混弾のキンジ   作:caose

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 原作とは違って淡白である。


普通の出会い

 「全く何私を下敷きにして痴話げんかしているのって私が助けたんだから

お礼言いなさいよね!!」

 「「(良く喋る子だなあ。)」」

 キンジと松葉が少女を見てそう思っていると松葉がこう聞いた。

 「所で聞くけどアンタ誰ヨ?」

 そう聞くと少女はこう答えた。

 「私の名前は『神崎・H・アリア』!イギリス武偵所属の高校二年生よ!」

 「「・・・は?」」

 それを聞いてキンジと松葉は目を丸くした。

 どう見ても小学生にしか見えないと思えるほどであるのだがだが先ほどの

あの立ち回りを思い出すと確かにと納得がいくがそれでもなあと思っていると少女、アリアはセグウェイに向かって行くと松葉に向けてこう聞いた。

 「ねえ、あれって未だ動くのかしら?」

 そう聞くと松葉はこう答えた。

 「大丈夫よ、あれが受信していた電波はシャットダウンしたし

万が一動くことがあっても私のパソコンが教えてくれるようになっているわ。」

 それを聞いてあっそと答えたアリアはセグウェイを観察している中で

キンジは松葉に向けてこう聞いた。

 「それにしてもチャリジャックに遭遇するとはな。」

 「世界初ね。」

 それを聞いて確かにと聞くと松葉はキンジに向けてこう言った。

 「ねえ、キンジ。これってさ・・・まるで『武偵殺し』と同じじゃない?」

 「!!・・・まさか。」

 キンジは一時であるが目を大きく開けると一呼吸してこう答えた。

 「犯人は捕まったはずだ。これは模倣犯って可能性があるぜ。」

 「まあ、確かに。最初っからプラスチック爆弾何て犯人が奴だとしても

少し大げさに見えるけど・・・それでも用心に越した事は無いわよ。」

 それにと言って松葉はこう呟いた。

 「・・・犯人は本当に外部なのかしら?」

 「どういう意味だ其れ?」

 キンジがそう聞くと松葉はこう答えた。

 「確かに犯人は逮捕されたわ。けど外部であったことに

今回のこれは疑問を抱くわね。」

 「?」

 「アンタそれでも『探偵科(インケスタ)』の生徒なの?

ちょっとは考えてみたら?私達が今いるのは何処なのかとか」

 「・・・確かここは大体が武偵関係・・・!!おいおいおいまさかそれって!」

 キンジはまさかと思って松葉に耳打ちすると松葉は耳元でこう答えた。

 「ええそうよ。犯人は間違いなく・・・私達と同じ武偵って可能性が

出てくるわ。」

 それを聞いてマジかよとそう思っているが確かにと思った。

 この島は人工島であり大体が武偵校生徒とその関係者で占められている。

 そんな中でこんな騒ぎを起こせれる存在ともならば確かに絞り込めれるだろうが理由が分からないのだ。

 いったい何が目的なのだと思っていると松葉がこう言った。

 「取敢えず私はセグウェイから発せられていた電波を辿ってみるから

アンタは取敢えずは天草から『アレ』を受け取りなさいよ。

今後間違いなく必要とされているはずよ。」

 「・・・分かった。」

 キンジはそう答えた後に取敢えずはと言うとアリアがこう聞いた。

 「ねえ、何の話をしているのよ?」

 「「何でもない。」」

 「ふーん。」

 それを聞いて何だか疑いの眼を向けるがまあ良いわと言ってこう続けた。

 「それじゃあ私は『鑑識科(レピア)』に回しておくからアンタたちはさっさと下がりなさい。」

 「「ハイハイ。」」

 それを聞いてキンジと松葉は立ち去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが後に幾つもの大事件に巻き込まれ、その過程でいろんな仲間と死闘を

繰り広げていくきっかけを・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 後に『鬼竜剣のキンジ』と言う異名をもたらすことになるとは

未だ誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして教室。

 「成程、それは災難でしたね。」

 「ああそうだぜ。その所為でこっちはチャリが吹き飛んでしまったぜ。」

 「アタシなんてこいつに・・・胸揉まれたんだから責任取りなさいよね!!」

 「馬鹿!大声でそんな事言うかって言うか誤解だろうが!!」

 「何処が誤解なのよ!間違いなくアタシの胸揉んでたじゃない下着ごと!!」

 「だからあれは事故だって」

 

 

 

 「ようご両人!何時も何時も毎度のことながら夫婦喧嘩」

 「「誰が夫婦じゃ!!」」

 「ギャバん!?」

 横からそう言って割り込んで・・・キンジと松葉に思いっきり顔面

殴られた青年が倒れるのを見て天草が大丈夫ですかと聞くとキンジと松葉は互いにこう答えた。

 「大丈夫だ天草。武藤はそんなんじゃくたばらん。」

 「そうよそうよ!くたばるんなら大型クレーン車で轢き殺した後に

クレーンでもう一度潰さない限り死なないわよこいつは!!」

 「お前ら俺を何だと思ってるんだ!?」

 そう言いながら抗議しているのは190センチ近い大柄の男性

『武藤 剛毅』と言う名前で『車輌科(ロジ)』と言う主に乗り物の操縦、

整備などに長けた人間なのだ。

 ガサツだが整備は一流と言った青年なのだ。

 そして全くヨと言いて武藤は・・・青年誌を思いっきり広げて

グヘへへと読んでいるのを見て天草は大丈夫ですねと呆れ眼でそう言うとキンジが天草に向けてこう言った。

 「天草、一つ良いか?」

 「何でしょうか?」

 「・・・『アレ』の封印を解いて欲しいんだ。」

 「!!・・・『アレ』がどんなものか分かってですか?」

 「ああ、俺の因縁が絡んでいるとなると間違いなくあれがいる。」

 頼むと言って頭を下げると天草はまあ取敢えずと言ってこう続けた。

 「分かりました。ですが封印は一つだけ解きます。それでしたら只の刀剣の類と何ら変わらないでしょうしね、ですが気を付けて下さいよ・・・

完全開放させたら危険な代物何ですから。」

 「ああ・・・分かってる。」

 それを聞いてでは後でと天草は自分の教室に戻って行った。

 そしてキンジは窓の外をじーっと見てこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「兄さん。」




 次回はアリア、来襲。
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