「この聖剣について・・・お話させて貰いますよ?」
天草の言葉を聞いてイリナが何やら視線をあっちこっちに傾けながらこう言った。
「ななな何言ってんのかなあ君は?聖剣なんてそそそそんなおとぎばばばばばば話」
「お生憎ですが貴方方は堕天使の事を知っておりました、其れに・・・僕らの仲間には
こう言う聖遺物関連に詳しい人間がいるので無駄ですよ?」
それに僕も似たような・・・妖刀ですが同じのを持っていますしねと天草は
笑みを浮かべながらそう言うがイリナとゼノヴィアは互いに目を大きく見開くと
そうかと・・・ゼノヴィアはそう呟くとこうも聞いた。
「其れを聞くとなるとそちらにも聖遺物があるという事で良いか?」
そう聞くとええありますよと言うと今は何処にと聞くが天草はこう答えた。
「大人しく言うとは思えませんね、其れに仮に言ったとしても貴方方では使いこなすのは難しいかと?」
「・・・分かった、何も聞かんが今聖剣は何処にアル?」
ゼノヴィアが聞くと其れはですねと言うと・・・扉の奥からミシェラとクリスが
出てくると2人は互いにこう言った。
「終わったぞ天草、これらは間違いなく聖遺物だが・・・不純物が幾つか
混じってあった。」
「うん・・・何か其の・・・他のナニカと組み合わせているみたいなの。」
それを聞いて天草はそうですかと言うと天草はゼノヴィア達に対してこう言った。
「さて・・・この聖遺物についてですが内容次第では日本支部から本部に対して
苦言を言う必要性が出てきますよ?他国で聖遺物を使おうなどと言うある意味
テロ紛いな事をしようとしていたなどと分かれば貴方方が蜥蜴の尻尾切りに
なりますがね?」
「我々がテロリストだと!」
「当然です、それ以前にこの国では銃刀法があります。未許可の人間が使おうとするならそれはテロリスト以外の何者でもありません。」
「ぜ・・・ゼノヴィア不味いよ・・・此の儘じゃあ」
「ぬぐぐぐ・・・!」
2人は何やらぞっとするかのような蒼い顔をするとそれではと言ってこう聞いた。
「教えて・・・くれますよね?」
天草のその・・・ある意味脅しに近い様な笑みに対してゼノヴィア達は・・・
仕方ないというと・・・こう言った。
「其れはエクスカリバー・・・嘗てアーサー王が使っていた伝説の剣だ。」
そう言った後にゼノヴィアは説明を始めた。
エクスカリバーは先の大戦・・・つまりはアーサー王の部下であるぺディヴィエールが湖の精霊である『ヴィヴィアン』に変換したが天界はとある理由でそれを横取りして
使ったが折れてしまい今や7本のエクスカリバーにへと姿を変えた。
現在それぞれの教会で2本ずつ3か所計6本がありそれぞれ特徴がある。
攻撃力に特化した破壊(デストラクション)
あらゆるものに変化できる擬態(ミミック)
高速戦闘が出来る閃光(ラピッド)
相手に幻を見せることが出来る夢幻(ナイトメア)
姿を消して所有者をステルス状態にすることが出来る透明(トランスペアレンシー)
信仰すればするほど力が増す祝福(ブレッシング)
「後1本は行方知れずだがこの聖剣の内私の『デストラクション』とイリナが
持っている『ミミック』、そして討伐部隊として別動隊として既に向かった
『トランスペアレンシー』と『ブレッシング』。それらがこの国にアル。」
「・・・言いたいことは山ほどありますよ?何で横取りしたのに返さないかとか
ヴィヴィアン様は怒ってるんじゃないかとかいろいろ言いたいですが討伐部隊と
言っておられましたが・・・一体誰を?」
悪魔ですかと聞くと其れはとイリナが何やら口をもごもごさせているが仕方ないと
ゼノヴィアはイリナに向けてこう言った。
「こうなったら喋るしかない、其れにこれだけの実力者だ。もしかしたら
戦力になってくれるかもしれん。」
そう言うとゼノヴィアはこう答えた。
「討伐対象は『コカビエル』堕天使の幹部だ。」
「・・・では我々はこれで。」
「申し訳ありません、コチラハ何分依頼が無ければ動けない身ですので。」
「いや良い・・・邪魔した。」
ゼノヴィアはそう言ってイリナと共に去って行くのを見届けた天草はさてとと言ってアーシアに対してこう言った。
「それでは何時も通り始めましょう。」
そう言うとアーシアはあのと聞くが天草はこう返した。
「僕達に出来るのは只彼女たちの武運を祈るだけです。」
そう言うと数分前の事を思いだした。
「相手は『コカビエル』堕天使の幹部だ。」
「堕天使ですか・・・この間から色々と問題がありますね。」
「そうだな、君は既に戦っていたが・・・恥を忍んで頼みたい・・・君の力を
我々に協力して欲しい!」
ゼノヴィアはそう言うと其の儘頭を下げるのを見てイリナが驚くがゼノヴィアはこう言った。
「イリナ、我々の任務は聖剣の奪還だが破片程度でも良いと言っていた。それに戦いで主の元に逝くことはエクソシストとして誇りだろうが矢張り生きて戻った方が
都合がいい、其れに彼の実力は見たはずだ?彼の力があれば間違いなく任務の達成度は
高くなる。」
そう言って頼むというが天草はこう返した。
「・・・すみませんが僕達は武偵です、教会とはいえ命令権が無く然も無断での
仕事受付は現金となっていますので・・・。」
そう言うとそうかといってゼノヴィアはこう返した。
「ならば構わない、だが覚えておいて欲しい。君の力は間違いなく必要だ。」
それだけは覚えて欲しいと言ったのだ。
それを思い出した天草はすみませんと言って電話を取るとある人間にコンタクトした。
その相手が・・・彼女だ。
「ああすみません・・・リアス・グレモリー様で合っていますか?」
次回はリアス視点。