Clublive!Superstar!!   作:gooty

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こんにちは!お久しぶりですgootyと申します!
先日Liella!1stLOVELIVE!〜starlines〜の岡山公演に参戦して今まで書き溜めていた小説をあげたいと考え今回久々にこちらの方に投稿させていただきます!
拙い文章&都合よすぎな部分があるかもしれないですが目をつぶって多目に見てください!!
それでは!


第一楽章
第1小節「変わりたい!!」


「ふぁぁーあ眠い」

原宿の街中にあるパン屋の前で大きなあくびをすると1人の少年がいた。

「おいしゃきっとしろ慶洋、免許取ったら配達行くって約束したよな?新車でカローラも買ったんだしはよ届けに行け!」

「わかったわかったって父さん、行くよ。」

玄関に置いてあるカローラスポーツのエンジンを握り、食パンが入った箱をリアシートに積む。

「じゃ行ってくるよー。」

窓を開け、シフトを1速に入れ青山にあるカフェに向かう。

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澁谷家。

「ふぅ着いた。」

カフェ側のドアを開け、入る。

すると幼なじみの母親が迎えてくれた

「あら慶洋くん。免許取ったんだァ。」

「どうもーようやく取りましたよ。」

「お父さんと同じでカローラなんだ。」

「そうです、父みたくレビンは無理でしたが。」

「現行も悪くないけどねぇ、はい納品書。」

「こちらが食パンでーす。」

「ありがとう、かのん呼ぼうか?」

「いえ…あいつ多分やさぐれてると思うんで…」

「さすが幼なじみね、わかるんだあ。」

「また新学期になって余裕が出たら話してもいいと思いますが。」

「そう…」

「あ、これかのんに渡しといてください。」

彼は家で作った焼きリンゴを渡した。

「これで少しは元気が出るといいんだけどなぁ。」

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原宿に戻ったあと、授業の専攻のコントラバスに使う松ヤニを購入しに行った。

有料駐車場に止めて、楽器屋に向かう。

歩いている途中、ベースが目に留まる。

その途端幼なじみの一言がフラッシュバックした。

《もうベースは弾かないの…?》

「…弾けたら楽だよ。」

無事買い物を済ませ帰ろうと駐車場に向かうとちょうど駐車をしている車が目に留まる。

「すっげ、初代アルトワークスだ。」

30年程前の旧車には初心者マークがフロントガラスについており、そこから同い年と思えるような黒髪に琥珀色の目を持つ少年が降りてきた。

「ねぇ君!すごいな!」

「うわぁびっくりした!なにが?」

「そのワークス!CC72Vなんて初めて見た!」

「あぁこれ、好きな車かつ安かったんだよ。何せ解体屋から譲り受けたもんだし。」

「すごいなぁ!」

「それよりその楽器店、よく行くの?」

「ちょくちょく。」

「そっか、また会うかもねー。」

ワークスの彼は車の鍵を閉め、街の方へ歩いていった。

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悠斗は買い物を済ませワークスを青山の方に走らせていた。

「この辺かな…?」

アパートを探すが見当たらず周辺をぐるぐる走り回っている。

「埒が明かない、聞いた方が早い。」

そこで目の前にいた黒色の髪を結んだ、犬の散歩をしていた少女に声をかけた。

「ごめん、ちょっと聞きたいことあるんだけど大丈夫?」

断続クラッチをくり返しながら窓を開け少女に声をかける。

「…なんでしょう。ナンパなら辞めてください。」

「違う違う!この辺に引っ越して来たんだけどここの場所がわからなくて。」

「…どこですか。」

悠斗は少女にスマホの画面に映るアパートの写真と住所を見せる。

「これ、私の家の前です。案内しますよ。」

 

少女は犬をワークスの助手席にのせ、

自分は後部座席に座る。

案内通りに運転し、無事に着いた。

 

