特殊タグを使用したデザインの紹介 作:SunGenuin(佐藤)
ちょっとよくわからん、という場合は感想欄に書き込んでいただければと思います。
個人の備忘録「多機能フォーム:掲示板形式タグ」
ハーメルンで小説を投稿されている方は、
・メモ帳やwordなどを利用して執筆し、投稿時に張り付けて投稿
・ハーメルンに直打ち
などいろんなタイプの方がいらっしゃるかと思います。
私はどちらのパターンでも執筆をしたことがあるのですが、ハーメルンの執筆エディタは自動保存されるなど本当に優秀で優秀すぎて課金したいくらいです。
特殊タグの反映もすぐに確認できるので、特殊タグを含む文章を作成するときはハーメルンの執筆エディタがオススメですね(個人の意見)
今回はハーメルンの執筆エディタ、その高性能版である「多機能フォーム」について。
特に利用頻度が高いと思われる「掲示板形式タグ」の仕様について、自分用の備忘録も兼ねてご紹介したいと思います。
掲示板形式タグ
ハーメルンでも多く投稿されている「掲示板形式」の作品ですが、その多くが運営提供の特殊タグ「掲示板形式テンプレ」を使用しているかと思います。
慣れていたり、自分用のテンプレを使用していない限りは、多機能フォームの特殊タグメニューから選択している方が多いのではないでしょうか。
掲示板形式テンプレを使用する場合は、下記の手順を踏む必要があります。
①執筆エディタから多機能フォームを起動
②左のボタンから4番目「特殊タグ」を展開
③テンプレートの内容を設定
設定できる内容
・開始番号
・個数
・名前
・開始時刻
・速度
・速度幅
慣れてくれば深く考えなくてもサクサク設定できるようになるかと思うのですが、私は未だに「アレこれどう使うんだっけ」となるので、使用例も含めてご紹介します。
※掲示板部分がわかりやすいように、boxタグを使用して背景に色を付けています。
※前提として、掲示板形式を利用する際は、該当する小説の「小説情報」画面から、タグに「掲示板形式」を必ず追加してください。
※タグの例文をコピペする際は空白の箇所を削除してからご使用ください。
開始番号
掲示板の開始番号です。
「1」と入れた場合は番号:1から掲示板のテンプレートが生成されます。
実際に生成される例
《 id:r1》1:ここに「名前」
生成後にここに任意の内容
《 id:r1e》
1:ここに「名前」
生成後にここに任意の内容
「id:r1」が番号となる。このIDに対して「>>」とIDの数字をつけることでレスすることができるようになります。
例
>>1
>>1
このように「>>」を全角「>>」にすると機能しないため注意が必要です。
個数
掲示板内の投稿数の数値設定欄です。
「5」と入れれば5個分のIDが発行され、「100」と入れれば100個分のIDが発行されます。
想定している掲示板の長さより多めに作ると、足りなくなる心配がないのでおすすめです。
連番増加乱数幅
「開始番号」を起点に、設定した数値を基に乱数幅を作成します。
たとえば「2chまとめ」などを再現する際に、飛ばし飛ばしのものを作成するのに便利です。
設定の前提:
開始番号/1
個数/10
連続増加乱数幅/2
名前/テスト
例:
1:テスト
このように
3:テスト
番号を
5:テスト
飛ばし飛ばしに
6:テスト
表現
8:テスト
することが
10:テスト
できます
11:テスト
この掲示板には >>2 が存在しません
13:テスト
個数自体は
15:テスト
ちゃんと
17:テスト
10個あります
名前
投稿者のデフォルトの名前になります。
ハーメルン運営様(作る人様)のTwitterからの引用ですが、
名前を設定する入力欄に、
《 green》ここに名前《 /green》
と入れると、下記のようになります。
ここに名前
本格的に2chや5chの掲示板を表現したい、というときに「age/sage」を色で表現したいときに便利です。
また、他の特殊タグとも併用可能なので、例えば名前を太字にしたいときは「《 b》《 /b》」タグを使用する、など。
