「何だよ・・・あれ。」
一誠はそう呟くが周りの面々も同じであった、いきなりシャドウと名乗った男が
ゼノヴィアの首筋に噛みつくと暫くして・・・背後にいた人間達が群れるかのように
ゼノヴィアに襲いかかって断末魔の悲鳴を上げてそして・・・ああ・・・ううと
このままいけば死んでしまう事は間違いないと思って一誠が助けに行こうとするのを見て
リアスが待ちなさいと言って制止させると一誠がこう返した。
「何でですか部長!あのままだとあいつが!!」
「待ちなさい一誠!今貴方が向かっても・・・襲われて終わりよ。」
「そんなことありません!俺はあの時よりも強く成ってるんだ!!だから今度こそは」
一誠はリアスに対してそう言うが間に合わないぞとライザーは一誠に対して
そう言うのを聞いて一誠は手前と睨んでいると・・・ナニカの動きを感じて
ライザーのクイーンであるユーベルーナがライザーに対してこう言った。
「ライザー様、彼らは何かを企んでいる模様です。なにかに備えて身構えましょう。」
「ああそうだな・・・皆構えてろ。何かあっても良いようにな。」
それを聞いて全員が了解と答えて武器を構えると・・・黒いローブのフードを脱ぎ放ってその姿が露となった。
其れは・・・一人の少女であったが異様な光景であった。
中世の王侯貴族みたいなマントのように垂らした目測3mほどのウエーブヘアで色は
モスブラウン。
その側頭部には軍帽が付けられており頭の髪には多くの・・・生花と大小の葉で
飾られていたが顔面は眼窩の周囲には隈があり目がくぼむほど瘦せていた。
するとその女・・・ラプンツェルはゼノヴィアの体を見てこう言った。
「此の儘では死んでしまうな、貴様には我らが総統が蘇った際の兵士になって
貰わんとな。」
ラプンツェルはそう言っておいと近くにいた兵士を顎で誘うと近くにいた兵士は
了解と言って棺を持ってくるとその棺を見てあれはとリアスがそう呟くとラプンツェルは
その棺に対して・・・おいと言ってこう続けた。
「起きろ『ヴァレリー』、仕事だぞ。」
そう言うと棺ががたんと音を立てて開き始めて其処から現れたのは・・・
ブロンドヘアーの女性がそこから姿を見せたのだ。
「ふぁ~あ・・・おはようございます~~。」
「おおおはよう、早速だが・・・こいつをあれを使って造り変えろ。」
「・・・ハイルヒトラー~~。」
「・・・本来ならお前のその言動に対して罰を与えなければいかんが仕方あるまい、
速くやれ。」
ラプンツェルがそう言うと『ヴァレリー』と呼ばれた女性が・・・ゼノヴィアに
近づくと何やら両手を翳して・・・小さな魂の様な物体がゼノヴィアに
入ろうとすると同時にゼノヴィアから出て行ったのが見えると『ヴァレリー』は
其れを受け止めてラプンツェルに対してこう言った。
「ラプンツェル様~、取れました~~。」
「おおそうか、そいつはそうだな・・・シャドウ受け取れ。」
「ああそれか、俺は既に聖剣因子を持っているのだがな。」
「お前の其れは人工レベルだがこいつはオリジナルだ、聖剣もあるようだから
損は無いはずだ。」
それを聞いてシャドウはふむと言ってこう続けた。
「ならばその聖剣因子を貰っておこう、これは有効活用だな。」
それを聞いてジャア貰っておけと言って『ヴァレリー』からその聖剣因子を貰うと
さてととラプンツェルは『ヴァレリー』に対してこう言った。
「其れじゃあお前・・・もう寝るなよお前寝すぎだ。」
「えええ・・・私もう一回寝たいんですけど~~?」
「貴様をあのルーマニアから連れ出したのは私だという事を忘れるな貴様!お前は
只でさえその力によって死者の言葉すら聞こえてしまう難点を持っているのを私が
治療してやったのを忘れるな!!」
「忘れませんよ~~、けど眠くて眠くて。」
「ああもう!吸血鬼なのに昼型とかデイウォーカーとはこんなのが多いのか!!」
「デイウォーカーですって!」
リアスがラプンツェルの言葉を聞いて目を大きく見開いてそう言うと部長と一誠は
其れについて聞くとリアスはこう答えた。
「吸血鬼・・・つまりヴァンパイアは夜に活動して生き血を啜るってのは
聞いたことあるわよね?」
「ええとはい・・・映画とかであるし。」
「ですがデイウォーカーは・・・普通の吸血鬼とは違うんですよ一誠君。」
一誠はそれを聞いてええとと言うと朱乃は更にこう続けた。
「デイウォーカーは生まれついて昼だろうが行動できるヴァンパイア・・・
人とのハーフに生まれた吸血鬼特有の体質でニンニクや木の杭であろうとも免疫が
効くんですわ。」
「え!それってすげえって言うか何で知ってるんですか朱乃さん!!」
一誠がそう言う中・・・子猫がリアスに対してこう言った。
「部長・・・あの人・・・ゼノヴィアさんの感じが変わりました。」
「感じ?どういったのナノ??」
リアスがそう聞くと同時にうううと・・・呻きながらゼノヴィアが起き上がると全員が何故と思いながら身構えていた。
あの時のゼノヴィアは間違いなく致命傷だったのに何で起き上がれるんだと
思っていると私はと言って自分の体を確認しているゼノヴィアは・・・シャドウを見て
貴様と言って身構えた。
「我らが主よ、ペテロよ。我らに・・・いぎぃいいいいいいいいいいいいい!」
そう言っていると突如としてゼノヴィアが痛がり始めると何だと思ってもう一度
同じことを言って・・・同じように痛み出すとゼノヴィアは一体何故だと言うと
ラプンツェルは何故だと言うとああそれはなと・・・ラプンツェルはゼノヴィアに対してこう答えた。
「簡単だ・・・貴様は最早人ではない・・・吸血鬼になったのだ。」
次回はその意味。