「ありがとう、助かったよ。」

「しばらくここには入居者は入ってなかったそうなので珍しいですね。」

「安かったんだよ家賃が。じゃあお隣さんもいないわけかぁ。あ、じゃあこれ引越しの挨拶。あげる人いないからあげる。」

岡山の銘菓、きびだんごを渡す。

「…わざわざ岡山から1人で?」

「色々訳があってね…」

悠斗の顔が曇る。

「…まあいいです。私は葉月恋と申します。この春から結ヶ丘女子高等学校の1年生です。これからよろしくお願いいたします。」

「俺は水川悠斗。あんたと同い年だ。学校は…」

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4月6日。

高校入学式。音楽科しかない男子校として全国でも有名な代々木音楽高等学校。そこの管弦楽専攻1年生として岸田慶洋は入学した。

「定員割ってるってホントだったんだ。」

入学者名簿の人数を見て定員の半分ほどしかないことに気がつく。すると後ろからクラス分けを見に見覚えのある少年がいるのが見えた。

「君、ワークスの!」

「あ、あの時の。代々木音楽やったんだ。」

「専攻も同じっぽいからクラスも一緒か。」

「助かったぁ俺ここには引っ越してきたばっかだから知り合いいなくて、あ、自己紹介してなかったね。俺は水川悠斗。クラリネット担当だ。」

「俺は岸田慶洋。コントラバス担当だ。」

そこから入学式を受け、オリエンテーションを済ませる。

全ての行事を終え、2人で帰宅をすることにした。

帰る頃には部活の勧誘で校門前でひしめいていた。

「悠斗は部活なんかしたいとかあるの?」

「いやーバイトもあるからなぁ悩み中。」

「バイトしてんだぁ。」

「一人暮らしだし。スタンドはいいよぉ、洗車し放題だし10円引きでガソリン入れれる。」

「あーいいなぁ、てか運動部もあるんだ。」

と言っていたら後ろから同じ色のネクタイをつけた1人の少年に声をかけられる。

「お二人さんバンドに興味はない!?」

「バンド?」

ドラムのスティックが入っているだろうと思われるバックを肩にかけて興奮気味に派手なブロンド髪を揺らしながら話しかけてくる。悠斗はなだめるように話し掛ける。

「バンド?てかそのネクタイ。1年生だよね?」

「あ、名乗ってなかった。俺は宗忠可夢偉。ここのミュージシャン専攻で、これからスクールバンド部を設立しようと思ってるんだ!2人の話は聞いてるよ、悠斗くんは作曲試験でブッチギリの首席通過。慶洋くんは元スクールバンドでの凄腕ベーシスト。」

慶洋の顔が固まる。

悠斗はそれを察して、

「ごめん!興味はあるけどまた!」

と言ってその場を立ち去る。

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とりあえず悠斗は心ここにあらずな慶洋を助手席に乗せてとりあえず帰る。

家に着きとりあえず水を飲ませ楽な姿勢を取らせる。

「落ち着いた?」

「あぁ、ごめん。」

「昔何かあったのか?」

「実は、…」

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代々木バンドフェスタ

♪未来予報ハレルヤ/かつての慶洋のバンド

 

イントロの途中で指が動かなくなり演奏が止まる。

会場からはブーイングの嵐がおき、

終わったあとメンバーからも

「ありえねぇ。」

「失望した。」

「お前の力を信じてたのに。」

と罵声を上げられる。

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「この時俺らのバンドは割といい所まで行っててボーカルも務めてた俺は期待でつぶれてしまったんだ。俺はこの時からベースがひけなくなった。逃げるようにコントラバスを始め、クラシックの世界に隠れたんだ。」

「そんなことが…」

「とりあえず帰るわ。ありがとう。」

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数日後

♪未来予報ハレルヤ/Liella!