《 b》《 green》ここに名前《 /green》《 /b》
ここに名前
IDの種(ID設定)
たぶん多くの方が「ランダム」のチェックボックスをONにして使用せずに使っている、と思われるID設定。
この紹介文を作成するに当たってこちらでもいくつかテストしたのですが、これだという確信が持てなかったためハーメルン運営様にメールにて質問させていただきました。
仕様:適当な文字列を入力すると、その文字列をもとにIDが自動的に生成されます。
※原文ママです
※回答メールからこちらに転載することは運営様にご許可頂いています。
「その文字列をもとにIDが自動的に生成」ってつまりどういうことだ、とお思いの方もいるかもしれません。
まずこちらで試した内容を紹介します。
テスト内容:
「IDの種」の入力欄に「0から9」までの1桁の数字を入れてみる。
| 数値 | 生成結果 |
|---|---|
| 9 | Jgw2TrASo |
| 8 | AbaBbMfI+ |
| 7 | l18078ZG+ |
| 6 | yN7zdZTTV |
| 5 | yO5LuNjMy |
| 4 | Rkga3HAQ1 |
| 3 | Im99Jw6jd |
| 2 | SHLPIJaL+ |
| 1 | awanJE1B4 |
| 0 | 0O959qyzJ |
固定値のようです。
chrome、Microsoft Edge、スマートフォンから多機能フォームを起動して同じテストをしましたが同じIDが生成されました。
今回は1桁だけでしたが、テンプレートで生成できるIDは9桁までなので、9桁まで埋めればそれをもとにIDを生成してくれるのでしょう。
なお、個数を10や100にしても、IDの種が設定されている場合はすべて同じIDになります。
それを利用して、例えば多機能フォームの「▼整形・置換・変換」機能の「置換」でIDを用意していたモノに一括変換することも可能です。
他にも運営様からお教え頂いた使用例をご紹介します。
運営様提案の使用例:
前提
連続増加乱数幅:任意の数
IDの種:任意の文字
IDが飛ばし飛ばしとなった掲示板と、IDの種をランダムで生成した掲示板を組み合わせることで、同一ID(スレ主/主人公)とランダムID(スレ民)のやりとりを再現しやすくなるのではないでしょうか。
IDコピペ慣れした方だと逆に使いにくいかもしれませんんが、これから掲示板を触る、作成してみる方にはとっつきやすいかもしれません。
IDの設定自体は使い方が難しいですが、触っていて「こういう使い方、面白いかも」というご意見があれば感想欄にお寄せください。
IDの種:おまけ
IDの設定に限定したことではありませんが、掲示板テンプレート作成後にID周りのサイズを変更したい、等の場合は、多機能フォームの「置換」機能から正規表現を利用すると1度で済むのでおすすめです。
置換前:ID:([A-Za-z0-9\-+@]{9})$
置換後:《 small》ID:$1《 /small》
※前提として正規表現を有効にするようチェックボックスをONにしてください。
置換前欄にセットした正規表現について。
簡単に説明すると「どこを」「どの部分を」「どの範囲を」置換の対象にするのかを指定しています。
上記を分解して中身をご紹介します。
これは正規表現
これはその説明です
正規表現に使われる一部の記号は、ハーメルン内の特殊タグと衝突する恐れがあります。
衝突 = ブロックされる要素に関しては、運営様のページをご確認ください。
置換前入力欄
[]
[] は『角括弧』と呼ばれる。角括弧で囲まれたいずれか1文字が対象となる、と言う意味。
例:『[a]』と表記した場合、『a』が含まれる文字が対象となる。
A-Za-z0-9\-+@
半角大文字・小文字の英字AからZ、数字は0から9、記号は\、-、+、@が含まれているものを対象とする、と言う意味。
上記の『[]』と組み合わせて使用する。
例:『[A-Z]』の場合は、AからZの英字が対象となり、上記例文の場合は『半角大文字のAからZ、小文字のaからz、数字は0から9まで、記号の\なども置換対象に含む』という意味になる。
