混弾のキンジ   作:caose

71 / 299
 夏が来たヨ~~(こっちは終わったけど)


夏休み

 それから1か月間キンジ達は缶詰め状態で武偵校に来ていた。

 あの後教員達が向かった時には既に終わった後で蘭豹先生は暴れられないせいで

怒り心頭であったが綴先生は捕まえているパトラの尋問で・・・

良い笑顔をしていたのでキンジ達は内心合掌をしていた。

 そして武藤とカイズマスが『アンリベール』号を、

先生たちがボストーク号を操舵して帰還した時には全員死んだように眠っていた。

 そして眠りから覚めて目にしたのは・・・泣き顔状態での松葉がそこにいた。

 それを見たキンジはバツが悪そうな顔で謝ると松葉はこう言った。

 「約束として今度どっか連れて行きなさいよね!」

 そう言った後に政府関係者を名乗る男が現役の武偵を連れて『イ・ウー』について根掘り葉掘り聞かれた後にこう言われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「事後処理は我々がやるからこの事は永久に他言無用。」

 そう言うが蘭豹先生はそれに対してメンチ切ってこう言った。

 「お前ら餓鬼どもが死ぬ思いでやって来たのに言葉が其れだけで然も

上から目線とは良いご身分だなおい!なあにが事後処理だ!!手前らの

実力が無いからこいつらが頑張ったのに礼も何もなしで言うとは

頭どうかしてんじゃねえのか手前は何か

こいつらにしてやらなきゃいけねえって言う大人としての態度は

ねえのかごら!!?」

 それを聞いて政府関係者は何だと!と一触即発状態であったが現役の武偵も

こればかりは彼らが正論だと言って味方せずであったがために彼は渋々

こう聞いた。

 「それで・・・望みは何だ?」

 それを聞いて全員がそれぞれこう答えた。

 天草

 「先ずは報酬として一人に付き口止め料も含めてそうですね・・・

『5億』はどうでしょう?『イ・ウー』と言う巨大な裏組織一つを滅ぼしたのですそれくらいがベストかと。」

 ミシェラ

 「私が要求するのは私の罪に関する記録の完全抹消だ、

私が『イ・ウー』に関する証人尋問の不参加も含める事。」

 不知火

 「僕はあまり望まないけどあえて言うなら遠山君のお兄さんに関する悪意のある情報を発信してきている旅行会社の訴追かな?遠山君あれで結構参っているし

同業者から見てもあれを放置することは許されないからね。」

 カイズマス

 「我からはそうだな・・・『アンリベール』と『ボストーク』の所有権だ、

前者は豪華客船であるから我のプライベートシップとして使いたいし

『ボストーク』はあれを我らの移動用居住船として使いたいからな。」

 詠

 「私からはそうですね・・・私が懇意にしている孤児院に

資金援助してもらえるとありがたいですね。」

 金一

 「俺はそうだな・・・俺の死亡通知の取り下げと祖父母と弟に対して行った

過激な報道に対する賠償金と謝罪だ、それ以外は望まない・・・いや待てよ

もう一つだが俺が保護している調の戸籍を俺の妹として登録して欲しい。」

 キンジ

 「俺からは皆に迷惑かけちまったからこれを単位として加えてくれ、

それとカジノでの人身売買についても+する事だ。」

 松葉

 「私からはそうね・・・新しいパソコンが欲しいわね、未だ世間に出ていない

最新型が一つ欲しいわ。」

 それを聞いて天草の金について以外は何とかすることに成功して報酬であり

任務として扱われた。

 アリアに関してはだが裏切りをしようとしたことが分かったため

その対応と彼女の母親が無罪である証拠がある為政府関係者は思う様に

身動きとりづらくなっているためこれ以上の介入が無くなった。

 それとだが白雪は望みに対してこう答えた。

 「わ・・・私はその・・・キンちゃんとそういう」

 そこからは政府関係者は思考を止める程長い内容であった。

 そしてやっと1か月たって武偵校から出ることが出来たキンジ達だが世間は

この様に変わった。

 先ずは金一が行った救出で誰一人欠けることなく助けてくれたことに対して

言われようもないパッシングを行ったとしてネットから情報を提示した人間が

逮捕されただけではなく旅行会社の社長を筆頭に経営陣の殆どが逮捕された。

 容疑は保険金詐欺とテロリストに対する資金提供等が含まれており倒産した事。

 金一とキンジの祖父母に多額のお金が入った事。

 全員のランクが一つ(キンジは特例でA)上がった事。

 そう言うのがあってキンジはこれからメンバーと白雪と共にお疲れ様会を開こうとして自分の家に向かって行くと家の前に誰かがいるのが見えた。

 五芒星の家紋が入った風呂敷を今時包んで背負い、赤い唐笠を日傘にしている

黒髪セミロングの・・・白雪を少し小さくしたような感じの少女がそこにいた。

 すると少女はキンジを見て嫌な表情をしてこう言った。

 「やはり私の悪い予感は当たっていたようですね。」

 そう言う少女を見て白雪はアっと言ってこう続けた。

 「粉雪!?」

 「キンジ、誰よこいつ?」

 「遠山、こいつは何者だ?」

 「キンジさんこの方は?」

 そう聞くとキンジはこう答えた。

 「ああ、あの子は『星伽 粉雪』。白雪の妹だ。」

 「正確には義理の妹で何時も白雪におんぶされていたがな。」

 金一が補足すると『粉雪』と呼ばれる少女はキンジを見て・・・

大声でこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やっぱりお姉さまは私が『託』で予見した通りこの悪しき武偵校で魔性の武偵遠山様にたぶらかされていたんですね!!」

 




 次回は何故来たかについて。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。