テン「匿名希望の可愛いネコちゃんからの話によると、仕事が忙しいってのは事実みたいだな」
ミト「俺様医師さんからの話でも一致するわ」
ふぅ………なんとか理解してもらえ………ぎゃぁぁぁぁ!?なに!なんなのっ!?
テン「取り敢えず、更新されないのはムカつくからピラニアだらけの水槽で反省しな」
ミト「それでは本編をどうぞ♪」
「よし……それでは気を取り直して、プレイボール!!!」
真昼の河川敷に、高らかな開会宣言が響き渡る。控えに回され、やる事がなくなった高良は審判役に立候補し、今の瞬間のみであるが中立の立場となった
「先ずは攻撃側か……さて、どうするよ」
「俺が行く。先ずは先手必勝で、守備陣営にスターバーストストリームを叩き込んでだな」
「カズさん、野球は守備陣営を全滅させたら勝ちというルールではありませんよ。あとバットを二本持つのは反則です」
「なにっ!?」
一番バッターに立候補しておきながら、ルールを全く把握していない和人に菊丸が冷静な突っ込みを放つと、彼は両目を見開き、驚愕する。如何やら、本当にルールを知らなかった様だ
「全く情けねぇヤツだな。ここは俺に任せろ!軽く吹っ飛ばして、スリーポイントを決めてやるからよ!」
「純平さん!バットを持つ姿が格好良いです!」
「ちょいと、おかしくね?スリーポイントってバスケじゃね?確か」
「リーダー。細かいことは気にしちゃいけない、純平さんはゴリラだから」
「確かに。すまん!俺が悪かった」
「おいコラ、なんで謝った」
「というか、純平さんにとやかく言う前にテンちゃんのバットも変だよね?明らかに」
バスケと野球を混同した純平を揶揄っていた天哉、すると琴音がその手にあるバットを指差す。それもその筈、何故なら、彼の手にあるのは確かにまごうことなきバットであるが、無数の釘と夥しいまでの血が付着した凶器、いわゆる釘バットが握られていた
「おろ?バットはこれが普通だろ?何を言ってんだ、妹よ」
「わたしが知ってるバットと何一つ一致してないんだけど」
「これでトップクがあれば完璧だったんだけどな。生憎だが吏可楽流はカラーギャングだからな、俺は持ってないんよ」
「大丈夫だよ。テンちゃんは見た目が胡散臭いから」
「なるほど、それは安心…………おいコラ、誰が胡散臭いんだ」
「はいはい、喧嘩しないの。落ち着きなさい」
「「うるせぇよ、剣道バカ」」
「んだとコラァ!!!」
睨み合い、一触即発する
「仕方ないわね………私が行くわ」
「おぉ!深澄さんは経験者なんですか?」
「ええ、家族球場に剛力野球でしょ。あとは野球魂と配管工球場で鍛えたわ」
「全部ゲームですよねっ!?」
「不安要素しかない………あれ?鈴代は何をしてるの?」
ゲームで培った技術を現実でも披露しようとする深澄に、圭子が突っ込みを放っていると、彩葉が背後で動きを見せる阿来に声を掛けた
「先生な。見て分からないか?今から打席に立つんだ、身嗜みを整えている」
「身嗜み以前にパンツだろうが。おめぇさんは」
身嗜み以前に下着姿の阿来が平然と答えるも、天哉が呆れた眼差しを向ける
「知らんのか?テン。こいつは裸がユニフォームみたいなヤツだ」
「はっはっはっ、褒めても何も出ないぞ?茉人」
「褒めたつもりはない」
何処をどの様に解釈したかは不明だが、褒め言葉だと思った阿来が照れ笑いを見せるも、茉人は無表情で突っ込みを放つ
「……………審判の人。試合はいつ始まるんだ?」
「うーむ………わからん!」
「「うぉぉぉぉぃい!!!」」
試合が始まり、其処からは怒涛の連続。ルールを知らない天哉たちとは裏腹に近藤たちは事前に予習をしていたらしく、スポーツマンシップ溢れるプレイスタルを行っていた。だが、天哉たちは違った、野球の要素皆無と言わんばかりの反則行為を連発していた
「くそっ!一点も取れねぇ!なんでだっ!」
「一つ言っておくがな、テン。ボールを埋めるのは反則だ」
「えっ………?じゃあ、食べるのも?」
「そもそも食べるのが可笑しい。あと和人、バットを二本持つのが反則だからと言って片方を口に咥えるというのも反則だ」
「なん………だと………っ!?」
「あと純平と鈴代先生は反則以前に脱ぐな」
「「何か問題が?」」
「何故、無いと思っているかが疑問だ。それからだヘル子」
「なに?」
「何故、ブルマを履いてるんだ?お前は」
「これ?だって動きやすい服装が一番じゃない。それともこういうのは嫌い?」
「「「ナイスハレンチ……!!」」」
茉人からの問いに、深澄は真顔で答える。その背後では鼻血を垂らしながら、三馬鹿がサムズアップしている
「だからって………なんであたしたちまで………」
「どうですか?純平さん。わたしのブルマ姿は」
「足がぷよぷよしてんだな、琴音は。まんじゅうみてぇだ」
「まんじゅう………つまり、わたしを食べたい的な……!?ぶほっ……!」
「あたしのブルマ姿は目の保養になるでしょう!なにせ、アイドルですからね!あたしは!」
「圭子は何を着ても可愛い」
「ありがとぉ!彩葉!」
反則行為を指摘していた筈が、話が脱線を始めていく天哉たち。この方が彼等らしいが取り残された相手チームは完全に空気扱いである
「高良殿………わ、私は熱海七夕だ。リアルで会うのは初めてだが……覚えておるか?」
「………もしや、アタン殿か?」
「なんと!覚えてくれておったか!」
「良かったですね。七夕さん」
「うむ!ありがとうな!布留!私としてはお前にも良い出会いがあると良いのだがな」
「私は興味ありませんね、今の所は」
「布留!ダメだぞ!兄さんは許さないからな!」
「嫉妬とは醜いのう」
「きゅうりには酢味噌が一番だぜ。なっ!スメラギ」
「俺はきゅうりよりもズッキーニ派だ」
「あらやだ、お姉ちゃんからのボルシチパーティのお誘いだわ!急いで帰らないと!」
天哉たちに負けず劣らずの暴走を披露する八人衆、その姿に審判役である高良は空を仰ぎ見る
「今日も晴天だな!わっはっはっは!」
しっかりとネタを織り交ぜて、更にパワーアップしていくテンたちの馬鹿騒ぎにお付き合いください♪今年もよろしくお願いします!
一周年記念!もう一度読みたい再編集話は?
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夜のバーカウンターwith ALO
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