混弾のキンジ   作:caose

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 京都です。


いざ京都へ。

 そして9月14日、修学旅行の日がやって来るもその配られた旅程氷を見て・・・

呆然としていたのだ。

 何せ書かれていることが・・・最低限な事しか書かれていないからだ。

   

 

 

 

 

 

 

 『場所 京阪神(現地集合・解散)

                 1日目京都にて社会見学(最低三か所

見学して後にレポート提出の事)

                 2日目自由行動(大阪か神戸の

都市部の見学)』

 

 

 

 

 

 

 

 「引率0,内容は最低限で完全に自己責任での行動。泊まるのも俺達が決めるってこれ完全に職務放棄ってレベルだぞ本当に。」

 キンジはそう言いながらため息ついていると松葉がこう言った。

 「しょうがないじゃない?何せ『武偵たるもの自立すべし』って武偵法に

記載されてるほどなんだから。」

 「其れでもこいつはねえだろ?」

 「まあ確かにそうですね、ですがそのおかげで

僕らはカイズマスさんの親から紹介してくれたホテルに泊まれるんですよ?

然もVIPルームで。」

 天草がそう言うとカイズマスはこう答えた。

 「その通りだ!今日は思う存分楽しむが良い!!」

 ハハハと笑いながらカイズマスは駅弁を食べている中でミシェラがこう言った。

 「気がかりなのは遠山を狙った留学生、確か『ココ』と言ったようだな?」

 「ああそうだが・・・知っているのか?」

 キンジがそう聞くとミシェラはこう答えた。

 「ああ、と言っても私の知っている『ココ』とは違うがな。」

 「どういう事だ?」

 「私の知っている『ココ』は《イ・ウー》に武器や物資等を調達する時に

利用している運び屋なのだが奴は確か眼鏡をかけていて黒髪も

そんなに長くなかった筈だから違う人間かと思うが・・・

一応気には掛けておけ。」

 「おう分かった、取敢えずまずはこれからだな。」

 キンジはそう呟いて新幹線から降りて先ずはと言って何処行くかを聞いた。

 「取敢えずだが寺を3つ回るから先ずは王道の金閣寺と銀閣寺だが最後の一つは何処にするかだが・・・どうする?」

 キンジは全員に向けてそう聞くが全員が唸っていると・・・詠が手を上げて

こう言った。

 「それでしたら《三十三間堂》はどうでしょうか?あそこは武偵は

あまり行かないタイプですのでもしかしたら他の人達とは違った感想文が書けると思いますがどうでしょう?」

 それを聞いて暫く話し合うとそこに決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三十三間堂は古来より弓矢の腕を試すと言ういわば《流鏑馬》を

行っていた場所であり中には幾つもの仏像がずらりと並んでいた。

 そこで見終わった後この後どうするかと言っている中で天草がこう言った。

 「それでしたら少し早いですがお昼にしませんか?京都には色々と

名物があるらしいですから食べ歩きすると言うのも一興かと?」

 それを聞いてじゃあ行くかとなって向かったのは・・・とある湯豆腐屋である。

 大体の人間はラーメンの本店に行くのだがキンジ達は時間つぶしも兼ねてと

言う理由で綺麗な庭園を見ながら湯豆腐を食していた。

 「これが湯豆腐か、豆腐とはこうも色々と味が変わるのだな。

まるで《キッシュ》の様な感じだな。」

 ミシェラはそう言いながら豆腐を掬っていると松葉がこう言った。

 「そうよねえ、ネギとか調味料次第でここ迄主役を出せるって

まるでどっかの誰かさんみたいよねえ?」

 「どっかのって誰の事だ?」

 「さあねえ。」

 そう言いながら松葉は豆腐を頬ばっていた。

 そして彼らが泊まるホテルについたのだがこれがまた・・・豪勢であった。

 「よく来てくださいました《フィルデス》様。」

 「うむ、明日までここを使う事となっているから宜しく頼むぞ?」

 「それはそれは御贔屓にありがとうございます、お父様には何時も何時もお目にかけて下さっていますので。」

 支配人がそう言うと従業員の人達がキンジ達の荷物を取って

ストレッチャーに置いて部屋まで運んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 中はそれはそれは豪勢な物でこんな所に来て良いのかとキンジは

そう思っているとカイズマスがこう答えた。

 「構わんぞ?父上が予約してくれてな、さあ後は風呂に入って食事と参ろう!」

 そう言ったが無論食事も風呂も豪勢でありこれは忘れることが出来ない

修学旅行だなとキンジはそう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは序だがアリアは理子、白雪、レキと仕方なく組んだのだが

《ココ》の襲撃があって結局は止まっていた旅館から出て行って白雪のいる分寺迄歩いて行ったと言う序話があった。




 6巻目が終わったな。
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