混弾のキンジ   作:caose

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 開始です。


第二次シャーロックホームズ戦

その言葉と同時に攻撃が始まった。

 不知火が拳銃で攻撃するがそれをシャーロックホームズは潜水艦上でやった時と

同じくビリヤードで弾き返そうとして・・・不知火はこう言った。

 「そうしてくれて良かったですよ。」

 その声と同時に全員の間に・・・小さな太陽が現れた。

 いや、太陽ではない。

 これは・・・閃光である。

 閃光弾、それも武偵が使う特別な奴で銃弾なのに手投げ弾としても使えるのだ。

 そしてキンジ達に向けてこう言った。

 「今だよ!!」

 不知火はそう言って・・・両目を瞑ってそう言った。

 あの時不知火はシャーロックホームズに悟られないように両目を開けていた為

今の不知火は両目を潰された状態なのだ。

 そして金一がシャーロックホームズに鎌を向けてこう言った。

 「これで終わりだ!!」

 そう言って金一は鎌の取っ手部分をシャーロックホームズに目掛けて

当てようとして・・・それを杖で止められたのだ。

 「何!?」

 金一はそれを見て驚いている中で離れるとシャーロックホームズはこう言った。

 「うん、今のは知恵を回したようだね?仲間を犠牲にしてでも

僕を倒そうとするその覚悟は立派だったし通じていたよ?・・・

60年前だったらね。」

 「どう言う意味だ・・・?」

 金一は何やら疑い深くそう聞くとシャーロックホームズはしれッとこう答えた。

 「僕は盲目何だよ、60年前に毒殺されかけてね。」

 「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」

 それを聞いて全員が驚いているがシャーロックホームズはこう続けた。

 「これを知っているのは誰もいないんだ、何故なら僕は見えているように

振舞っていたし実際に視覚頼りの君達よりも自分の周囲の事くらいは

よくわかって言いてね、まあ初めの頃は推理力オンリーだったけどね。

そのおかげで『コグニス』使えるようになったから良かったよ

不幸中の幸いって奴だね。今は音や気流の流れでまあ大体分かるけどね

今なら理解できるヨ?金一君、君の心音が高くなっている事とかね。」

 「くう!」

 金一はそれを聞いて苦虫を嚙み潰したような顔をしていたのだ。

 それはつまり今の彼にはあらゆる攻撃に対しての対応策を取られてしまうと

考えたからだ。

 「(キンジの透明化は匂いで分かってしまい聴覚、触覚で居場所が

分かってしまう。残る味覚は口呼吸から得た情報で俺達が誰なのかを

特定されると言った処か、確かにこいつはちょっとやそっとじゃ

無理かもしれないが・・・それなら!!)」

 金一はそう思いながらキンジ達を見ると・・・こう思っていた。

 「(成程、全員それなりに根性が据わっているな。)」

 全員が目をぎらつかせていると金一は全員に向けてこう言った。

 「良し・・・行くぞ!!」

 そう言って今度は金一が拳銃で攻撃した。

 ピースメーカーを使った攻撃に対してシャーロックホームズはビリヤードで

撃ち落とそうとして放ち・・・大爆発が起きた。

 耳がつんざくほどの音にシャーロックホームズは慌てた様子であった。

 何故これを予測していなかったんだと思っていると・・・ある事を仮説として

考えていた。

 ピースメーカーはリボルバーであり弾丸を装填して使用する。

 ならばどうして自分は予知できなかったのかと思い・・・まさかと思っていた。

 「(まさか彼は・・・ロシアンルーレットで当てたのか!?)」

 何という起点の転換だと思いながらもこう続けた。

 「(だけどそれならば後ろに気配を集中して遠山キンジを)」

 そう思っていると・・・前から声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「シャーロックホームズ!!」

 「!?」

 何故遠山キンジの声がするんだと思って・・・こう考えた。

 「(まさか彼はあの爆発の中から・・・だがあの威力の中で

どうやってここ迄!?)」

 そう思っていて・・・金一はこう呟いた。

 「貴様は彼らを安く見た・・・それが敗因だ。」

 そう・・・これは即興で行った作戦なのだ。

 キンジが突撃する際に予めミシェラがキンジに託した氷の力がまだ残っており

その力であの爆炎の中に飛び込んでも平気であったのだ。

 それだけではなくミシェラが最初に使っていた剣を右手に、左手には

詠が使っていたバスターソードを持っておりそして何よりもキンジの両腕に・・・札が張られていたのだ。

 白雪と天草の札がキンジを守っていたのだ。

 するとシャーロックホームズは杖を・・・いや、あの爆発で砕けて露わになった仕込み剣をキンジ目掛けて貫こうとした瞬間に・・・雷球がキンジを襲った。

 「「「「「「!!!!!」」」」」

 それを見て全員が驚く中でシャーロックホームズはこう呟いた。

 「いやはや、まさか『予習』の技まで使わせるとは遠山キンジ君。

やはり君こそアリアと協奏曲を奏でるにふさわしい相手だ、後はアリア君を」

 そう言っている間に・・・キンジは大声出してこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「マダダー------!!」

 「!?」

 シャーロックホームズはそれを聞いて驚いているとキンジの両腕にある

武器が・・・光り輝き始めたのだ。

 するとミシェラの剣から氷が、詠の剣からは炎が、そして体中に・・・

雷が流れていた。

 そしてキンジはシャーロックホームズに向けてこう言った。

 「これで終わりだシャーロックホームズ!!」

 そう言って・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やはり君は相応しい男であった。だが・・・まだ甘いね。」

 インクルシオの鎧が何かに貫通したかと思いきや・・・風が吹いてキンジを

吹き飛ばした。




 主人公が吹き飛んだー------!!
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