混弾のキンジ   作:caose

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 7巻目始まります。


新幹線にて

キンジ達はあの後大阪や名古屋の都市部観光を楽しんだ後に

山陽・東海道新幹線のぞみ246号東京行きにグリーン車に入った。

 これもカイズマスが裏から回してくれたおかげでいい席だなと思い

ゆっくりと座って出発した。

 そして暫くしてうとうとと眠りそうになっていると・・・天草がこう呟いた。

 「・・・妙ですね。」

 「?」

 「新幹線の速度が思ったよりも・・・遅くありませんか?」

 「・・・・何?」

 キンジはそれを聞いてスピードを確かめようとするとカイズマスがこう言った。

 「確かにな、こののぞみ246号100㌔は余裕で出せるのにこのスピードは

大体80㌔と言った処だな、この速度では車を使った方が速いぞ。」

 何かあったのかとそう言うと・・・車掌さんが現れた。

 「お休みの所・・・失礼します。」

 そう言うと車掌は頭上のの持つラックと座席下を素早くチェックすると・・・

脂汗を搔きながらそそくさと去って行くのを見てキンジはこう言った。

 「何かあったようだな?」

 「その様ですね、松葉さん宜しいでしょうか?」

 「OK、1分で終わらせるわ。」

 そう言ってパソコンを引っ張り出すと通信記録や電波状況などを事細かく

調べていると・・・ある音声データが残っていた。

 それを松葉はイヤホンで聞いてみると・・・とんでもないことが伝えられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『のぞみ246号聞こえるか!』

 《はいこちら246号、どうしましたか?》

 『たった今通信が入ってその新幹線尉爆弾が仕掛けられていると脅迫電話が

掛ったのだ!‼』

 《!?》

 『規定以上のスピードで走行すると爆発させると脅迫が掛り然もその爆弾が

爆発した場合数キロ範囲で被害が起こると映像付きで来たのだ!

至急246号はスピードを90以下で走行し向かってくる武偵を乗せた新幹線と

合流するまで耐えてくれ!‼』

 《りょ・・・了解!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・大変の事が起こってるわよ。」

 「「「「「?????」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして説明を聞くとキンジ達は集まって会議を始めた。

 無論他のお客さんが聞くことが無い様に手振り信号で伝えていた。

 「(どうする)?」

 「(どうすると言われましても我々はこれを知ってしまった以上

対応するしかありませんね)」

 「(先ほどの車掌の行動は恐らく爆弾探し・・・だが我々のバッグ程度ではこの新幹線を丸ごと爆発させる事など不可能だぞ?)」

 キンジ達がそう言うとミシェラ達がこう言った。

 「(恐らくだが荷物ではなく何処かにバラバラに置かれているか・・・

車体の下かだろうな)」

 「(それはないわね、チェックはちゃんとしているだろうし

テロリストだったとしてももうちょっとマシヨ?)」

 「(もしかすれば・・・何処かに大きなものが確実に入れそうなところに

隠してあるのではないでしょうか?)」

 詠の言葉に全員がそれを検討した上でじゃあ何処なんだとそう思っていると

キンジがこう言った。

 「(取敢えずは全員幾つかの車両を見て回るぞ、他の武偵達にも

この事伝えろ。)」

 「「「「「(了解)」」」」」

 全員がキンジの言葉を聞いてそう答えると無言のまま全員立ち上がって

行動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「不知火、ちょっと良いか?」

 「?」

 不知火はどうしたんだと思って近くにある自動扉と車両の間に行くと

キンジがこう聞いた。

 「車掌のあの動きどう思った?」

 「・・・成程僕たち案件だね?」

 「ああ、勘が良くて助かるぜ。ちょっと悪いけど他の車両で大きなものが

入れそうな部屋を見つけているんだ。」

 「となるとトイレしかないけど入っている人がいるかもしれないね?」

 「ああ、だから部屋中のトイレを探しているんだがグリーン車は

全部大丈夫だったから残りはこっちだ。手伝ってくれないか?」

 「勿論だよ、僕もこう言う事に関してはプロだからね。」

 不知火がそう言うと・・・車内放送が流れた。

 『お客様にお知らせいたします、当列車は名古屋にテ停車する予定で

ありましたが不慮の事故によって停車いたしません。名古屋でお降りの予定の

お客様方は大変ご迷惑かと思われますが今暫くの辛抱を宜しくお願いいたします、事故の解決が出来次第・・・最寄駅から臨時列車で名古屋まで

お送りいたしますので大変申し訳ございあありませんがご協力のほどよろしく

お願いいたします。尚、付近に不審な荷物・不祥事がございましたら

乗務員迄お知らせください。』

 「何言ってんだ運転手は!?」

 キンジがそう云う中で色々とぶー垂れている人間がいたが・・・

一人大声を上げる男性が立ち上がってこう言った。

 「こらあ!車掌出せ車掌!俺は名古屋で降りなきゃいけねえんだよ!!

もうドームには客が入ってんだぞ俺が誰だか知ってんのかよごらあ!!」

 「おいあいつって。」

 「うん。『鷲尾 習』、タレントで俳優と歌手やっている・・・女性関係で

問題が多数ある人間だよ。」

 不知火がそう言うと・・・『鷲尾』は大声でこう言った。

 「大体不審物って何だよ・・・爆弾でも仕掛けられたのかよええ!?」

 そう言った瞬間に・・・あたりの客がどよめき始めたので他の武偵達が

落ち着かせようとして・・・新幹線が加速した。




 そして・・・事件が起きた。
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