蒼の道化師は笑う。   作:田中滅

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完成だァァァァ!!一番の長文!今まで以上にボケをぎっしりと詰め込んだ!これでもかっ!ってくらいに!こゝろして読みたまえ!


第十説 極寒の大地に眠る黄金の剣は雷鳴とともに。

「かつて、美貌と武勇を妖精世界に轟かせた傾国の美女〝フレイヤ〟。彼女は巨人の王に見初められ、花嫁となるべく輿入れしましたが〝道化師〟を名乗る愉快な集団との出会いにより、反乱の狼煙を上げることと相成った。彼女が放った衝撃の一言は妖精たちを空へと駆り立てた。そう、世は正に…………は………

 

 

 

 

 

大妖精時代!!!

 

刹那、砂塵の奥から彩り豊かな色彩に溢れた海賊衣装に身を包んだソウテン達が姿を見せる

 

「真剣な雰囲気が一気に崩れた……!!というかあらすじが関係あるようでなんか微妙に違うっ!!」

 

「あ〜……シノンさん、大丈夫です。犯人は分かってますから」

 

「そうね、言わずもがなで一人しかいないわね」

 

「前々から思ってたけど……このネタも御約束になってるわね……ミトの鎌と同じくらいに」

 

「アスナ?それは褒め言葉よね?発言の有無によっては訴えるわよ?そして勝つわよ」

 

最早、恒例である意味不明なあらすじにシノンが突っ込みを放つ隣でリーファは苦笑し、ミトは親友からの聞き捨てならない発言に物申す

 

「探しなさい、この世の全てを其処らへんに置いといた」

 

「不確定極まりない発言!!きっくん!怒るよっ!」

 

その犯人基ヴェルデをリーファが叱りつける。最早、この光景もミトとアスナにとっては見慣れた風景の一部と化していた

 

「喰らえぃ!我が息吹を!!」

 

「不味いっ!口からなんか吐くつもりだ!」

 

「なにっ!?ヒゲヅラの口臭とか洒落になんねぇぞっ!どうする!」

 

「プークスクス。えっ?なに?おめぇさんたちは息吹系の攻撃に耐性がない感じ?残念でしたぁ〜、俺には仮面があるもんねぇ〜」

 

「「テメェ!汚ねぇぞ!迷子ゴラァ!!」」

 

「んだとゴラァ!やんのかっ!ぼっちにゴリラ!!」

 

真剣な雰囲気破壊はお手物な三馬鹿、スリュムを前に殴り合いの喧嘩を始める。然し、その雰囲気に呑まれずに約一名、双子の兄と同じ不敵な笑みを浮かべた狩人は宝の山に視界を巡らせる

 

「テンちゃんたちが気を逸らしてる間に………わたしはわたしの役目を果たす……《狩人(トレジャーハンター)》の真骨頂を見せてあげるんだからっ!」

 

「フィー!なにか手伝うことはある?」

 

「Gracias、ミト。無闇矢鱈に探すだけじゃ駄目、お宝ちゃんにはお宝ちゃんの特性があるの。その特性を理解し、最高の状態で手に入れるのがトレジャーハントの醍醐味なの」

 

「えっ?なに?粗大ゴミ?ここってゴミ捨て場だったん?」

 

「テンちゃん……黙って」

 

「あい……」

 

目的の宝を探し当てようと思考を巡らせていたフィリアにミトが呼び掛ければ、彼女はトレジャーハントの基礎を語り始め、それに聞き間違いを通り越し意味不明な答えを捻り出すソウテンの頭を引っ叩く

 

「北欧………金槌………そうか!フィリア!雷系のスキルを使って!」

 

「えぇっ!?雷系!?わたし、覚えてないよっ!?」

 

「あー……だったら……グリス!!ぶちかませっ!!」

 

何かに気付いたリーファに呼び掛けられ、雷系のスキルを使えないと慌てるフィリア。それを見兼ねたソウテンは前線で盾役に徹していたグリスに指示を飛ばす

 

「あいよっ!迸れっ!!どっせい!!」

 

刹那、床全体に轟かんばかりの轟音と共に雷鳴が迸る。やがて、雷鳴は(いかづち)と成り、一直線に玉座の方に向かっていく

 

「グリスさん素敵………って!今はときめいてる場合じゃなかった!テンちゃん!見つけたよ!あれがお宝ちゃん基金槌だよ!」

 

「流石は妹ちゃんだ!コーバッツ!そのデカブツをぶん投げろっ!!」

 

「あいわかった!受け取りたまえ!!フレイヤ殿っ!!」

 

