「それでは互いに言いたいことが言い終えたことを確認したところで
ルール説明を行うが古来からの規則に則って3協定の復唱と行う。」
金一がそう言うと以下のルールが提示された。
① 何時いかなる時に於いても誰からの挑戦をするべし、戦いは決闘に準ずるが
不意打ち・闇討ち・密偵・奇術の使用又は侮辱は許す。
②際限なき殺戮を避ける為に決闘に値せぬ雑兵の戦用を禁ずる。
③戦いは主に『師団(ディ―ン)と眷属(グレナダ)の双方の連盟に分かれて
行う。この往古の連盟は歴代の烈士達を敬う故、永代改めぬものとする。
「それではだが俺は生憎どちらも加わらない云わば中立派とするが他の面々は
どうする?」
それを聞いて辺りがざわつき始めた、師団か眷属のどちらかにすると言った中で
いち早く中立を選ぶと言うこの身の軽さに全員が驚いているが暫くして落ち着くと
それぞれどちらにするかと云う中でミシェラはキンジに向けてこう言った。
「遠山、お前はどちらに加わるんだ?」
「?・・・いや考えてねえな。」
「そうか、中立になる事も含めて考えておけ。この選択一つで未来が
決まるのだからな。」
「ああ・・・分かった。」
キンジがそう答えるとメーヤがこう言った。
「ああ神様、再び劒を取る私をお許し下さい。我らバチカンは元より
この汚らわしい眷属どもを伐つ『師団』。殲滅師団(レギオ・ディ―ン)の
始祖です。」
そしてカツェとヒルダはこう返した。
「ああ、アタシは当然眷属だ。メーヤと仲間になれなんて死んだって御免だ。」
「私は生まれながらの闇の眷属、眷属に加わる事に何の意味も持たないわ。玉藻貴方もそうでしょう?」
そう聞いた玉藻と呼ばれた狐少女はこう返した。
「すまんのうヒルダ、儂は今回『師団』じゃ。未だ仄聞のみじゃが今日の星伽は基督教会(キリスト)と盟約を交わしているソウジャからな。それに姉上からは
今回のこの会議には絶対に今回の敵型を注視せよといわれておるからのう。」
そう言うとキンジを見てこう聞いた。
「それで今代の遠山ヨ、お主はどちらに着くんじゃ?」
『『!!』』
それを聞いて全員がじろりと睨みつけた。
何せキンジは今回の戦争の云わば原因であるのだがその戦闘能力は間違いなく
欲しい逸材であるがためにどっちに着くんだとそう思っていると・・・
共にいたミシェラがこう答えた。
「済まないが遠山は未だこの状況にまだ理解していないようであるから
取敢えずの所は保留としてくれないか?」
「ならば僕もだ、リバティー・メイソンは無所属だ。」
そう言う霧の最も奥にいるトレンチコートの美男子がそう答えた、
触れれば切れそうな程鋭く、危険な印象がした。
「ーーLOO。」
そう言うのは三メートルはあるロボット、それを見て金一がこう言った。
「ああ、『LOO』と言うんだよなお前。君がアメリカから来たのは
知ってはいるが意思疎通の方法が分からないため『黙秘』って事で良いか?」
「・・・LOO」
そう言って頷いた、恐らく内部に誰かがいるのかなとそう思っていると・・・
元気な声で少女がこう言った。
「--『眷属』ーーなる!」
そう言うのはトラジマ模様の毛皮を着た・・・本人以上の大きさを誇る
巨大な斧を片手で振り下ろしてこう言った。
「『ハビ』ーー眷属!」
そう言うとトレンチコートを着た美男子が近くにいたメイドに向けて
こう聞いた。
「それで・・・君達はどちらに着くんだ?」
そう聞くと青に近い銀色の髪をした・・・超乳と言わんばかりの下乳を
見せつける少女がこう答えた。
「我々『MI6』はどちらにも付きません、私個人も同じく。」
そう答えて会釈すると残りの面々もこう答えた。
「私達ウルスは『師団』に付くことを代理宣言させて貰います。」
レキがそう言うと先ほどの中国人もこう答えた。
「ランパンの大使、『諸葛 静幻』が宣言いたしましょう。私達は『眷属』、
ウルスのお姫様は私達のビジネスを阻害するのに一役買ってしまいましたからねえまあ貴方も例外ではありませんよ遠山様?」
「あああ・・・・あれか。」
キンジはあの新幹線騒動を思い出すと・・・ヒルダがキンジに向けて
こう言った。
「一つ言っておきますけど私の所は御免ですわよ・・・
・・・・私の父ブラドの仇が同じ場所にいては殺せませんしね。」
「・・・お前アイツのか。」
「ええそうですわ・・・貴方のせいでお父様はあの様な臆病者に
なり下がってしまったその責任を死んで取って貰いますわ・・・!!」
そう言って去って行くのを見てキンジはマジかよと思っていると
ヒルダと共にいた少女と目を合わせると何やら慌てふためいて・・・
あわあわとなっている所を見て何だかなあと思っていると・・・
ピエロみたいな派手な衣装を着た携帯音楽プレイヤーを白いイヤフォン事
足元にがしゃんと捨てるとこう言った。
「ちっ、美しくねえなおい。強い奴が集まるかと思ってきてみりゃあ
何だよこれ?使い走りの集いじゃねえか!無駄足だったぜ。」
そう言って立ち去ろうとすると・・・金一が止めてこう聞いた。
「ならば聞くがお前はどっち側だ?」
そう聞くと男はこう答えた。
「簡単だ、強い奴を倒せればどっちでもいい。」
「ならば無所属だな。」
「おおよ・・・全殺ししてやるぜ。」
そう言いながら・・・透明になって消えていった。
そして閉会。