「厄介ねこれ、確かにスイッチが内蔵されてるわ。然も感圧だから
重さが1グラムでも狂えばその場でドカンよ。」
「ふぇえエエエエ、助けてシー君!さっきイチゴ牛乳飲んでたから
お腹がゆるゆるだよ~~!!」
「落ち着いてください理子さん!動いたら間違いなく爆発しますよ!」
天草が慌ててそう言っているとキンジがこう言った。
「トイレで怪しい部屋があった、16号車のトイレ。運転室前のだ、
ミシェラの話によればだが恐らく爆弾の可能性が高いと思ってる。
運転手と車掌にこの事伝えて列車の連結を破壊して遠ざけさせる。」
「そんな事したら間違いなく辺りが大パニックじゃないの!」
「今は外見たら分かるだろうが大体新幹線が通る場所は山の中だ、
トンネルに入ったら出る前に連結器を破壊してトンネルの中で爆破させて
列車を埋めさせる。」
是しか今の所有効な手段がないぞとアリアに向けてそう言うが当の本人は
納得していないがそれはキンジの計画には全面的に反対したいのに
その理由が見つからないからだ。
そして全員が集まるとキンジがこう言った。
「良し、最後列だから全員を前に避難させろ。ここを空っぽにさせたら弾薬で
急ごしらえの爆弾にして連結器を破壊、アムドの奴がいるか?」
「おうよ、一人いたぜ。」
武藤がそう言うとキンジはこう続けた。
「良し、そいつに簡単な爆弾を作らせるんだ。他の連中は乗客の誘導」
そう言いかけた瞬間に運転室の中から・・・ガンガン!と鳴る音が聞こえた。
「・・・皆構えろ。」
キンジがそう言った瞬間に理子と天草以外の全員が武器を構えた瞬間に
現れたのは・・・ココであった。
「貴方はあの時の!」
「你好キンチ、ここで立直ネ。」
清の民族衣装を身に纏ったここで歯そう言いながら大鎌を構えると
キンジは辺りを見渡していた。
運転席には女性運転士が半ベソかきながら運転しており他にいたのは・・・
妊婦の女性であった。
脂汗を掻いていることから体調を崩したのだろうと思っているとミシェラが
こう言った。
「遠山!私は医療経験がある、彼女は私が何とかするからお前達は奴を!」
「分かった!」
そう言うと不知火がキンジに向けてこう言った。
「遠山君!ここは2チームに分けよう!!僕たちが連結器の爆破で
君達は彼女を!!」
「・・・分かった。」
何とかしてえがアイツ強いぞとそう言うと不知火は笑ってこう言った。
「知っているよ、遠山君は逆境になると強くなるって事がね。」
「買い被りだな。」
そう言うが不知火は笑って立ち去るとキンジを飛び越えてアリアが出てくると
ココはアリアが持つ日本刀を鎌で受け止めるとアリアとココは互いに
踊るかのように座席を飛び移りながら戦っていた。
するとアリアはココに向けてこう言った。
「よくもあの時はやってくれたわねココ!初対面の時の
あれは偽名だっただけじゃなくて闇討ちするなんて卑怯よ『ツァオツァオ』!?」
「其れは欧州人の間違った呼名ね、イ・ウーではシャーク様がそう呼んだネ。
だからココは皆にそう呼ばせてたけど魏ではこう言うね・・・
・・・・・『曹操(ココ)』!これが正しい呼名ね!」
「『曹操』・・・三国志の英雄かよ今度は。」
後2人も出るのかよと内心毒づきながらもキンジは身構えていると
妊婦と共に避難していたミシェラが大声でこう言った。
「気を付けろ遠山!奴は『万武(バンフ―)』!!あらゆる武術に
精通しているぞ!!」
それを聞いてマジかよとそう思っていると事は動いていた。
ココは両袖の長い袂を鰭のように羽ばたかせていると中から
香水の容器のような物を取りだすとこう言った。
「『爆泡珠(バォパオチュウ)!』
そう言ってシュッと噴出した瞬間に車内に胡麻粒レベルの
小さなシャボン玉がアリア目掛けて放たれると理子は慌てながらこう言った。
「アリア気を付けろ!『爆泡(バオバオ)』は気体爆弾だ!!アタシは
イ・ウーで見たけどシャボン玉が弾けて空気中の酸素と混ざると爆発するぞ!?」
「!?」
それを聞いたアリアはきゅっと足音を鳴らした瞬間に・・・
バチィイイイイイイと激しい衝撃と閃光が車内一帯を襲った。
するとアリアの後ろにあったシートが何席かなぎ倒され車に轢かれたかのように吹き飛ぶとアリアはうめき声をあげていた。
「あ・・・うぐ。」
「大丈夫アリア!」
白雪がそう言うとキンジは詠と共に近接戦闘で挑むことにした。
大鎌とあの気化爆弾とどっちがマシかと言われれば鎌の方だと思って
インクルシオの剣で応戦しつつ要所要所で詠の援護があった。
「これはちょっときついね!成程これがキンチの実力って訳ネ!」
ココはそう言いながら戦闘をしていると詠に向けて蹴りを放とうとすると詠は持っている榴弾を一つココ目掛けて放つとココはやばいと悟って蹴らずにすると
キンジはそれをも避けて床に当たると・・・煙が立ち込めた。
「煙幕!?」
ココはまさかと思っていると香水の容器を下に向けて『爆泡(バオバオ)』で
爆発させてその衝撃で両者が吹き飛んだ。
『『『がアアアアアアア(*´Д`*)‼!!』』』
三人が吹き飛ぶとココはまた袖を振って中から細長いナニカを出すと
こう言った。
「『双火筒縛禁(シャンホートンフージン)』!」
そう言った瞬間に鋭い噴射音を上げて4発のロケットが
それぞれアリア達とキンジ達がいる方向に向かって行くとアリアと白雪、
キンジと詠を左右を通過すると・・・その間に僅かに見えたワイヤーによって
互いに体を押し付けるかのような形で縛られた。
「うにゅ!」
「きゃあ!」
「うおわ?!」
「きゃあ!」
互いに全身が縛られると互いに転倒した。
次回は上に行って。