玉座付近の宝の山から出現した巨大な金槌、雷を帯びた巨躯の武具をソウテンの呼び掛けでギルド随一とも呼べる力自慢の片割れであるコーバッツがフレイヤ目掛け、某有名野球選手も驚愕の強肩と剛腕で放り投げた

 

「……み……ぎる…………………なぎる…み…なぎるぞ………」

 

「おやまあ、ギルギルと何処のGT出身のミニロボットかにゃ?」

 

「ドラ○ン○ールから離れろ!おめぇは!」

 

「俺は忘れない……○リ○ッドが生み出した暗黒時代を!!」

 

「時効だろ!許してやれやっ!」

 

「認めません」

 

「漲る………ぎるゥゥゥぉぉぉォォォォ!!!!」

 

某有名漫画の黒歴史を掘り返す三馬鹿を他所に金槌を手にしたフレイヤは雷を迸らせ、その身をまるでニチアサの美少女アニメの変身シーンの様に姿を変化させていく

 

「………………!!」

 

全てが終わり、その雷光の中から姿を見せたフレイヤの真なる姿にクラインの体が白く、まるで雪の様に真っ白に染まっていく

 

「オッ……サンじゃん……!?」

 

「「「どんまい!良いことあるさっ!」」」

 

「慰めんなっ!!三馬鹿!!」

 

捻り出した言葉、その先に居る金槌を携えた筋骨隆々な巨漢の男性を前に戦慄していた所を慰めの言葉を掛けてきたバカトリオに、くわっと両目を見開いたクラインが吠える

 

「ヒゲだ」

 

「ヒゲですね」

 

「上半身裸………グリスさんとディアベルさん、どっちの知り合いですか?」

 

「おいコラ、マイクバカ。なんで俺かディアベルの知り合いって決めつけてやがる」

 

「そうだぞ!俺にあんな半裸の知り合いは…………いないこともないな……年中、裸の馬鹿野郎とか二次元に魂を売り捌いたヤツとかもいるからなぁ」

 

「ベルさんはどんな環境で生きてんの?前世にどんな悪行をやらかしたら、そんな意味不明な知り合いが出来んの?なに?前世はシリアルキラーか何かなの?おめぇさんは」

 

「ふっ…褒めないでくれ」

 

「「「褒めてねぇわっ!!バームクーヘンバカっ!!」」」

 

目の前に姿を見せた大男を前に各々の感想を放つ年少組、それを聞いたグリスがシリカに噛み付くかの様に吠えるが、ディアベルは否定していたかと思えば肯定し、終いには照れた素振りを見せた彼に仲間全員からの突っ込みが放たれる

 

「ヌウゥーン……卑劣な巨人めが、我が秘宝《ミョルニル》を盗んだ報い、今こそ贖ってもらおうぞ!」

 

「あ?《ミョルニル》………って!アレが《ミョルニル》かよっ!?俺が欲しかった伝説武器の!!」

 

「はうっ……!純粋なグリスさん……素敵…!」

 

《ミョルニル》の名を聞いた瞬間、水を得た魚の様に両眼を輝かせるグリス、そしてフィリアは彼の無邪気な姿に鼻血を出していた

 

「一度で二度美味しいとは正にこのことだねぇ………おろ?そうなると、アレも報酬になるんか?」

 

「マジかよっ!?そうと決まれば逆立ちするぜっ!!ヒゲオヤジ!!」

 

「逆立ち?ねぇ、ヴェルデ。グリスさんは何を言ってるの?」

 

「恐らくは助太刀の間違いでしょうね」

 

「ああ、何時もの覚え間違いか」

 

ソウテンの何気ない発言に食い付きながらも、安定の頭の悪さを披露するグリスにヒイロとヴェルデは哀れみの視線を向ける

 

「小汚い神め、よくも儂を謀ってくれたな!その髭面切り離して、アースガルズに送り返してくれようぞ!!」

 

「なんだか………見るに耐えないわね。ムサいオヤジ同士の殴り合いなんか需要ないわ」

 

「ミトはさ、自分が失礼な自覚ってある?」

 

「ないわ」

 

「おい、言い切ったぞ?この鍋女。お前の管轄だろ」

 

「えっ?何故に?こういうミトもすげぇ可愛いじゃん」

 

(あぁ………ダメだ、この迷子は……手遅れだ……)

 

神と呼ばれる存在に物怖じせずに失礼な発言を繰り出すミトにソウテンは止めようともせず、彼女の行い全てを肯定していた

 

「バカ騒ぎしてる場合かっ!!あのヒゲオヤジがタゲ取りしてる間に総攻撃すんぞっ!!」

 

「おめぇさんに言われんでもそのつもりだっての!ソードスキルマシマシでグランドフィナーレと行こうぜっ!!」

 

