蒼の道化師は笑う。   作:田中滅

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えー、更新が滞り気味で申し訳ないです。仕事が忙しくて……

ソウテン「ネタは上がってんよ、暇だろ?おめぇさん」

ソンナワケナイジャナイデスカ

ソウテン「可愛いネコちゃんって子からのハガキで、最近は魔国連邦に滞在してます♪って情報があんだけど?」

ネコちゃんさまぁぁぁぁ!?

ソウテン「アボカドを此処に」

一同「了解!リーダー!!」

いやァァァ!やめてぇぇぇぇ!!!それだけはぁぁぁぁ!!!

ミト「では、本編をどうぞ♪」


第十八弾 行くぜっ!キョダイマックス!あれ?そうじゃなくて、合体?

「ところでよ、グリスっち。聞いてもいいか?」

 

「あん?なんだよ、藪から棒に」

 

《黒死無双》基ジョニー・ブラックの潜伏場所に向かうバイクの上、ハンドルを握っていたリッパーが背後のグリスに問いを投げ掛ける

 

「今から戦う《黒死無双》だっけか?知り合いだったりすんのか?」

 

「知り合い…………そんな生優しい関係じゃねぇよ。俺たちとアイツらは、切っても切れない腐れ縁だ……最悪のな」

 

「ふぅん、深くは聞かないでおくけどよ。少しは頼りにしてくれよ?今だけは同盟なんだからさ」

 

「ああ、頼りにしてるぜ」

 

軽口を叩き合い、笑い合う二人。気の知れた友人同士の様なやり取りにリッパーの頭にある光景が過ぎる

 

『はんっ!また来やがったのか?懲りねぇ野朗だな!』

 

『うるせぇ!お前に負けたんじゃ、No.2の座が危ねぇんだ!さっさと来やがれっ!ゴリラ野朗がっ!!!』

 

『ああんっ!?誰がゴリラだっ!へそバイク!!!』

 

「…………まさかな」

 

かつて、何度も何度も拳を交えた宿敵。その姿がグリスに重なって見えたが、何年も会っていない少年は既に喧嘩から足を洗っている筈だ。故に彼は違う、リッパーは自然とそう思う

 

「リッパー!止まれっ!!!」

 

グリスが叫んだ。何事かと思い、バイクを急停止させると、彼は後部座席から飛び降り、背中に背負っていた身の丈以上はある巨大な棍棒を構える

 

「ん………あっ!久しぶりだなぁ!《野猿》じゃん!なになにっ?お前も《GGO》に来てんだっ!」

 

「相変わらず、ふざけた野朗だなぁ?ジョニー・ブラック」

 

「それはお互い様だろぉ?この世界で金属棒とか何を考えてんだよ」

 

「はんっ……寝言は寝て言えっ!!!」

 

先に仕掛けたのはグリス。金属棒を片手にジョニー・ブラックに迫り、力の限り、振り上げる

 

「力任せだなぁ」

 

「………ちっ!リッパー!!!」

 

「言われなくてもっ!!!」

 

グリスの呼び掛けに応えるように、リッパーは座席部分を脚で蹴り上げた。すると、中から巨大な銃身が姿を現す

 

「なんだぁ?」

 

「コイツは唯一無二にして、最強の暴馬!回転式機関砲(ガトリングガン)だ!!!」

 

回転式機関砲(ガトリングガン)。其れはリッパーがこの世界で成り上がる為に手にした最強の武器。ソウテンを相手にした際は、彼のブラフに騙され敗北したが、彼にも譲れないプライドがある。その欲望を満たす為、クランクを握る

 

「ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!!」

 

「なっ……!!!」

 

正に豪雨と呼べる銃弾は逃げる隙も、休む暇さえも与えず、絶え間なく降り注ぐ。だが忘れてはならない、この場にはもう一人の男がいる事を忘れてはならないのだ

 

「そろそろ、こいつの出番だな」

 

グリスが腰に携えていた巨大な筒に手を添える。見覚えのない物体にジョニー・ブラックも、リッパーでさえも首を傾げる

 

「あらよっと!」

 

