9月1日、日本全国にテ2学期がスタートする日である。
武偵校ではこの日に伴って世界初の武偵校でもあるローマ武偵校の制服に則って『防弾制服・黒(ディヴィーザ・ネロ)』を着ると言う伝統がある為全員が
黒い制服を着ているのだがこれを一般人が見たら間違いなく軍隊か
ヤクザの葬式としか言いようが無かろう。
そんな中で校長の緑松が如何やら中国からの留学生を受け入れている様であり
確かに見慣れない人間もいるなとそう思っている中でアリアを見つけるが
何やらキンジをみただけで犬歯丸出しで威嚇していたのだ。
如何やらシャーロックホームズを倒したことが彼女にとって
気に入らなかったらしく今でもこの様な感じである。
その後は如何やら武偵女子の中で戦闘型はパフォーマンスを兼ねて始業式後の
セレモニーでマーチング・バンド(バトンは拳銃又は剣)である。
それをする為にキンジの女性陣の中でミシェラと詠を見送った後
どうするべきかと思っていると・・・後ろから声を掛けられた。
「遠山君隣良いかい?」
「ようキンジ、ダブらねえで済んだみてーだな。」
そう言うのは模範の様にきちんとした身なりでいる不知火と無精ひげ生えまくりの武藤の姿がそこにあった。
「ようお前らなんだ一体揃いも揃って。」
そう聞くと先ず不知火がこう答えた。
「僕はこの間の任務が終わったから武器のメンテをしていたんだけど
遠山君聞いた話だけどレキさんを相手取ったって本当なのかい?」
「ああまあな、危うくだったぞ?柳生がいなきゃ負けてたぜ本当に。」
「ああ、去年遠山君の戦妹になったっていうあの銀髪の?」
「畜生羨ましいよなおい!あんな巨乳を戦妹にして
好き勝手出来るんだからよ!?」
「阿保か!俺と柳生はそんな関係じゃねえぞって言うかそんなこと言うために
来たのかお前ら!!?」
キンジがそう聞くと不知火がこう答えた。
「いや、今度の『修学旅行1(キャラバン・ワン)』についての
話し合いをしようと思っているんだけど遠山君はどうするんだい?」
不知火がそう聞いてきてそうだなと思っていた。
『修学旅行(キャラバン・ワン)』とは二年時に於いて二回修学旅行が
行われており生徒間におけるチーム編成の最終調整を兼ねているものである。
大体2~8名で構成されたチーム編成でありキンジは現在自身を含めて
松葉、天草、カイズマス、ミシェラ、詠の以下6人のメンバーとなっており
途中配備の際には一年間の契約として扱われている。
そしてこのチーム編成は国際武偵連盟(IADA)にも登録され、
進路が分かれて解散することになったとしてもチーム虚力の際には
組織の垣根を超えて良いと言うルール設定がなされている。
「俺はいつも通りのメンバーだけどお前らは?」
キンジがそう聞くと2人はこう返した。
不知火の場合
「僕はアサルトから何人かで組む予定だよ?」
武藤の場合
「俺はロジとアムドの混成チームだ、女子もいるけど『平賀 文』
だからなあ。」
色気が欲しいよなあとぶつくさ文句を垂れ流していると不知火はこう聞いた。
「遠山君の場合だとどうだろうね?」
そう聞くとキンジはこう答えた。
「そうだな、インケスタは俺とミシェラ、超偵は天草、通信が松葉、
ロジがカイズマスでアサルトは詠だからまあ大体が・・・強襲か?」
「まあ遠山君ってアサルトだったからそっち系だろうね。」
不知火はそう言いながら笑いながら全員学校から出ていった。
始業式が終わった後羽根つき帽子とマーチ衣装を着ているミシェラ達を
見に行くかと思いながらキンジ歯其れに向かって行って・・・後悔した。
ミシェラの綺麗なスタイルが際立っていてバトン代わりにしている
ベレッタを投げ乍ら踊りそして・・・詠を見つけた瞬間にキンジは素早く
視線を逸らしたのだ。
そう・・・詠のスタイルの良さが原因なのだ。
腰が細いくせに胸とお尻が大きく特に胸が暴れるほどよく揺れるがために巨大なまるでバズーカの様なレンズを付けたカメラで撮っている人間がいたのでキンジは注意しようとした瞬間に・・・他の生徒達がその男の写真を辞めさせた。
「ハイハイごめんなさいねエ、撮影許可が下りていないと撮れませんよーー。」
「ちょ、ちょっと待って」
「はい連行。」
そう言いながら引きづラれて行く男を見てほっとして祭りから
遠ざかろうとしていると・・・シャボン玉が浮かんでいるのが見えた。
それを見てキンジは何だと思いながら裏路地に入った。
「そういや今日は『水投げ』の日だったな。」
『水投げ』とは校長の母校で行われた企画でありこう言われているそうだ。
『始業式の日には誰でも水をかけても良い』
とまあ・・・変なルールだったのが何を如何勘違いすればなったのであろうか、捩じりに捩じって
『徒手であるならば誰が誰に喧嘩を吹っ掛けても良い』と言う風に
歪曲されてしまった喧嘩祭りに姿を変えたのだ。
そんな中でキンジは路地に入って・・・こう言った。
「出て来いよ?いるのは分かってんだぜ?」
キンジがそう言うと・・・声が聞こえた。
「あいや?よく分かったね?日本(リ―ベン)の武偵校
中々骨のある奴いるね。」
そう言いながら現れたのは・・・巨大な鎌とガントレットを身に着けた
黒髪の・・・アリアに酷似した少女が現れたのだ。
少女戦闘?