鶴の一言ならぬ獣の咆哮に馬鹿騒ぎを中断したソウテンは仲間たちに呼び掛け、大男基雷神トールに加勢を始める

 

「アスナ!やれる?」

 

「当たり前よっ!ミトこそっ!腕は鈍ってないでしょうね!」

 

「あら、言うわね?ゲームを始めたばかりの時にNPC相手に騒いでた初心者さんのくせに!」

 

「なっ……!そっちこそ!鎌使いの大男みたいなアバターだったじゃないの!!」

 

「良いでしょ?だって好きなんだからっ!」

 

軽口を叩き合いながらも、その抜群の息の良さは親友であるからこそのコンビネーション。ミトの鎌の連撃、アスナの瞬間的な無数の刺突、その姿は正に死神と閃光と呼ぶに相応しい

 

「シリカ!ピナとヤキトリでブレスを相殺するっ!出来る?」

 

「当たり前だよ!ヒイロ!あたしたちの息の良さを見せつけてあげよー!ピナ!」

 

「ヤキトリ!」

 

「「巨大化だっ!!」」

 

「きゅるる〜……グォォォォ!!!」

 

「ぴよぴよ………コカァァァ!!」

 

小さき主人たちの呼び声に応える様にシリカを乗せた巨大ドラゴンとヒイロを乗せた巨鳥がスリュムのブレスを相殺する

 

「さてさて、人体の弱点は常に足元と相場が決まっています……故に其れは神であろうと変わらない筈ですよね?グリスさん!コーバッツさん!小指を集中的に狙いますよっ!」

 

「「あいよっ!!」」

 

「うわぁ……きっくんのイジワルさが全面に出てる……痛そう……」

 

「グリスさん!素敵です!」

 

きらりと眼鏡を反射させ、自らの意地の悪さを象徴する攻撃を仕掛けるヴェルデにグリスとコーバッツが加勢する姿にリーファは顔を引き攣らせ、フィリアはグリスを讃えていた

 

「職人!リズベット!こうなったら、ヤケクソだ!あのヒゲを燃やしてやろう!」

 

「ほう……其れは些か心が躍る素敵な提案だ。協力してやろう、ディアベル」

 

「あのヒゲゴリラは鍛冶屋の敵よ!!なんだってやるわっ!!」

 

「よっしゃぁ!お許しが出た!喰らえっ!!ハジケ奥義・鍛治夫婦のケーキ入刀!!」

 

「「せーの……ふざけすぎだっ!!こんのヒゲ!!」」

 

何時もならば、ふざけた空間に制裁を放つアマツとリズベット。然しながら鍛冶屋としてのプライド故に今回はディアベルの提案に乗り、スリュムに巨大な包丁で斬り掛かる

 

「シノン!レン!援護射撃を抜かるなよっ!」

 

「言われなくても!というかレンは何をやってるのよ?」

 

「えっ?これ?杵だと射撃が出来ないから、そこら辺にあった宝を砲弾代わりに打ってるんだよ?道産子のゴルフ力を舐めちゃダメだよ!」

 

「北海道ってゴルフが有名なのね」

 

「大自然だからな」

 

援護に回っていた《荒野の獣人(ウィルダー・セリアン)》。シノンはレンの行っていた攻撃が明らかに射撃と掛け離れていた事に気付くも、彼女の謎の説得力で言いくるめられ、ツキシロも北海道の雄大な自然に首を縦に振る

 

「クライン………メイリンさんが待ってるぞ?」

 

「おめぇさんも男なら……真っ直ぐと背筋のばして、明日に進め。待ってくれてる人がいんだからよ」

 

「ああ………そうだな……Gracias、キリの字にテン。お前たちの言う通りだ、さよならだ……女神様(フレイヤさん)!そして………ごめんなさい!メイリンさぁぁぁぁぁぁん!!」

 

道化師(ソウテン)剣士(キリト)に背中を押され、武士(クライン)の涙の一撃がスリュムの足に命中。野太い唸り声と共に地に着く巨人の王、その隙を見逃さない道化師は不敵に笑う

 

「さぁて………幕引きの時間だ!」

 

「「「了解!!」」」

 

その一言と共に無数の連撃がスリュムに降り注ぎ、その体力を削り取っていく

 

「地の底に還るがよい、巨人の王!」

 

最後の一撃と言わんばかりにトールが雷を纏ったハンマーをスリュムの頭上に振り下ろし、砕け散る王冠と共に姿を氷に変え、永遠の眠りに落ちていく

 

