混弾のキンジ   作:caose

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 開始です。


第一次シャーロックホームズ戦

「そういえばアリア君は未だ学生だったよね?『イ・ウー』らしく

これからの『復習』をしようじゃないか。」

 そう言ってシャーロックホームズは自身が着ている長いコートを一瞬だけであるがまるで紙飛行機の様に広げてボストーク号の前方にある流氷群へと

軟着陸させたのを見てキンジは何じゃありゃと思っていると

カナがキンジに向けてこう言った。

 「キンジ!今すぐシャーロックホームズを逮捕するわよ!!」

 「はあ!何今更」

 「アイツはこの日本籍の船、アンリベール号で未成年略取を行ったわ!

つまり私達は合法的に奴を現行犯逮捕できるって事ヨ!!」

 そう言うと突如としてカナが指示を与えた。

 「ジャンヌ!氷を張って道を造れる!?」

 「無論だ!」

 「それと天草君と不知火君と白雪ちゃんとええと・・・詠さんで良いのよね?」

 「「「「ハイ!」」」」

 「貴方達は私とキンジと一緒に突入するから合わせなさい!!」

 「おい待てよ兄さんって合わせるって」

 「当たり前でしょ、今の貴方と仲間達を私は信用しているから・・・

一緒にあいつを逮捕しましょキンジ!!」

 「・・・・あ。」

 それを聞いてキンジは嬉しくなったのだ。

 嘗ては兄に『一緒に行きたい』とせがんだ時は・・・こう言われたものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『そうだな・・・何時か、お前が俺の様になれたらな。』

 そう言って一度も組んだことなどなかったが今は違ったのだ。

 相手は最早一人で如何こうできる相手ではない。

 たった一人で超能力者勢力や裏組織を束ねられるカリスマ性と実力を持ったシャーロックホームズと言うオリジナルの偉人相手に普通ならば

心が折れる所をカナ・・・いや、金一は屈しなかったのだ。

 そして闘う意志がるかどうかと聞いてキンジは・・・こう答えた。

 「ああ、当たり前だろうが!俺達はその為に来たんだからな!!」

 そう言って全員が・・・船から出ようとすると調がこう聞いた。

 「カナ、私は?」

 そう聞くとカナはこう答えた。

 「貴方はパトラを連れて脱出しなさい、貴方は未だ15歳。武偵には未だ早いから脱出艇に乗ってなさい。」

 良いわねと言うと調はこう答えた。

 「うん分かった、だから言うね。」

 「?」

 「・・・気を付けて。」

 「ええ、分かってるわ。」

 カナの言葉を聞いて納得したのであろう、今度はグルグル巻きにするとパトラは怒りながらこう言った。

 「ちょちょちょ待つのじゃ妾をグルグル巻きにしてどうすむご!?」

 「引きづった時にバラバラにならない様にする為。」

 そう言うと又もやパトラからもごもごと声が聞こえるがそんなの知らんと

言わんばかりに引きづって行った。

 するとカナは全員に向けてこう言った。

 「それじゃあ皆!アリアは救助してシャーロックホームズを逮捕するわよ!!」

 「「「「「「おオオォォォォおおおお!!!!!!」」」」」

 それを聞いて全員が号令をかけて下にある流氷に飛び乗ると途端に

ミシェラが全員に向けてこう言った。

 「皆!この寒さを何とかするために結界を張る!!その中ならば体温は

そう下がらぬから離れるな!!」

 そう言うと同時にミシェラはダイヤモンドダストで辺りの

シャーロックホームズが作ったダイヤモンドダストを吹き飛ばして全員で

走り出した。

 ギシギシと巨大な流氷同士が触れ合った事で軋む音が聞こえ、霜が走る流氷に積っている中でカナは全員に向けてこう言った。

 「皆!シャーロックホームズが見えたわ!!拳銃を持っている子達は

これで応戦よ!!」

 そう言ってシャーロックホームズを捉えた瞬間にカナは拳銃を向けて

こう言った。

 「シャーロックホームズ!!」

 そう言ってカナが撃つもシャーロックホームズの10メートル後ろで・・・火花を上げて弾き飛ばしたのだ。

 「『銃弾撃ち(ビリヤード)』」

 「マジかよ。」

 『銃弾撃ち(ビリヤード)』とは銃弾を銃弾でまるでビリヤードの様に

弾き飛ばすことをさしており漫画ならよくあるが実際にそれが出来る人間など

皆無と言っていい程の攻撃手段である。

 然もそれをカナ(金一)の得意技である『インビジブル』で攻撃してきた事に

どれだけ強いんだとキンジはそう思っているとカナがこう言った。

 「キンジ!」

 「分かってる!!」

 キンジはそう言ってカナの前に立ってノインテーターで撃ち落とすと

今度はインクルシオの背部にマウントしているリボルバーキャノンで

攻撃した瞬間にシャーロックホームズは一瞬驚くも拳銃一発で真ん前で爆発させて凌いだ。

 「クソが!」

 「だったら僕も!!」

 「私もですわ!!」

 そう言って不知火も放って詠は左腕部の装備されているハンドガンで攻撃するもそれすらも弾くとそれをカナはもう一度放って再び弾いた。

 それらが繰り返される中で白雪が背部からある物を出した。

 それはアメリカ軍の正式採用マシンガン『M60マシンガン』。

 普通ならば大型車両と連結しなければ使えない程重い銃なのだが白雪は

それを持ってどこぞの未来からやって来た殺人サイボーグの様に持って

攻撃してきたのだ。

 「!?」

 いきなりのそれに流石のシャーロックホームズ目を見開いて驚いたのであろう

すぐ様に対応を変更したシャーロックホームズは・・・

とんでもない事をしたのだ。

 まるでバルーンの様にネクタイとスーツがビリビリと破いた瞬間に・・・それは訪れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ィイェアあああああアアアアアアアア!!

 空気が・・・衝撃波がキンジ達を襲ったのだ。




 果たしてどうなるのか?
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