インクルシオ、それは生きた武器。
強い力又は可能性を持つ者に自身でもある鎧を与えることができる力。
そしてそれは所有者が強くなればなるほど・・・進化すると言う物だ。
「何だこれは!?」
シャーロックホームズはそれを感じて恐怖した。
これまで体験したことすらない絶対的強者に対する動物的恐怖心が
シャーロックホームズに刻み込まれていた。
そしてそんな中で天草はこう思っていた。
「これはまるで・・・竜。」
キンジの背後に現れたインクルシオの鎧がキンジを覆うかのように包む中で
複眼の瞳と牙の顔が現れるとキンジの鎧が造り変われたのだ。
まるでラプターみたいな見た目をした鎧
背面部にはリボルバーキャノンやバスターソードがあったのがなくなり
その代わりに両手にはトンファーの様な剣が、両脚にはリボルバー見たいな物が
足首に付けられていた。
そして何よりも尻尾のように折り畳まれていたノインテーターが
腰に付けられており背面部には巨大な翼が生えていた。
最後に頭部だがバイザーの様なマスクになっておりまるで・・・
小さな竜である。
そしてキンジはシャーロックホームズがいるであろう方向霧の中から
見つけて・・一瞬の速さでシャーロックホームズに肉薄した。
「ウォらあ!」
「!!」
シャーロックホームズはキンジの声を聴いて賺さずに防御しようと
両手を前にした瞬間に・・・蹴り飛ばされて吹き飛んだ。
「がは」
シャーロックホームズは肺の酸素が無理やり出されるような感覚に
襲われたと同時に何時の間にとそう考えている間にもキンジは
もう一度肉薄して殴り飛ばそうとすると雷球が
キンジの目の前に出てきた瞬間に・・・キンジの腰に付けられている
ノインテーターを振りかざして破壊した。
「!!!」
シャーロックホームズはそんなと思いながらも今度は水を射出しながら
風を出すがそれら全てが・・・当たらなかった。
全てを躱したキンジは両手にある爪状のブレードを展開したと同時に
シャーロックホームズは持っている剣で応戦しようとした瞬間に・・・
剣が砕けたと同時に自身の腕が斬り落とされるのを感じた。
「な・・・に」
シャーロックホームズはそんなバカなと思っているがキンジはお構いなしに
翼を広げて飛翔してノインテーターで叩き潰そうとするが半歩離れて
回避することに成功したのだ。
・・・残った腕と引き換えに。
然しキンジは何か違和感を感じて・・・こう言った。
「お前は偽物だな、血が出てねえ。」
「ああ・・・分かってしまったか。」
そう言って両腕を無くしたシャーロックホームズは砂になって代わりに
現れたのは・・・左腕を失ったシャーロックホームズであった。
「君は本当に素晴らしいよ、アリア君のパートナーに君を選んだのは
正解だった。」
「喧しい、未だそんな戯言言ってるとぶっ飛ばすぞ。」
「イヤイヤ本当だよ?だからこそ
私は君とアリア君をパートナーにしようとして・・・彼女達を
けしかけたんだがね?」
「・・・どう言う意味だ。」
キンジは声色を低くしてそう聞くとシャーロックホームズはこう答えた。
「何、これから起こりえる戦いに備えて君達には強くなってもらわなければ
ならなかったんだ。意志を貫くためには力が必要だからね、
だからこそ僕はギリギリ死なないような相手を段階的にぶつけていく
『武力の急騰(パワー・インフレ)』という手法を使ったんだ。」
「・・・まさか手前・・・!!」
キンジはそれを聞いて仮面の中で奥歯を噛みしめていると
シャーロックホームズはしれっとこう答えた。
「その通りだ、僕はコグニスを持ってそれに当たったんだが
僕の予想を大きく裏切る事だらけだ。峰理子君はアリアに勝っただけではなく
人体改造で強化されているしジャンヌを連れている。ブラドは
そこの天草君が勝ってしまいパトラなんてあの様だ、全く何が起きているのか
分からないが一つ分かる事と言えば・・・如何やら私は神に見捨てられたと
言う事だけだね。全く言ったドウシテ」
「もう喋るな老害。」
「?」
シャーロックホームズはどうしたんだと思っていると・・・
怒り心頭になっているキンジがシャーロックホームズに向けてこう言った。
「確かに強くねえと意志は通らねえけどな・・・正しくなきゃあ
その意志を通しちゃあいけねえって言うのが分からねえのか手前は!やっぱ手前はアリアと同類だな!!自分勝手で自己中心的で自分の思い通りにならないと
気が済まねえ只の老害だ!!」
「嘗て1世紀前は私が必要であったように今の時代にはアリア君が
必要なんだ、その為に必要な事と何故分からない?」
「手前の時代と今じゃ違うんだよ老害が!俺達の流儀を手前の時代錯誤な
やり方で狂わそうとするならまずは・・・
・・・・・その考えを改めさせてやる!!」
そう言ってキンジはノインテーターを構えるとシャーロックホームズは
拳銃を構えた。
恐らくインビジブル・バレットで攻撃するのであろう、だがキンジは
そんなの関係ないとそう思っている。
これまで自分の自由に動けたかもしれないがそうはいかねえと思いながら
キンジは・・・突貫するがシャーロックホームズはこう呟いた。
「それはもう何回も味わったよ。」
そう言って放った瞬間に・・・当たることなく文字通り目にも止まらぬ速さでシャーロックホームズに肉薄した。
「覚悟しろよクソ野郎!」
「!?」
「手前が今までやってきた悪事で人生狂わせた連中の拳を喰らって
反省しろやー------!!」
「ごがああああああああああ!!」
シャーロックホームズはその拳を顔に諸に喰らって・・・
壁にめり込むような形で吹き飛んでった。
今回のインクルシオの見た目はアニメ版と漫画版の見た目を足して2で割った様な感じです。