混弾のキンジ   作:caose

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 戦いが始まろうとしている。


戦いの時迫る

 「遠山君!大丈夫ですか!?」

 「大丈夫かキンジ!!」

 天草とミシェラが互いにキンジを心配しているとキンジはインクルシオを解除してこう言った。

 「ああ大丈夫だ、威力は強かったがそんなに痛くはない。」

 そう言いながら立ち上がるとキンジはミシェラに向けてこう聞いた。

 「ミシェラ、一つ良いか?」

 「ああなんだ。」

 「『プロテキシオン』って言う奴はアリアにとってどんな奴か分かるか?」

 「・・・済まないが謁見できるのは幹部クラス・・・

それこそブラドやパトラだ。私では見ることも出来ない。」

 「なら『イ・ウー』だが2人はどうやって行くか分かるか?」

 「其れならば方法は一つ・・・と言うよりもこれしかない。」

 「「??」」

 一体何なんだと思っているとミシェラはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・魚雷で行く。」

 「「・・・ハイ?」」

 それを聞いてえ?マジかと2人は完全にそう思っていた。

 何で魚雷なんだと思うのと同時にしがみ付いていたのかよと思っているが

ミシェラはこう続けた。

 「正確に言えば一人乗りように改造された潜航艇だな、第二次世界大戦時に

日本が海中特攻兵器として使われていた人間魚雷『回天』をベースにして

長距離航行を可能にした奴だ。私ともう一人潜入した奴がいて

それならば行けるはずだ。」

 成程なとキンジはこう考えていた。

 「(まあ考えたらテロリスト集団をお人好し( `・∀・´)ノヨロシクみたいな感じで入らす真似は流石に無いだろうし理子が起こしたミサイル事件で

気が立っている時に入国審査クリアできるはずねエもんな。)」

 納得いくなとそう思っていると天草がこう聞いた。

 「其れは今どこに?」

 「理子も含めて3機ほどある、人数的には一機に付き2人が限界と言った処だ。」

 「となると全部含めますと6人となりますね。」

 「ああ、だがそれほどの人員・・・それもパトラと戦える奴なんて

限られるぞ?」

 ミシェラの言葉に頭を悩ませていた。

 只でさえ凄腕の武偵である金一に加えて元とは言え

№2と名高いパトラ相手ともなれば必然的に戦える相手は限定されるしミシェラはどうだと聞くとミシェラはこう返した。

 「私は水があれば戦えるのだがもし奴にピラミッドがあれば

勝てる見込みが0としか言いようがないな、奴はピラミッドの中では

ほぼ無敵状態だからな。」

 「限定的最強ともなれば・・・やりようが限られますね、超偵は自分に適したフィールドにおいては能力が跳ね上がりますからね。」

 天草はそう言ってどうするべきかと考えていると・・・キンジはある人間を思い出したが・・・どうだろうと考えていた。

 何せ今までの事を考えると正直な所協力してくれるかと言えるわけが無いのだ。

 だが戦力不足である事も真実、ぶっちゃけた話猫の手も借りたいほどなのだが

更に問題があった。

 それは・・・これ。

 「6人なんてどうやって集めれば良いんだよ。」

 正にこれだ。

 キンジのコミュ障は言っての通りでそんな急にともなれば浮かぶのが一人だけ。

 「(不知火・・・事情を知らない奴と一緒ってどうだよそれ!?

だけどなあ。)」

 背に腹は代えられないと思い電話しようと考えておりそしてもう一人ともなれば思いつく人間が・・・彼女しかいないし正に空いている人間だろうなあと

思いながらもこう考えていた。

 「・・・こうなったら背に腹は代えられねえな。」

 そう思いながらキンジは天井を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後カジノで起きた人身売買と違法薬物使用と保持で現行犯逮捕された面々はその殆どが大企業の社長や職員、更には政府の中枢にいる奴ら迄いたためか

てんてこ舞いになっている中でキンジは蘭豹先生にアリアが誘拐されたことと

その中に自身の兄貴が関わっていることを伝えると蘭豹先生は

キンジに耳打ちでこう言った。

 「後で職員室に来い。」

 そう言って離れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして調査の為にキンジ達を蘭豹先生が中に入ると何と本来ならば

帰っているであろう教員達が全員集まっていたのだ。

 そして蘭豹先生がこう言った。

 「ほんでお前これからどうするんや?」

 キンジにそう問いを聞く蘭豹先生だったがキンジはこう答えた。

 「俺は正直な所アリアなんてどうでも良いですけど『イ・ウー』を

放置していたらこれからも被害が拡大する恐れがあります。」

 「お前・・・これは今までのヤクザ潰しとは次元が違うって事を考えてか?」

 「ハイ。」

 キンジは睨みを利かす蘭豹先生二向けて力強くそう言うと暫くして・・・

蘭豹先生はこう呟いた。

 「・・・全く、お前はやっぱりアサルトだな。」

 そう言うと蘭豹先生はこう言った。

 「よおし分かった!武器は好きなもん幾らでも持っていけ!!

援軍がいるなら特別講習て形でアタシら教員も向かう!それで出立は何時だ!!」

 「それは」

 キンジがそう言いかけると・・・携帯電話が鳴り響いた。

 「ああスイマセン俺です。俺だ如何した?」

 キンジが電話の向こうにいる人間に向けてそう聞くとこう答えた。

 『キンジ朗報だ、全てのセッティングが整った。第七格納庫に来てくれ。』

 「分かった、直ぐに向かう。」

 キンジがそう言って電話を仕舞うとキンジは蘭豹先生に向けてこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今日です。」




 次回は戦場に向けて。
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