かのんが全開で歌っている様子を原宿で偶然慶洋がみてしまう。

「そっかぁ歌えるように…ってなんであいつ歌ってるんだ!?」

その後気になりながらも運転して家に帰っている途中、もう1人の幼なじみから電話が来る。

「電話ぁ。」

信号待ちでiPhoneを車に繋げ電話に出る。

『うぃーっす、元気!?』

「千砂都か、元気だよそれなりに。どした?」

『いやーぁ暇なら話さない?たこ焼きの移動車でバイトしてんだあ。今代々木公園で販売してるから来てよ!じゃ!』ガチャ

「…あいついつも急だな。」

帰路を外れ代々木公園に車を走らせる。

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「あ、慶洋くーん!」

「千砂都。お前いつも急だなぁ。」

「ごめんごめん。ほい、特別にたこ焼きサービス!」

「おーありがとう。で話があるってなにさ。」

「かのんちゃんの事ね。かのんちゃん、スクールアイドル始めるんだって。」

「え!?かのんがアイドルぅ?」

「そうそう。なんでも仲良くなった子に誘われて始めたらしい。歌えるようになるんだァって意気込んでた。」

「じゃあ立ち直ったのか?」

「まぁ前よりかは…」

「そっかぁ。」

「またかのんちゃんが話したいんだァって言ってたよ。かのんちゃん慶洋くんに昔からべったりだもんね。」

「辞めてくれよ、そういうんじゃねぇって。」

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慶洋宅。

「…そうかぁかのんが歌えるように…」

もう半年も触ってないベースを取り出してみる。

「うっへぇ、ホコリ被ってる。」

4弦を軽くスラップで叩く。

「うぇぇーめっちゃ低い。狂ってるわチューニング。」

かつて弾けなかった楽譜を取り出してみる。

未来予報ハレルヤ。しかしやはり指が固まり結局弾けなかった。

「…俺は、俺はどうしたらいいんだろう。」

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翌日。

「慶洋ー配達行けよぉ。」

「わかってるって親父。」

「てかお前車高早速下げたなぁ。TE37なんて高ぇホイール履いてるし。背伸びしやがって、車高は低いのに。」

「うめえこと言ってんじゃないよ、パンは?」

「もうトランクに積んだ!いってこい!」

「わかったよ。」

エンジンをかけ1速に入れて澁谷家に向かった。

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ところかわって悠斗はエンジンをかけようと鍵をさしてセルを回すがかからない状況になっていた。

