながら説明するからよく聞いておいてね。」

 「「「「「「・・・・・」」」」」」

 それを聞いて一体何なんだとそう思っていると理子は・・・

とんでもない事を口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「皆で理子と一緒に泥棒して欲しいんだよねえ~~。」

 「「「「「「・・・・・・ハイ?・・・・・・・」」」」」」




 何故泥棒なのか?
 次回へ続く。
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