「「えっ…………投げたぁぁぁぁ!!!」」

 

何の脈絡も無しに、筒を空高くに放り投げるグリス。その姿に驚きのあまり、他の二人が動きを止め、叫んだ

そして次の瞬間、野生を感じさせる笑みを浮かべた彼は飛ぶ。誰よりも高く、荒々しく、猛々しい姿は、正に《野猿》と呼ぶに相応しい

 

「無理、無謀、無茶はなんのその!やると決めたら道理を罷り通すが俺たちの生き様!背負った印は野生の証!刮目しやがれっ!しやがりやがれっ!!!野生合体!《ロッドハンマー》!!!俺は《野猿》!天下の彩りの道化(カラーズ・クラウン)が切り込み隊長!グリス様だっ!覚えときやがれっ!」

 

合体を果たした《ロッドハンマー》を手に、彼は決まり文句と共に地を蹴った。先程までの単調な動きとは正反対な出鱈目で、荒々しい動き。弾丸の雨を避けるのも難しいにも関わらず、更なる攻撃にジョニー・ブラックは歯噛みする

 

「くっ……猿がイキがんなよ?」

 

「はんっ……その言葉、そっくり返してやるよっ!!!リッパー!」

 

「あいよっ!!!ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!!」

 

「止めだっ!!!どっせいっ!!!」

 

リッパーが弾を放ち、ジョニー・ブラックの動きを止めた瞬間、グリスが《ロッドハンマー》を振り下ろすと三連撃の攻撃が決まる。其れは彼が最も得意とするハンマーソードスキル《ミョルニル》、体に染み付いた伝家の宝刀である

 

「許さない……許さない…許さない、許さない、許さない、許さない!許さないからなァァァ!!!」

 

「はんっ………恨むなら、テメェのガキ染みた思考を恨みやがれ。二度とその面を、俺の………

 

 

 

 

俺の仲間の前に晒すんじゃねぇ!!!

 

 

凄みのある瞳で四散していくジョニー・ブラックを見下ろすグリス。「その姿は正に荒々しくも、猛々しい野猿だった」と、後にリッパーは語った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方。モルテを追うソウテンとツキシロ、ある悪癖が災いし、彼等は目的地とは異なる場所に居た

 

「……………おろ?おかしいな、森はどっちだ?」

 

「知るかっ!!!そもそも森を目指してんのに、町に戻ってどうすんだっ!?地図はどうしたっ!!!」

 

「いやそれがな………チーズを持ってきちゃった☆」

 

「…………相棒」

 

「てへぺろ」と言わんばかりの表情のソウテンの馬鹿げた行動に、流石のツキシロも何かが切れ、相棒の機械狼を呼び、ソウテンの頭にかぶりつかせる

 

「…………………おろ?ぎゃぁぁぁぁ!!!頭がっ!痛い?いや……痛くな………やっぱり痛いっ!!!!こうなったら、目には目を、歯には歯を!犬には犬を!!!いけぇい!プルー!!!」

 

「……………何をやってんだ?テメェは」

 

「プルー!何処にいんだ!プルーーーーーっ!!!」

 

反応しない愛犬の名を呼び、ゴミ箱に頭を突っ込む迷子に呆れた眼差しのツキシロが突っ込みを放つ。刹那、ピコンという音が響き、ソウテンはメッセージを開く

 

『テンへ。車掌さんのプルーが可愛かったので、写真を送ります。今度はロトにも同じコスプレをさせて双子コーデとかしたいな♪ミトより』

 

「…………………………なるほど、其方にいたんか。ならば良しっ!」

 

「良くねぇわっ!!!」

 

「ぐもっ!?」

 

果たして、彼等がモルテの元に辿り着くのら何時間後の話であろうか……其れは誰も知らない




遂にモルテの待つ森エリアにたどり着いたソウテンとツキシロ。しかし、待ち構えていたのはピーマンとパプリカ?あり?どうなってんの?

NEXTヒント 好き嫌いはいけません

もしも、そーどあーと・おふらいんを書くなら…

  • ソウテンとミトが司会の賑やかな雰囲気
  • キリトとアスナが司会の正規の雰囲気
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