混弾のキンジ   作:caose

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 迫ります。


謎に迫れ

其れから数日後、天草は電話について頼んでいた松葉のいる部屋に入ると松葉が

天草に向けてこう言った。

 「ああ、あんたね。入りなさい電話の件は終わっているわよ。」

 そう言って中に入らせると天草は其れを見て・・・また増えたなと思っていた。

 グッズが前よりも増えていて更に言えば足の踏み場が無いなと思っていると松葉は

天草に対して少し大きめの封筒を渡すとこう言った。

 「一応渡しておくけどこの電話・・・普通じゃなかったわ。」

 「?・・・特殊な軍事通信システムを使ってたりですか?」

 「いいえ、其れとは全く別の奴ヨ。・・・これを聞いて。」

 松葉が天草に耳当てを付けると・・・何か特殊な音程が聞こえて暫く聞いていると、

あれと天草が呟くが暫くして音が切れると松葉が天草に向けてこう言った。

 「分かったかしら?これは特殊な電子妨害と通信を同時に行っているから逆探知して

居場所を特定させようとすると妨害されてるから・・・御免けど力には」

 「いえ・・・もしかしたら出来るかもしれません。」

 「・・・・は?」

 松葉が一体どうやってと思っていると天草はこう答えた。

 「先ほどのあの音の中には福音・・・教会で使われるオルガンの音程と似ていました、

それを打ち消すように調整してみて下さい。」

 「・・・分かったわ・・・やってみましょうそのオルガンの音あんた知ってる?」

 「ええ、其れに近い音を教えます。確か・・・これです。」

 天草はそう言って其の音程についてを教えていると・・・暫くして音が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーー貴方は駒王町の教会に来てもらうわ、そこで貴方にはやってもらいたい事が

あるからね。

 ーー分かりました、では詳しい道順を教えてくれませんか?

 ーーそっちは紙で送っておくからちゃんと来るようにね。

 その音声を最後に通信が切れるとこれは何処からですかと天草がそう聞くとええとと

松葉がパソコンのキーボードを操作して・・・ある場所に辿り着いた。

 「やっぱり駒王町ね、使ったのは公衆電話なんだけどナンバーの特定は終わったわ。」

 後は監視カメラから相手を特定して其処から前科があるかどうかを

リストアップするだけと言ってもう一度集中しようとしていると・・・天草の懐の

携帯電話から音が聞こえて天草は誰でしょうと思っていると出たのは・・・

理子であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「シーくーーん!会いたかったよーー!!」

 理子がそう言って天草目がけて走ってくるのが見えてああはいはいと

ジャンプして向かってきた理子を抱き上げるとこう言った。

 「理子さん、貴方が来たという事は何か分かったという事でしょうか?」

 そう聞くとうんそれがね!と言って・・・目つきを鋭くしてこう言った。

 「やっばりよあそこ滅茶苦茶。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 理子が駒王町に入ったのはアーシア・アルジェントの路銀の来た場所を

特定できたがために送った銀行に銀行員に成りすまして調査してきたのだ。

 「はい、確かに彼女当てにこちらで送金されました。」

 「でしたらその送った人は?」

 「少々お待ちくださいって・・・あれ可笑しいな情報が無い?」

 何でと言って暫く探していると対応していた職員が理子に向けてこう言った。

 「申し訳ありません、本来でしたら資料は置かれているはずですが何処かに

消えておりまして。」

 「・・・そう言うのってあるのでしょうか?」

 「いえ・・・何せこう言う事は今迄ありませんでしたので・・・。」

 理子は職員の言葉を聞いて・・・その表情から嘘じゃないなと思ってでは

これでと言って立ち去ると理子はこう思っていた。

 「(今のあの人の言葉と表情から見て・・・真実だろうな、だけど何か引っかかる・・一体何がこの街で起こってるんだ?)」

 そう思いながら歩いていると・・・何かを感じた理子は一体何だと思っていると辺りを見渡してこう呟いた。

 「人がいねえ・・・一体何が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それは簡単だよ・・・あたしが人払いの結界を張っているからねえ。」

 「!」

 理子は声のある場所を特定しようと辺りを見回していると暫くして周りを

見回した後に・・・まさかと思って上空に目を向けた瞬間に目にしたのは・・・

一人の女性であった。

 黒の長髪

 紫色の胸元が大胆に開いたボディコンスーツ

 そして何よりも・・・黒い羽・・・まるで・・・烏の如き羽を翻すその光景にまさかと思っていた。

 そして理子はその女性に向けてこう聞いた。

 「手前・・・吸血鬼と同じ類かよ。」

 理子がそう言うとはん!と鼻息荒してこう言った。

 「笑え我偉大なる堕天使が吸血鬼なる劣等主に間違われるとはやはり人間は

家畜にも劣るようだな。」

 「は!あたし等からみりゃあ同じなんだよ・・・何の用だ?」

 理子がそう言って武器を構えると女性はこう答えた。

 「簡単だよ、アンタがあたし等の周りで鬱陶して飛び回る蠅がいるとあのお方から

言われてるから来てみたら悪魔じゃなかったようだけどまあ良い・・・人間が

一人二人死んだところで怪しまれる事はないだろうね!」

 そう言って女性は光で出来た槍を持つと理子はこう呟いた。

 「へえアンタ何か知ってるんだね・・・じゃあ教えてもらおうか・・・

アーシア・アルジェントについてをな!」

 理子はそう言って武器を構えて・・・戦闘が始まった。




 次回は其の後。
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