「うわぁーバッテリー上がりかなぁ押しがけで何とかかかるかなぁ。」

「おはようございます。何かあったのですか?」

「あぁ葉月さんか。バッテリー上がっちゃったみたいで。押しがけしかないから後ろから車押してくれる?」

「サヤも呼んできますね。多分私だけじゃ押せないので。」

「…?よくわからんけど申し訳ねぇ。」

2人の力を借りとりあえずエンジンをかける。

上手く始動したらしく呻きをあげるF5Aエンジン。

「ほんと助かったありがとう。」

「いえ、お嬢様の頼みだったので。私はサヤと申します。以後お見知りおきを。」

「サヤは葉月に代々仕えるお手伝いさんです。」

「はは、すごいね。手伝ってくれた訳だし送っていくわ。」

「申し訳ないですがお言葉に甘えさせていただきます。」

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澁谷家

「おはようございますー食パン届けに来ましたー。」

「あ、慶洋くん!会いたかったぁ!」

「かのん!?近いって。もう高校生だろ。」

「あーごめん。あ、前は焼きリンゴありがと!美味しかった!」

「いやいや、まぁすっかり立ち直って良かったわ。」

「そうそう。私また歌ってみる。可可ちゃんって子とスクールアイドルしてみることにしたんだ。」

「千砂都から聞いた。いいじゃん頑張れよ。」

「慶洋くんはほんとにベースもう弾かないの?確かにあんなこと言われたら逃げちゃう気持ちもあるのはわかるよ。でも…」

「…弾けねぇんだよ…弾けたらどんなに良いか!だれも、だれも分かるわけねぇよ!」

「慶洋くん…」

二人の間に沈黙の時が流れる。

「わりぃ帰るわ。すぐ学校だし。」

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ワークスの車内。

「そういえば家で線香でもあげたんですか?割とお線香のような香りがするので。」

助手席の恋が尋ねる。

「…まぁね。」

「その顔はあんまり聞かない方が良さそうですね。」

「またじきに話すわ。まだ色々頭の整理も周りの整理もできてなくてな」

「そうですか。そういえば昨日、クラリネット吹いてましたね。」

「あら?道渡った先のあんたの家まで聴こえてたの。」

「それはもう。でも管楽器だと『主よ、人の望みの喜びよ』は相当難しいと思うのですがよくスラスラふけますね。」

「詳しいな。」

「ええ、まぁ一応音楽科の学生なので。次の角曲がったところで下ろして頂けますか?」

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代々木音楽学校にて。

「あ、おはよ、慶洋。なんか暗いな。」

「幼なじみと喧嘩しちゃって。」

「あぁそれは辛い。」

教室へ向かうと元気の良さそうなブロンド髪の少年が声をかける。

「どうもー!しっかりと話がしたいと思って、今日良ければ放課後話さない?」

「…まぁいいけど。」

「決まり!中庭で!」

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その後放課後、可夢偉からバンドに憧れていること、ここで同好会を作りたいということを聞いてとりあえずまた考えるとだけ伝えて駐車場まで歩いて帰る。

「悠斗はどうすんの?」

「俺は、やってみようかなって思う。元からギターも好きだし、たよってくれているんなら力を貸したいって思った。」

「そっかぁ。」

前を歩いていた悠斗が歩みを止める。

「慶洋、俺と、俺たちともう1回始めようよ。」

「んな事は無理だよ、出来たら…出来たらどれだけいいか!」

「俺は例えどれだけ周りがあんたを叩こうと絶対否定しない。あんたから目を逸らしたりしない。」

「でも無理だよ!」

思わず慶洋は駆け出す。

その中で色んな言葉が駆け巡る。

 

「ありえねぇ。」

「失望した。」

「お前の力を信じてたのに。」

 

「もうベースは弾かないの…?」

「慶洋くんはほんとにベースもう弾かないの?」

 

「俺は例えどれだけ周りがあんたを叩こうと絶対否定しない。あんたから目を逸らしたりしない。」

 

そんな中でひとつのことを思い出す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

ーーーー

 

「どんなテーマで作ろう、慶洋くんに作詞を頼まれたならどうせならいい詩を書きたいな。」

「そんな背伸びせずにありのままのかのんの感情を出してほしい。」

「あ、でもね曲名は考えたよ。」

「どんな曲名だ?」

「“未来予報ハレルヤ”」

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ーーーーーーーーーーーーーーーーー

突如彼は走るのをやめて後ろにターンし、再び走り出す。

(かのんはこのときから歌えなくなったことに対しても未来に希望を持ってたんだ、なのに俺は変わって欲しいと願うかのんの思いを踏みにじってサイテーだ。悠斗も、俺のことをわかった上で信じてくれてる…なら!)

悠斗はその場で動かずに待っていた。

「慶洋…」

「やっぱり俺、ベース弾く!!」

♪未来予報ハレルヤ/Codα ver.




おまけ
OffLive!Superstar!!
「水川悠斗でーす!はいこちらのコーナーは小説最終回の俺らからみて、ちょっと気になったことを突っ込んでいくコーナーとなってます!」
「悠斗さぁ、さすがに断続クラッチで初対面の女の子に声かけるのはやべぇよ。あ、慶洋でーす。」
「あのー、言い訳をさせてください、古い車でしょ?やっぱねサイドの効きが悪かったり停車したら盗まれるからあれしかなかったのよ笑」
「でも傍から見たらナンパよ、ありゃ恋ちゃんもあんな顔する訳だわ。」
「まーそうだわな、この時の恋には感謝しかねぇ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい、というわけでいかがでしたでしょうか?
こんな駄文だらけで申し訳ないですがよろしければ続きも読んでいただければ幸いです。
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