「う・・・痛ってえ・・・。」
キンジは背中から出てくる激痛に際悩まされながら自身が尻もち着いているような感覚がした後に今いる空間と突入した場所を想定してこう思った。
「(ここは・・・俺達は体育倉庫に突っ込んで・・・
この狭い箱のような場所は・・・ああそうか。ここは跳び箱の中か。)」
そう、今キンジがいるのは跳び箱の中である。
あの時に跳び箱の一番上に激突した際に外れて三人がすっぽりと入ったのだ。
「(それにしても何故だ?・・・身動きが取れないぞ??幾ら何でも跳び箱に
入っているからって身動き取れないしそれに何故か分からないが・・・何か頭に
柔らかい物が当たっている感触がするのだ。
暖かくて柔らかく、それに何だか甘酸っぱい香りがするのだ。
キンジは視界を確保するためにそれから離れようと両手でムニュっとする
柔らかいナニカを掴むとキンジはこう思っていた。
「(何だこれ?柔らかくて然も指がめり込むってこれは一体何なんだ?)」
そう思い離れると目の前に・・・松葉の顔が至近距離で見えた。
「(!!松葉!?何でここにってああそうか・・・俺がこいつを前に
移動させたんだって・・・あれ?何でこいつの顔が俺の目の前にって言うか
何かこいつ服捲れて・・・・!!!)」
キンジはまさかと思って両手を見てみるとそこで目に映ったのは・・・。
水色のブラジャー越しで胸を揉んでいる自身の両腕であった。
「(!!!)」
キンジはヤバいと思って両手を離そうとするとあるラベルが目に入った。
そこに書かれていたのは・・・これだ。
E-86
「(Eって!こいつそんなにあるのかよって言うかやばいやばいやばいやばい!早く離さないとこいつが目を覚めたらあれ)」
そう思って離そうとした瞬間に松葉が・・・目を覚ました。
「うううん・・・あれ?キンジ??って・・・確か私は・・・・」
そう言いながら自身の現状を確認した。
捲り上がった制服
狭い密室
目の前には悪友・・・いや、他の存在にも思える男性が・・・
自分の胸を鷲掴みしている。
「zxzcxcmcvmんcんxxz!!」
「おいマテ!これには深い理由が」
「このスケベーーー!!」
「ぼぐふぉ!?」
跳び箱の中で乾いた音が聞こえた。
「何やってんのよこのスケベ!!」
「冤罪だ!俺は無実だ!!」
「じゃあ何でアタシの胸を揉んでいたのよ!!」
「あれはお前が俺に圧し掛かっていたから」
「アタシが起きなかったらあんた如何していたのよ!?」
「どうもしねえって言うか何で俺がヤル前提何だよ!?」
「男は大体がそうじゃないの!?」
「パソコンの動画の見すぎだろうが!!お前ちょっとはって・・・あれ?」
「何があれ?よ!誤魔化そうとしているんじゃないわよ!!」
「なあさ・・・俺とお前と一緒に小さな女の子いなかったか?」
「ああ・・・そう言えばいたわねって言うか何処に行ったのかしら?」
「ここにいるわよ!!」
「「?・・・あ、いた。」」
キンジと松葉は下から声がするのでまさかと思っているとキンジの
下敷きにされている少女がそこにいた。
「重いわよって言うかアンタら早くどきなさいよ!!」
少女はそう言ってキンジをどかそうとぬぎぎぎと這い出ようとすると
キンジが松葉に向けてこう聞いた。
「刑姫、取敢えずは立ち上がってくれ。ここは狭いからお前が立ってくれると
俺もこの子を出しやすいんだ。」
「・・・分かったわよ・・・けど!後でこの礼は必ずして貰うんだから!!」
「はいはい。」
キンジは取敢えずはゲーム代出さなきゃなと思いながら
刑姫が立ち上がろうとすると・・・キンジが突如刑姫の腰を掴んで座らせ直した。
「ちょ!//何よ一体!!///」
刑姫はいきなりの事で顔を赤くして言うとキンジはこう答えた。
「敵だ!さっきの連中が何台も来ているぞ!!」
「ええ!!」
刑姫は嘘でしょうと思いながら後ろを振り向くと先ほどの
セグウェイの大群がまた来たのだ。
然も何だか数が多くなっている。
「20台も!ちょっとこれは反則でしょうが!!」
「そんな事は良いから取敢えずは反撃するぞ!!」
銃はと聞くと刑姫はこう答えた。
「無茶言わないでよ!アタシの銃は警官が使うタイプなのよ!!
射程距離がそんなにあると思ってるの!?」
「何でそんなんだよ!!」
「アタシは通信担当よ!荒事は何時もアンタか天草でしょうが!!」
刑姫はそう言ってアンタどうするのよとそう言った。
するとキンジは何故だか頭が閃くかのような感じがしているのでああそうかと
確信した。
「(この感じは弱めだがアレが出てきたか・・・
だけどこいつは好都合だ!!)」
キンジはそう思いながら懐から拳銃を取り出すとある事を想っていた。
「(悪いが・・・見えてるぜ!!)」
そう思いながらキンジは拳銃を取り出して構えて銃撃が終わった瞬間に・・・
攻撃した。
突然攻撃したがその場所は全て・・・銃座だけであった。
それも・・・刑姫の銃と一緒にだ。
これにより12台が壊れたがセグウェイが離れていくのを見て
キンジが刑姫に向けてこう言った。
「今だ刑姫!」
「成程ね!!」
刑姫はキンジの言葉を聞いてパソコンを取り出して何か打ち込んでいると
もう一度セグウェイが出てきた瞬間に・・・刑姫がこう言った。
「これで終わりよ!」
そう言った瞬間に・・・セグウェイが止まった。
「・・・終わった。」
キンジの言葉と同時に一息ついたとそう思っているが・・・
忘れ毎が一つあった。
「いい加減に離れなさいよーーー!!」
そう言って少女の言葉と同時に大慌てで外に出た。
次回は少女から。