{9}
直前の文字数を指定する、という意味。
例:『[a{9}]』の場合、直前の文字『a』が9個含まれているものを置換の対象とすることになる。最初の例文の場合は『AからZまでの英字と0から9までの数字、そしていくつかの記号』を含む9桁の文字列を指定していることになる。
$
直前の文字列がその行の末尾にある場合に置換の対象とする、という意味。
最初の例文の場合、『AからZまでの英字と0から9までの数字、そしていくつかの記号を含む9桁の文字列が行の末尾にある』時に置換の対象として指名することになる。なので、末尾に置換条件を満たす9桁の文字列がない場合は、その行は置換されない。
()
文字列をひとつのグループとして扱う、と言う意味。
例:『([A-Z0-9{5}])』の場合、AからZまでの英字と0から9までの数字を含む5桁の文字列でひとつのグループとして指定していることになる。
例:
1:ここに「名前」 ID:AbaBbMfI+
↑の場合、末尾「AbaBbMfI+」が条件を満たす9桁の文字列のグループのため、置換の対象となります。
逆に、
1:ここに「名前」 ID:AbaBbMfI
↑の場合、末尾「ID:AbaBbMfI」が9桁に満たないため、置換の対象外となります。
置換後入力欄
$1
()で囲まれたグループの『変数名』という意味。
例:
置換前欄『080-([0-9]{4}-[0-9]{4})』
置換後欄『090-$1』
と設定した場合、冒頭の『080』を『090』に置換するが、グループ化した箇所(変数名『$1』)のみ置換せず残すことができる。
改めて冒頭の設定を見てみましょう。
置換前:ID:([A-Za-z0-9\-+@\/]{9})$
置換後:《 small》ID:$1《 /small》
『ID:《条件を満たす9桁の文字列》』が縮小されて表示されるようになります。
縮小の他にも『《 red》《 /red》』で囲んでカラーチェンジする等、いろいろ応用できるかと思います。
正規表現に関しては下記のサイトがわかりやすかったので、本格的にいじりたい時などにご参照ください。
開始時刻
掲示板の各投稿に開始時間(投稿時間)を設定することが可能です。
例えば日時の指定が必要な内容だったり、日時自体が掲示板のメインになる話を作成している方にとっては便利だと思います。
速度
開始時間を起点として、そこからどれほどの速度で時が進むか設定することができます。
下記は「速度:1」としているため、最低でも1秒以上は幅ができるはずです。
しかし、開始時間と速度のみを設定しただけでは、以下のように開始時間が付くのは最初の1レス分のみになってしまいます。
1:テスト 2021/11/19 14:50:45
2:テスト Invalid Date
3:テスト Invalid Date
4:テスト Invalid Date
5:テスト Invalid Date
すべての投稿に投稿時間を付けるためには、速度幅の設定が必要不可欠です。
速度幅
こちらを設定することで、すべての投稿に投稿時間を設定することができます。
前提:
開始番号/1
個数/5
連続増加乱数幅/未設定
開始時間/ 2021/11/19 14:50:45
速度/1
速度幅/1
1:テスト 2021/11/19 14:50:45
2:テスト 2021/11/19 14:50:46
3:テスト 2021/11/19 14:50:47
4:テスト 2021/11/19 14:50:48
5:テスト 2021/11/19 14:50:49
しかし稀に下記のように2秒以上幅ができることもあります。
※前提の設定は同じです。
1:テスト 2021/11/19 14:50:45
2:テスト 2021/11/19 14:50:46
3:テスト 2021/11/19 14:50:47
4:テスト 2021/11/19 14:50:49
5:テスト 2021/11/19 14:50:51