混弾のキンジ   作:caose

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 今回は準備です。


作戦準備

「ィヤッホー!よく来たねジャンヌってキー君も来てたんだね!」

 「お前が何するか分からねえから来たんだよ。」

 キンジは理子に向けてそう言うと理子はジャンヌに向けてこう言った。

 「さあさあさあ、ジャンヌも入って入って!早く早く!!」

 そう言いながら理子は素早くジャンヌの真後ろにすっと入って後ろから押しながら入っていった。

 「さてとジャンヌ、先ずは寸法から図るから服脱いで?」

 「「ハアアアアアアアアア!?」」

 キンジとジャンヌはそれを聞いて驚いたが理子はこう続けた。

 「だってアリアの場合はあの子寸胴みたいなスタイルだから大体見当つくけど

ジャンヌみたいに高身長だとぶっちゃけ3サイズ測らないと分からないじゃん。」

 「だったら他の連中にすればいいだろう!?女子ならば松葉とか」

 「駄目、ケーちゃんはキー君の盗みの時のサポートをさせるんだから戦闘も出来るジャンヌがうってつけだもん!!」

 さあさあさあ、早く早くとジャンヌに急かすとジャンヌはこう言った。

 「ならば遠山に見られない様に」

 「え?見られたいの??個室でやるんだけど」

 「・・・・・」

 ジャンヌはそれを聞いて目を丸くした後の自身が口走ったことに対して

真っ赤になり始めているので理子は其の儘ジャンヌの背中を押して部屋に入れると

キンジに向けてこう言った。

 「それじゃあキー君ジャンヌ借りるけど・・・覗かないでね♪」

 「誰が覗くか!!」

 キンジの怒声を聞いてもそんじゃあねえと言いながら部屋に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数分後。

 何やらガタガタと音がするのだがキンジは座って待っていると・・・部屋の扉が開いた。

 「それじゃあキー君、ジャンヌのメイド姿ご披露!!」

 そう言って現れたジャンヌは・・・別人であった。

 確かにモデルみたいなスタイルをしたジャンヌだが

それがメイド服姿であっても・・・違和感がなかった。

 頭に付けられているレースとフリルを重ねたカチューシャは

二段構造になっており豪華な代物である。

 黒いワンピースの胸元はざっくりと開かれておりそこには何段も重ねた

純白のフリルが露出していた。

 更にエプロンではミニスカートの前面上部までは白いカクテルエプロンで短く覆っており対照的にバックの帯は長く、尻の上で大きく蝶々結びされていた。

 短いスカートを中からふわっと広げる4,5層の白いペチコートが幾重にも

重なっていることからまるでカーネーションにも見えた。

 それを見たキンジはポカーンとしている中でジャンヌがこう聞いた。

 「に・・・似合うか?」

 そう聞いてジャンヌはこう続けた。

 「別に本心で言うが良い、似合わないのならそれで良いのだ。

昔から背丈が高くて私みたいな女には似合うものでは」

 「いや悪い!どっちかと言うと見惚れていたから。」

 「見惚れて!?何社交辞令を」

 「イヤ本当に綺麗だなあって思ってな。」

 「///////」

 ジャンヌはそれを聞いて真っ赤になっている中で理子がこう言った。

 「そんじゃあジャンヌ!キー君に向かって『お帰りなさいませご主人様。』って言ってみて~~。」

 「「!!」

 それを聞いて2人は驚くが理子はさあさあさあと攻めるのでジャンヌは

小さな声で分かったと言ってこう言った。

 「お、お、お、・・・お帰りなさいませご主人様。」

 真っ赤な顔でそういうがキンジはおおとそう言って互いに・・・気まずい

状況となったが理子は後はと言ってこう続けた。

 「あとはキー君の執事姿と作戦の後詰だねエ。集合場所はモノレール駅前で

6月13日から二週間の間『紅鳴館』で活動開始、目的は理子の十字架!

皆で頑張るぞーー!!」

 えいえいおーと言ってはいるが正直な所・・・大丈夫なのかとそう思いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして当日。

 あの後アリアの場合は理子における集中特訓をさせられて当面は大丈夫だろうと思っている。

 そして今回の潜入作戦期間中武偵校生徒としては欠席する訳なのだが理子が既に『民間の委託業務を通じたチームワーク訓練』と称して書類をマスターズに

提出すると・・・簡単に通ってしまった。

 完全に手抜き感ありありだがまあ通っただけまだマシだ、何せ素直に

盗みを働くなんて書いた日にはその日が命日となるであろう。

 ここでフォーメーションであるが潜入チームはキンジ、ジャンヌ、アリア。

 理子は遠隔で連絡を取って作戦立案、松葉はそのサポート、

天草は必要な機材の調達、カイズマスがそれらの輸送と意外に

ベストなポジションであった。

 そんな中で淡いシフォンピンクのワンピースを着ているアリアが現れた瞬間に

キンジに持たせようとするとジャンヌがこう言った。

 「アリア、自分の荷物は自分で持て。他人に無言で押し付けるのは

礼儀がなっていないぞ。」

 「何ですって!!」

 「私は本当の事を言っただけだ、それともそれが『オルメス』の流儀か?」

 「!!!!!!!」

 アリアはそれを聞いて正に怨敵を睨むかのような目つきをしていると・・・

声が聞こえた。

 「キー君、アリア、ジャンヌ、チョリーッス!」

 そう言って現れた人間を見て・・・キンジは目を見開いて驚いてこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「か・・・カナ。」




 次回は『紅鳴館』からです。
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