蒼の道化師は笑う。   作:田中滅

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久しぶりの投稿でーす!GGO編突入はもう少しお待ちを!シノンに相応しいオリキャラを考えてあります故!それでは何時も通りのカオス極まりない日常をご覧あれ!


EX3 塗る!弾ける!食べる!暴食のプールサイド!

「いやぁぁぁぁ!!純平さんがーーーっ!!!」

 

「「どうしたーーーっ!!」」

 

昼も近付いた頃、プールサイドに琴音の悲鳴が響き渡る。其れに反応した天哉達が、彼女の方に駆け寄ると波めくプールに浮かぶ純平の姿があった

 

「「じゅ……純平が死んでるっ!!!」」

 

「起きて!純平さん!」

 

「………ぷはぁっ!!!いやぁ、良い感じにバナナが冷えてるぜ。あん?なんだ、お前ら。人を囲みやがって、なんかあっ----ぐもっ!?」

 

騒ぐ天哉達を他所に、何事もなかったかのように浮上した純平。その手には銛に突き刺さったバナナがあり、心配していた筈の天哉達の飛び蹴りが後頭部に放たれる

 

「何しやがんだっ!!バカどもっ!」

 

「「紛らわしい真似すんなやっ!!!ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ!」」

 

「学名で呼ぶんじゃねぇよっ!」

 

「騒がしい奴らだ」

 

「言っとくけど、アンタも似たり寄ったりよ?茉人」

 

「里香……お前、まだ水着のことを根に持っているな?さては」

 

「ぐっ……!う、うるさいわねっ!少しはデリカシーを持ちなさいよっ!」

 

何時も通りの風景を前に、澄ました態度の茉人、彼をジト目で睨む里香。核心を突かれたが故に目を吊り上げ、茉人の首を絞める姿は正に女傑と呼ぶに値する

 

「ちょっと……テン。回転切りばっかりずるいわよ」

 

「何を言うか、ハメ技こそゲームの真骨頂……ハメ技を制する者がゲームを制すると言っても過言じゃないんよ」

 

「背後がガラ空き」

 

「彩葉さーーーん!?」

 

「馬鹿ね。弟分にやられるようじゃ、まだまだ私の足元にも及ばないわ!」

 

「あっ、深澄さんのヒゲも吹っ飛んだ。はどうだん強いね」

 

「な、なんですって!?私のヒゲがっ!」

 

「あたしのイカさんも中々ですよ。これも別ゲームで只管に塗りたくってきたお陰ですね」

 

「よし、圭子も撃破」

 

「あれぇっ!?」

 

直葉の練習に付き合う気があるのかも不明な天哉は深澄たちと携帯ゲーム機を片手に対戦ゲームに興じていたが彩葉の無双に寄り、撃沈していた

 

「スグちゃん。良いですか?人間の半分は水分です、つまりは浮くように出来ています」

 

「えっ?半分が水?あたしって、水分の塊なの?」

 

「あらぁ、菊ちゃん?理論では泳げるようにはならないのよ?実践あるのみよ」

 

「御言葉ですが明音さん、何事も理論は大事です。理論亡き実践は成果等生みません!」

 

「あらら、言うわねぇ。なら……私と勝負する?」

 

「望むところです」

 

「あれっ!?あたしの練習はっ!?」

 

自分の練習を見てくれる筈の明音と菊丸が、一触即発の雰囲気を醸し、直葉が突っ込みが放った時には既に時遅く。二人は泳ぎ始めていた

 

「そろそろ、お昼にしましょうか」

 

「そうね。あり合わせだけど、鍋が煮えた頃合いだわ」

 

「わたしも作ってきたよー!ほらっ!タコライス!」

 

「あっ…あたしも、作ってきたんだけど」

 

昼食時、明日奈を筆頭にお弁当を持ち寄った女性陣。但し、バランスの取れた煌びやかな弁当は明日奈だけで、深澄は相変わらずの鍋料理、琴音は得意料理のタコスの中身を白米に混ぜ合わせたタコライス、直葉は彼女らしい見事な茶色系である

 

「………なんか今、すっごい失礼な事を言われたような……」

 

「空耳じゃねぇんか?」

 

