そして数日後
「では・・・主よ、今日も私たちを見守り下さい。」
小さな部屋の中で少女・・・アーシアは目の前にアル十字架と聖母マリアの像に向けて
祈りを捧げると・・・部屋から降りて階段から降りると既に・・・ミシェラ達が食事の
準備を終えるのを見てこう言った。
「皆さん・・・おはようございます。」
「「「「おはようアーシア!」」」」
其れを聞いてアーシアは・・・武偵校生の制服を身に纏って食事を始めた。
あの後天草達は今回の事をSSRの教師陣に報告すると教師たちは何処かに電話すると
ある資料を出してこう言った。
「今回の件は他言無用、ポイントについてはこちらで対テロリスト一派の動きを
事前に察知して行動した事とする。」
既に公安とも話は済んでいると言われて口外しないように誓約書を書かされた。
如何やらこの手の問題について武偵局でも色々と関わっているらしく裏側での条約が
結ばれているんじゃないかと思われるがこの事件は終結させるという事となった。
そしてアーシアは武偵校2年生の救護科に所属する事となり今後はキンジの
アミカであった柳生と共に行動すると言っている。
アーシアの家はキンジの家となりホームステイとして滞在する許可も貰い取りあえずは
一件落着とは・・・まあいかないものだ。
数日後・・・。
「あらおはよう武偵の皆さん?」
リアス・グレモリーがやって来た。
「それでだが何の用だ?」
ミシェラが警戒心丸出しでそう聞くとリアス・グレモリーはこう答えた。
「簡単な話、私達と契約する気は無いかしら?」
「・・・其れはつまりお前達の下に着けと言う事か?」
ミシェラはそう言いながら構えるとリアス・グレモリーはこう返した。
「まあそれが良いかもしれないけど違うわ、今後ももしかしたら人間関係の事件が
降りかかるかもしれないわ。その際には私は貴方達に依頼を頼みたいの、無論無料とは
言わないわ。お金も出すし貴方達からすれば良い
ポイント稼ぎになるんじゃないかしら?」
「・・・ポイントだと?」
「そうよ、私は戦力が欲しい。人間相手だとこちらも何かしらの対処方法が
取りづらいけど・・・貴方達だったらその相手が出来るわ、表向きは生物兵器か
テロリスト扱いで実際は悪魔崇拝者における魔法の攻撃或いは実験の阻止が真実。
貴方達の武器も幾つかはこちら側にあっても可笑しくないもの、既に魔王様にもこの事を聞いて納得してくれたわ。それに・・・グレモリーとシトリー勢力側にいるとするなら
貴方達を無理やり眷属にしようとする悪魔はいなくなるか或いは・・・けど約束するわ、私は貴方達に危害を加える様なことはしないわ。」
絶対にと言うとミシェラは暫くして・・・こう答えた。
「これはチーム全体で話し合いたい、また後日話を聞こう。」
「良いわ、こっちもそれなりに話を詰めたいし何よりも・・・貴方達の力を見れば
無理やり眷属にしようとする連中がいるかもしれないしね。」
「あの・・・一つ宜しいでしょうか?」
「?」
リアスがどうしたのと聞くとダイアナがこう答えた。
「眷属とは何でしょうか?」
そう聞くとリアスは懐から・・・チェスの駒に似たナニカを取り出すとこう言った。
「悪魔・天使・堕天使は幾度もの戦いで勢力が殆ど削られた状態なの、悪魔側は其れを何とかするために外から勧誘する形で眷属・・・つまりは悪魔に転生させるシステムを造ったの。」
其れが来れよというとこう続けた。
「駒は15個、それら全てはチェスの駒に準えていて
通称『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』って呼ばれてるの。悪魔の間では其れを使ってレーティングゲームって言う試合が眷属を使って度々行われてるわ、長所は力の増強に
外国語の自然翻訳と長寿・・・まあ悪魔水準で1万年単位って所ね。」
「・・・短所は何なのさ。」
ポーナがそう聞くとリアスはこう返した。
「もしも眷属が王に手を出した場合・・・異形に成り果てるわ。」
『!?』
其れを聞いてまるで首輪じゃないかと思っているがけどと言ってこう続けた。
「其れは向こうが一方的に主が何一つ理不尽が無かった場合、悪魔は契約を
絶対とするから主側が違反又は無理やりか契約違反をした場合は異形化せずに体内にアル『イーヴィル・ピース』が反応して更に強く成るわ。契約違反者に対する制裁としてね、其の為悪魔側も眷属化する際には互いの合意或いは相手が死に瀕していて生前に
契約しているかが条件となっているわ。だからこそ貴方達には気を付けて欲しい・・・
そう忠告したかっただけなの。」
それじゃあと言って家から出ようとするとああそれととリアスは全員に向けて
こう言った。
「私は主に外部からの侵入者撃退として、シトリーは内部の安全確保として
来ているけど普段は学生だから明るい時は・・只のリアスとして接してね。」
じゃっと言って立ち去るリアスを見送った全員は取敢えずと言って天草と松葉にも
相談しようと行動を始めた。
後日だが両陣営は同盟と言う形で互いに仕事関係を結んだのはそれから
暫く経ってからである。
次回は再びキンジサイド。