「何で私が死ぬ原因が・・・貴方だって分からないの?」
朱乃の母親の言葉に朱乃は・・・目を大きく見開いてこう言った。
「え・・・何を・・・言って。」
「だってそうじゃない、私は貴方を守って死んだのよ?其れなのに何で貴方は
あの人のせいにするの?」
そう言うと朱乃はだってと言ってこう続けた。
「あの時あの人が・・・あの男がもっと早く帰っていたらお母さまは」
「いなかった人のせいにして自分の責任から逃げるの貴方は?」
「違います!私はあの男とは違う!!」
「ええ違うわね、少なくともあの人は責任から逃げて無かった。だけど貴女は
如何なの朱乃?」
そう言いながら近づいてくる朱乃の母親に対して朱乃はいやと言って離れようと考えるも足が・・・心が其れすらさせなくなっていたのだ。
然し朱乃の母親はこう続けた。
「貴方は自分のなすべきことから逃げて。」
「・・・違う。」
「自分の弱さを棚に上げて他責やお父さんの力から目を背けて。」
「・・・違う違う・・・。」
「そしてこうやって私が言っている事にも目を・・・耳を背けてる。」
「違う違う違う私は背けて何て!」
「そんなんだから貴方は何時まで経っても弱い、弱いから何時まで経っても甘えて
見て見ぬふりして弱い人間にしか牙を剥かない。貴方はあの人の事を
何も知ろうともしないし知る気もせず恩人を勝たせようとするために自分を
捨てようともしない。」
「あ・・・・あ。」
朱乃はそれを聞いて震えながら違う違う違うと頭を振り続けると朱乃の母親は
朱乃の首に手を掛けると其の儘・・・捻り潰すかのように力強く絞った。
「お・・・お母・・・様・・・止めて」
「貴方は弱くて醜い、烏にも蝙蝠にも何もなれない哀れな鼠。」
「違う・・・私は・・・私は・・・・。」
「自分の力を隠してそれで勝とうと考える傲慢で卑怯者。」
「ああ・・・お母・・・さま。」
そう言いながら朱乃を持ち上げると朱乃の母親は・・・こう言った。
「そんなんだから私を見殺しにしたのよ。」
そう言ったと同時に朱乃の母親の手が・・・紙と変わったと同時に喉を中心に
全身斬り刻まれたのだ。
「ご・・・・ぼ。」
「さよなら・・・哀れな羽無し。」
朱乃の母親はそう言って・・・紙の塊となってバラバラに散らばると同時に
魔法陣が光り輝き始めたのだ。
「何です・・・あれは?」
天草がそう言うとふむとラプンツェルは全員に向けてこう言った。
「総員引き上げだ、ココでやる事などもうない。」
そう言うと全員が黒い霧に姿を変えると天草が待てと言った瞬間にラプンツェルは
天草に対してこう言った。
「済まぬが我々は未だ仕事が残っているのでな・・・これで失礼させて貰うよ?我々の大願成就の為にな。」
そう言って全員が消えるとシャドウがこう言った。
「我々も引き上げるぞ、ココでやる事はもう終わった。」
『『『『『了解!』』』』』
それを聞いて全員が消えると木場はシャドウに対してこう言った。
「逃げるのかい?」
そう言うとシャドウはこう答えた。
「分かりやすい挑発を口にするでない、我らのコンサートは未だ前唱。
ここからが本番なのだから。」
「本番?」
「そうだ、見たければ北海道に来ると良い。戦いたければそこで待っているぞ?」
だがその時こそとシャドウは木場に向けてこう言った。
「我々の決着と行こう。」
「・・・良いだろう、その首其れまでは預かっておくよ。」
木場の言葉にシャドウは待っていると言って・・・消えた。
すると魔法陣が更に強く成ると・・・その中に人がいるのが見えた。
「人?」
「おいコカビエル、あれが目的か?」
「恐らくな、まあ俺様はコキュートスだろうから・・・お前がこの先を
見届けておけ。」
楽しみが増えるかもなと言うとヴァ―リはそうだなと言ってこう続けた。
「ああ・・・楽しくなりそうだ。」
「一体・・・何が起きようとしているのよ?」
リアスはそう呟きながらこの光景を眺めていた、今迄色んなことがあったがこんな事は普通あり得ないからだ。
一体何が出てくるんだと思うとその姿が・・・露となった。
白い詰襟・・・旧日本軍であり大日本帝国海軍の第二種軍装を身に纏い肩には
中佐と言う階級が出ていて。
背丈はイッセーや木場よりも低く艶のある漆黒の髪
そして胸部は・・・E~F位の軍装の金ボタンが弾けそうになっているが鷹の様に
鋭い眼光で女性は近くで見えた・・・木場を見るや否や白ズボンの腰にあった刀を抜いて向かうと木場は其れを受け止めるのを見て貴様と木場に対してこう聞いた。
「貴様・・・米英の兵士か?」
「米英・・・僕は確かにこの国の生まれじゃないけど10年近くは日本で生きている・・貴方は一体何なんだ!」
そう言って木場は魔剣で弾き飛ばすと女性は・・・刀を木場に向けながらこう言った。
「自分は横須賀鎮守府・玲方面特別根拠地隊、大日本帝国中佐・・・『遠山 雪花』!貴様らが何者か知らぬが・・・米英仏であるならば・・・斬る!」
「『遠山』?・・・もしかして・・・。」
天草がそう言うと天草は松葉に電話してこう聞いた。
「松葉さん一つ調べて宜しいでしょうか?」
『ええと・・・何よ?』
あたし今頭がこんがらっているんだけど?!と言うが仕方ありませんと言って
天草は松葉に対してこう聞いた。
「遠山君の家系図或いは戸籍謄本に『遠山 雪花』がいないかどうか
調べてくれませんか?」
そう言って調べると・・・松葉はこう答えた。
『・・・いたわよ・・・間違いないわ。』
「これはまた・・・面倒ですねえ。」
少し休載します。