混弾のキンジ   作:caose

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 続きです。


戦闘開始Ⅵ

「白竜皇・・・!堕天使側にいるとは聞いていましたが何故ここに?!」

 グレイフィアは白竜皇を見て内心冷や汗を掻いていた、嘗て神と魔王が相対していた際に割り込んできた最強の竜・・・ニ天竜と呼ばれた其れは多くの悪魔や堕天使、天使を

喧嘩の邪魔だと言う理由で蹴散らされて其の後・・・封印されたがその時にある事が起きて今やその詳しい事情は悪魔でも僅かな面々しか知られていない。

 そして封印された二天竜は神器・・・神すらも殺せれる上位存在でもある

神滅具(ロンギヌス)クラスとなって今や三竦みの勢力は時には殺し時には懐柔する事で

何とかなっていたが最近その片割れでもある白竜皇が堕天使側に加わった事を知り

サーゼクスは内心だが不味いと思い情報収集をしていた中でこれだ、何が理由だと

思っているとコカビエルは白竜皇に対してこう言った。

 「おい『ヴァ―リ』、生憎だが俺は今忙しい身だ。相手は出来んから用件だけを言え。」

 「さっき言ったろ?アザゼルがお前を呼んでいる、戻れ。」

 白竜皇・・・『ヴァ―リ』がそう言うとそれではと言ってこう続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「答えは・・・NOだ!」

 それを聞いてジャアと言った瞬間に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・『ヴァ―リ』がコカビエルの目の前に突如としてコカビエルの眼前に現れて其の右手を翳すと不味いと考えたコカビエルはそれを受け止めた瞬間に・・・音声が

流れたのだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『DIVIDE』

 その音声が鳴ったと同時にコカビエルの体に異変が起きたのだ。

 「ぬ・・・力が」

 「当たり前だ、俺の能力を忘れたわけじゃないだろコカビエル。」

 「し」

 「じゃあな。」

 『ヴァ―リ』がそう言った瞬間に残った左手がコカビエルに襲いかかった。

 「がは!」

 腹部に一撃を与えられたコカビエルは其の儘吹き飛ばされるが落ちた場所から

ゆっくりとだが立ち上がろうとしたコカビエルを見てまだ立ち上がるのかと呟くと

『ヴァ―リ』はグレイフィアを見てこう聞いた。

 「お前の目的はあいつか?」

 「・・・私はコカビエルを相手取りあわよくば倒すつもりでしたが、そちらが

回収するのでしたらご自由に。」

 「ではご厚意に甘えさせてもらおう、俺も暇ではないしな。」

 そう言って『ヴァ―リ』が立ち去るのを見てグレイフィアは・・・下唇を

噛みながらこう思っていた。

 「(私は弱くなった、今の私では間違いなく白竜皇には勝てない・・・少し勘を

取り戻す必要がありそうです。)」

 そう思いながらグレイフィアはコカビエルが落ちて行った場所を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「く・・・そがあ・・・・!」

 コカビエルはフラフラになりながらも立ち上がろうとするのを見て『ヴァ―リ』はこう言った。

 「流石だなコカビエル、先の大戦を生き延びただけあって実力は大したものだ。」

 「当たり前・・・だろうが・・・俺には・・・目的が・・・ある!」

 「其れは三大勢力の戦争の焼き増しか?」

 それを聞いて暫くしてコカビエルは・・・アハハと笑いながらこう続けた。

 「確かに俺様は最初はそう思っていたがな、俺がやろうとしているのはそんな

ちゃちぃいレベルではない。」

 「・・・ちゃっちょいだと?」

 「そうさ、俺様がやろうとするのはこの世界・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・いいや!全ての神話と全宇宙の全てを巻き込んだ大戦争だ!」

 「この宇宙・・・だと?」

 『ヴァ―リ』はそれを聞いて何やらぴくりとするがコカビエルは『ヴァ―リ』に対してこう言った。

 「この世界は俺達が思う以上に想像だに出来ない強者たちがごまんといる!

そいつら相手に戦争など心躍りではないか!!その為にあのレギメント・ヘクセを

利用しているのだがまああっちの問題は解決済みだ、俺がいなくなっても・・・

この流れは止まらぬしな。」

 そう言うとコカビエルは座り込むと『ヴァ―リ』に対してこう言った。

 「俺をアザゼルの元に連れて行け、どうせこの戦いは終局に向かっている。

ケルベロス達も貴様相手には勝てんと悟っているしな。」

 コカビエルがそう言うと確かに召喚されていたケルベロス達は『ヴァ―リ』に対して

何やら遠くから唸っているだけであるのを見て『ヴァ―リ』はコカビエルに対して

こう聞いた。

 「お前は何故この様な事を?」

 そう聞くとコカビエルはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「一つは先の大戦で死んだ連中に対する弔いと復讐、そしてもう一つは・・・

未来に備えてだな。」

 「未来・・・か。」

 「ああ、戦いの未来だ。どうせ変えれないのなら俺の手で進める位は出来る、

最高じゃないか。俺の力で歴史の歯車が回るのだから。」

 十分だと言うのを聞いて『ヴァ―リ』はこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お前が羨ましいよ・・・自分に素直になれるお前がな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして朱乃の方では・・・決着が付きそうであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お母さま・・・どうして・・・ここに?」

 「朱乃・・・大きくなったわね。」

 そう言う女性・・・恐らくは朱乃の母親なのだろうがダイアナが待ってくださいと

言った瞬間に突如として紙が朱乃の周りを包み始めたのだ。

 「これは!」

 ダイアナはそう言って大剣を振り下ろすも・・・硬く弾かれたのだ。

 「!」

 「でしたら!」

 そう言って上空にいるライザーの女王が攻撃するもびくともしないそれに

一体どうしてと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・お母さま・・・私はずっとお母様があの男がいなかったせいで死んで・・・

私は・・・私はあの男よりも」

 「朱乃聞いて良いかしら?」

 「はいお母さま!あの男を殺すのでしたら私喜んで」

 そう言っていると朱乃の母親は朱乃に対してこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「何で私が死ぬ原因が・・・貴方だって分からないの?」




 次回で多分戦闘が終わりそう。
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