丁度同じような感じです。
「『砂礫のパトラ』、それがこいつらを動かしていた奴か?」
「ああ、元№2だったがブラドとの決闘で敗れた後納得がいかずにあろうことか『教授(プロテキシオン)』相手に奇襲を行ったのだ。奴は元来より出世欲が
常人離れしていたから退学された後に奴は自分の組織を立ち上げたという
噂は聞いたことがあるが何故ここを狙ったんだ?」
ミシェラがそう言ってパラミディオンを怪しく思いキンジに向けてこう言った。
「済まないがここの地図をこっちの携帯に転送してくれないか?
何か分かるかもしれない。」
「建設時の情報も付けるか?」
「ああ、頼む。」
キンジの言葉を聞いてミシェラはそう答えて周りを物色していると携帯から返事が届いた。
『一応調べておいたわ、換気扇の数とここ数か月の電力消費量と他のカジノとの
比較の差と来客人数、トラックの監視モニター迄調べておいたわ。』
そう言うと確かにと夥しい程のグラフや数字が立て続けに出てきたので
眩暈がしそうだなとキンジは暫く目を離すがミシェラはそれを目で追っていくと・・ある所で目を見開いた。
「何かあったかミシェラ?」
「ああ・・・とんでもないものがな。」
ミシェラはそう言って携帯に出ている情報を見せるとキンジと天草も同じように
目を見開いて驚いていた。
その理由が・・・これ。
「見ろ、排気管用のダクトの数と使われる電力量を私なりに計算したが
多すぎるのだ。」
他にもあるぞと言ってこう続けた。
「エレベーターの使用頻度、来客数と出る人間の数も合っていないし
建築に使われている水道管に至っては階段が設置されているという
情報があったぞ。」
「妙ですね、何か運ぶためでしょうか?裏手に船着き場が設置されています。」
「それにトラックの搬入口だが異常だ、2,3台入れば十分なのに
10台以上入っても大丈夫ってどんだけだよ!?」
キンジはそう言ってそのトラックが入ってあるであろう場所の情報を見ると
ミシェラはこう続けた。
「ここら辺で近い場所となれば」
「お前たち何している!」
途端にやって来たのは・・・支配人であった。
支配人はこう続けた。
「何していたんだ貴様ら!折角入れてやったのに襲撃なんて起こしやがって!!どうしてくれるんだ弁償は出来るんだろうな!?」
等ととやかく言ってくるのでキンジは携帯電話に書かれている情報を
支配人に見せてこう聞いた。
「アンタ俺らに隠し事があるだろう?」
「!!なななな何のことだ」
「電気量にトラック、換気扇その他諸々の数々一体何しているんだアンタハ?」
「いや・・・それは・・・その・・・。」
支配人は何やら言いにくそうな顔をしているとミシェラがこう言った。
「行くぞ、何かあるかもしれない。」
「そうですね。」
「ここに居たって埒が明かないしな。」
天草、キンジもミシェラの言葉を聞いて向かおうとすると支配人が
3人の前に立ち塞がってこう言った。
「駄目だ!そんなことしたら私は身の破滅だ!!」
そう言って立ち塞がるとキンジが出てきて・・・支配人の腹を思いっきり殴って失神させて通った。
「ここがそうか?」
「ああ、間違いなくこの下だ。」
ミシェラはキンジに向かってそう言うとキンジと天草はエレベーターの扉を
力任せに開くとエレベーターはなかったがキンジはこう言った。
「俺が先行して向かう、2人は制服を使って下に下がってくれ。」
「分かりました、両手を巻けば急ごしらえですが手袋代わりになりますしね。」
「では行くぞ。」
ミシェラがそう言うと先ずはキンジがインクルシオを纏ってから降りて
それに続いて天草とミシェラがロープ(無論服で手を守っています。)を
伝って下に降りていった。
そしてエレベーターに降りて中に入るとミシェラが携帯電話を使って配線をジャックしてエレベーターの扉を開けると目の前に広がっていたのは・・・
とんでもない光景であった。
「何だよ・・・これ。」
それは・・・男女がくんずほぐれつしたり檻の中にいる人間が
猛獣に喰い殺されたりしているのを笑ってみる人たちが大勢いたのだ。
すると近くにいた恐らくボディーガードであろう、キンジ達を見てこう言った。
「おい貴様ら、ここはVIP専用の娯楽施設だ!見られた以上は」
殺すと言おうとした瞬間にキンジは透明になってすぐにその男を殴り飛ばした。
「!!」
ボディーガードの男は何が起きたのか分からないまま吹っ飛ばされた。
すると音が聞こえたのであろう、何だと思っているとキンジは
大型のリボルバーキャノンで天井に向かって放って爆発した瞬間にこう言った。
「武偵校だ!全員人権侵害の現行犯で逮捕する!」
「後違法売春と薬物使用もです!」
「大人しくしてもらうぞ!!」
『『『『『キャアアアアアアアア!!!!!!』』』』』
すると悲鳴が上がって我先に逃げようとして恐らく万が一に備えてであろう、
海に繋がる道に向かおうとするとミシェラがそれを氷で凍らせてこう言った。
「悪いが全員出すわけには行けないな。」
そう言うとキンジ達は怒涛の勢いでそこにいた面々を逮捕しているがその光景を監視カメラからある人物たちが見ていた。
「武偵が来たか、仕方ない。ここは退散じゃのう。」
そういう女性が外に出ると男に向けてこう言った。
「何じゃそなたか、例の人間は?」
「この中だ。」
男はそう言って自身が担いでいる麻袋を見せると女性はこう言った。
「それでは向かおうとしよう・・・
・・・『イ・ウー』へ!」
次回は・・・報告。