「そうだよ。スグは自意識過剰過ぎるよ」

 

「迷双子にだけは言われたくない」

 

「「表出ろや、ムキムキスク水」」

 

「誰がよっ!?」

 

「ホントに騒がしいね…」

 

「何時も通りとも言える」

 

「というか和人さんが直葉ちゃんに変わっただけで、やってること同じだよね…」

 

騒ぎ出す迷子(双子)と直葉の姿に何時もの光景が重なるのを見ながら圭子はため息を吐き、彩葉は諦めたような眼差しで遠くを見る

 

「ねぇ?ちょっと…私の用意したミルフィーユ鍋が茶色に染まってるんだけど?」

 

「ああ、今しがた僕のいれたカレーの色ですね」

 

「お前かっ!!!」

 

持参した鍋料理に手を加えられた事に怒り狂った深澄が、元凶の菊丸をハリセン片手に追い回す(注意:プールサイドを走ってはいけません)

 

「あらぁ、現実(リアル)でも料理スキル高いのねぇ」

 

「いやいや、明音さんが其れを言う?」

 

「そうですよ。明音さんは現実(リアル)仮想(ALO)の両方でお店をやってるじゃないですか」

 

「そうです!あたしたちの要求に応えてくるのは明音さんだけです!あっ!今、あたし良い事言いましたよねっ!?コレはポイント高いですよっ!」

 

「圭子?自分から言ってる時点でマイナスよ」

 

「騒がしい奴らだ」

 

「「全くだ」」

 

「貴様らに言っとるんだ」

 

料理を囲み、盛り上がる女性陣を他所に未だに携帯ゲーム機に興じる天哉達に茉人が冷めた視線で突っ込みを放つ

 

「ふっふっふっふっ………明日奈様の水着……」

 

プールサイドの柵から覗くビデオカメラ、その持ち主である蔵田は下衆な視線で明日奈の肢体を舐め回すように視姦していた

 

「蔵田先生。君は職員会議をサボって、何をしているのかね?」

 

「決まっているだろう?盗さ………やあ、良い天気だな?高良先生に鈴代くん」

 

「高良先生。理事長室に連行しましょう」

 

「うむ、そうだな!鈴代くん」

 

「ぎゃぁぁぁぁ!離せェェェ!!!」

 

高良に引き摺られるように蔵田は去っていく。阿来はビデオカメラを焼却炉に投げ入れ、その後を追う(注意その2:人の嫌がることをしてはいけません)

 

「おろ?なんかあったんか?」

 

「あっ、リーダー。俺たちのチーム負けた」

 

「なにっ!?あんなに塗ったのにかっ!?」

 

「最後に逆転されたようです。奥が深いですね、塗りたくるだけではいけない……勉強になります」

 

「彩るゲームで負けた……!!!」

 

「だははははっ!だっせぇっ!」

 

「やかましい!ゴリス!!!」

 

「ゴリラじゃねぇ!」

 

「「えっ」」

 

「真顔で驚いてんじゃねぇっ!!」

 

御約束のやり取りをする天哉達。こうして、昼下がりの水泳特訓は夕方まで続き、直葉は付け焼き刃ではあるが泳げるようになった。しかしながら、和人が合流したのは終了後で結局、彼は女性陣の水着姿を拝めなかったのは別の話だ

 

「菊岡めェェェェ!!」

 

「深澄。私ね、最近……和人くんの彼女なのが恥ずかしくなってきたよ……」

 

「心配しないで?明日奈。だって、私の彼氏……アレよ?」

 

血涙を流す和人を前に親友へと愚痴をこぼす明日奈。すると、深澄は諦めた眼差しで門の前に立つ迷子を指差す

 

「あり?入間市って、どっち?」

 

「もぉ〜まだ覚えてないの?あっちだよ」

 

「そうか、あっちか」

 

「いや逆よ」

 




青い空!白い砂浜!広大な海!たわわな果実!準備万端!いざっ!行かん!クジラの元へ!

NEXTヒント 人間っていいな

もしも、そーどあーと・おふらいんを書くなら…

  • ソウテンとミトが司会の賑やかな雰囲気
  • キリトとアスナが司会の正規の雰囲気
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