混弾のキンジ   作:caose

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 すいません。バスジャックは次になります。


相手を知るのは大切な事

そして次の日の教室。

 「そんじゃあ後は頼むぞ。」

 「OK,こっちでも調べておくわ。」

 キンジは松葉に向けて頼んだ後にキンジはインケスタによる仕事の依頼を

受けようと思って専門棟に向かった。

 クエストはランクごとに決められており内容次第では昇格や昇給も出来るのだ。

 そんな中で・・・。

 「キーンジ。」

 「・・・何でいるんだお前?」

 キンジは待ち構えていたであろうアリアに向けてそう聞くとキンジは

アリアに向けてこう聞いた。

 「お前アサルトだろう?良いのかこんな所で油売って。」

 「アタシはもう卒業できるだけの単位を揃えているから良いのよ。」

 あっかんべーとベロを出したアリアを聞いてキンジはこう返した。

 「そうか、ならさっさと帰れ。俺はクエストに行くから。」

 そう言ってアリアから立ち去ろうとするとアリアはついて行ってこう聞いた。

 「ねえ、アンタ普段はどんなクエスト受けているのよ?」

 「お前が聞いて何になるんだ?俺はEランクだからそれ用の簡単な任務だよ。」

 「アンタ・・・Sじゃなかったの?」

 「よく知ってんな。確かにそうだったけど一学期の期末試験受けていなかったからそうなったんだ。だがそんなのはどうでも良いって思ってる。」

 「そうね、ランクなんて私もどうでも良いと思ってるからってそれよりも早く

クエストの内容教えなさいよ!!」

 「お前に教える義理はない。」

 

 

 

 

 

 

 「ここでアンタに風穴開けるわよ。」

 アリアは静かにそう言いながら・・・銃を構えるが元はアサルト出身だったためフンと言いながらキンジはこう言った。

 「それがイギリス武偵のやり方なのか?自分の言葉を聞かない奴は銃を向けて

従わせるのが。」

 「!ち・・・違うわよ!!」

 「それなら犯人に対してか?事情聴取中にやるのか?は!紳士の国なんて

言われているが実際はマフィアもびっくりの脅しがメインの場所なんだな

イギリス武偵局はよ!!」

 「違う違う違う!イギリス武偵局はそんな事しないわよ!!」

 「だけどお前はやっている、何故だ?」

 「そ・・・それは」

 「お前も高校生で確かに武偵校じゃあ銃はご法度じゃねえが

裏切り者でもねえ奴に武器を向けるのがいけえねえてことぐらい

分かってんじゃねえのか?」

 「うぐ!」

 「従わないなら無理やりでもなんてそんなのは餓鬼のやる事だ。

それが分かってやってるんならお前は武偵として終わってるぞ。」

 「・・・!!もう良いわよ!!」

 アリアはそう言ってずかずかと足音を鳴らさんばかりに何処かに

向かって行った。

 「さてと・・・猫探しっと。」

 そう言いながらキンジは猫探しに向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして夕方、キンジの部屋。

 「それじゃあ刑姫。情報はあるか?」

 「ここによ、報酬は?」

 松葉はキンジに向けてそう聞くとホイと言って紙袋を渡すと刑姫は

それを見てこう言った。

 「ウへへへ、『灰色のシンデレラ』に『蒲公英の貴婦人』のフィギュアに

『時の舞姫』BLUEーRAY全巻!欲しかったのよねえこれ!!」

 それを見ていやったーと言わんばかりに刑姫は喜んでいた。

 因みに『灰色のシンデレラ』は普通のシンデレラのような作品をベースに

炎を使って継母とその娘達を惨殺すると言う深夜アニメ。

 『蒲公英の貴婦人』は若妻が他所の更に上流階級の男に手籠めにされて

言いなりになってしまうと言うR-18のエロゲ。

 『時の舞姫』は時間旅行する少女がいろんな人たちや英雄に出会いながら

成長すると言う物語なのだが大体ぼかしが目立つ作品のようだ。

 「お前そう言うの好きだよなあ。」

 「当たり前でしょう!これだけは誰に何を言われても捨てないわ!!」

 刑姫の言葉を聞いてキンジはハイハイとそう答えた。

 そう、松葉 刑姫はオタクだ。

 それも重度の。

 だが仮にも女の子だ。

 そんなの専門店以外で買うには勇気がいるのでキンジがこうやって恥を忍んで買っているのだが刑姫の嬉しそうな表情を見てこう言うのも悪くないよなあと

そう思ってしまうのだ。

 そしてキンジはアリアのある限りの情報を閲覧した。

 情報はパソコンからUSB経由で見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神崎・H・アリア  17歳 アサルト ランクS

 得意武器 ガバメント*2

      日本刀*2

 得意武術 バーリトゥード

 家族構成 母親 神崎 かなえ 

      父親 不明  

      義娘有りイギリス在住

 尚イギリス武偵局において99の犯罪を取り締めた実績あり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「神崎・・・こいつは!」

 「ええ、『武偵殺し』のオリジナル・・・あんたのお兄さんを殺したと

思われる人間。」

 「その娘が何で俺に・・・!!」

 キンジはアリアの事を思い出すとギリりと歯を噛み砕くかのような勢いで

歯軋りしていると松葉はキンジに向けてこう言った。

 「落ち着きなさい。アンタが今までどういう思いだったのかは私達が

よく知っているけど其れとこいつとは何の関わりもない・・・

とは言い切れないわね。」 

 「・・・俺と接触するために」

 「態とやったかそれか・・・今は防犯カメラを片っ端からチェックしているから分かったら電話するわ。」

 「・・・悪いな。」

 「良いのよ。私達はチーム何だから」

 松葉はそう言って部屋から出て行ったのを見てキンジはアリアを思い出して

こう思っていた。

 「『武偵殺し』は内部犯・・・もしアイツならハッキングもあいつか?・・・

そうなると俺も本気でやらないとな。」 

 キンジはそう呟きながら鎧竜剣を見た。

 鈍色に輝く鞘が夕日をギラリと光らせていた。




 次回、バスジャック。
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