「礼を言うぞ、屈強なる妖精達よ。これで余も、(ミョルニル)を奪われた恥辱を灌ぐことができた。────どれ、褒美をやらねばな」

 

全てが終わると何かを言いかけたスリュムの顔面を踏み潰したトールは足元の道化師たちに視線を向ける

 

「んじゃあ、そのハンマーをくれ」

 

「「「ちょっとは遠慮しろやっ!!ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ!!」」」

 

「学名で呼ぶんじゃねぇ!!」

 

「良かろう………御主ならば我が宝を正しく使えるであろう………では────さらばだ」

 

《ミョルニル》を寄越せと発言するグリスに全員からの突っ込みが飛ぶも、トールは彼の物怖じしない態度を気に入り、黄金の雷槌の柄に嵌まっていた宝石をハンマーに変え、グリスに与え、最後はニカッと笑った後に雷鳴と共に姿を消した

 

「よっしゃァァァァ!!伝説級武器ゲットだぜっ!」

 

「おやまあ、ねこに小判とはこのことだな」

 

「宝の持ち腐れもいいとこだな」

 

「ぶたに真珠ならぬ猿に伝説級武器だぜ」

 

「おん?喧嘩か?やんのか?迷子にぼっちに尻野朗」

 

「「「ああ………ん?なんか?揺れてね?」」」

 

雨降って地固まる、火花を散らし合う三馬鹿と獣。正に大円団の空気が流れる中、轟音と共に揺れが起こった

 

「役目を終えた城はまた龍の巣へと帰るの………私の名はリュミート・サイズ・ヘル・ヨツンヘイム、その王家に連なる者です」

 

「ミトが王女?死神の間違いじゃね?」

 

「ふふっ……テン?その槍、だいぶ傷んでるわね?貸してみなさい、手入れしてあげる」

 

「やだ♪」

 

両手をわきわきさせ、詰め寄るミトを綺麗な笑顔で拒絶するソウテン。普段通りに仲睦まじい二人であるが、忘れてはならない。城は崩壊寸前である

 

「おろ?階段をはっけ〜ん!こっからとんずらしようよ!とーさん!かーさん!」

 

「うむ、流石は我が息子」

 

「抜け目がないわね」

 

「エクスカリバーは何処だァァァァ!!!」

 

「待っててね〜!お宝ちゃ〜〜〜ん!」

 

「そうはさせるかァァァァ!!こうなったら、先にエクスカリバーを抜いたヤツが今回の報酬総取りだ!!」

 

「「「汚ねぇぞっ!!バカリーダー!!」」」

 

階段を駆け下り、エクスカリバーを目指し、何気に報酬総取りを提示するソウテンに全員からの突っ込みが飛ぶ

 

「パパ!出口です!」

 

「エクスカリバー基固有名《エクスキャリバー》を発見致しました、マスター・フィリア」

 

最下層、其処に静かに鎮座する黄金の剣を前に《黒の剣士》は仲間たちの方に視線を向ける

 

「あとはおめぇさんの好きにしな」

 

「悔しいけど……アナタに相応しいわ」

 

「キリトくんにピッタリだと思う」

 

「テン……ミト……アスナ……」

 

「まっ!俺のハンマーに比べたら、鈍だろうけどな」

 

「大丈夫、グリスさんは頭が鈍」

 

「ですね。キリトさん、偶にはカッコよく締めましょう」

 

「レンちゃん!今アイデアが浮かんだ!新曲は『エクスキャリバーのアフタヌーンティー』で行こう!」

 

「ごめん、意味わかんない。でもさ、キリトさんに似合うよ?最強の剣」

 

「グリス…ヴェルデ……ヒイロ…シリカ…レン……」

 

「我が生徒よ、今やらねば後に後悔するぞ?」

 

「勇者には二対の剣が必要だろ?《メモリークラウン》と釣り合うのは其奴くらいだ」

 

「そうだな、俺の最高傑作と均等性が保てる武器はそれくらいだ。リズの鈍は信用出来ん」

 

「んなっ!私も創れるわよっ!舐めんじゃないわっ!まぁでも!今回はキリトに免じて許すわっ!!」

 

「コーバッツ……ディアベル…アマツ…リズ…」

 

「ささっと抜きなさい」

 

「ズバッと引き抜け!ズバッと!」

 

「お兄ちゃんを信じるよ、あたしは」

 

「今回だけは譲ってあげる!次はないからねっ!」

 

「ツキシロ……シノン……リーファ……フィリア…」

 

親友、仲間たち、妹たち、この表情を彼は知っている……否、知っていた。黒の剣士の行く末を信じる希望の灯だ

 

その背に、氷の床に佇んでいた彼等は、全員が不敵な笑みを浮かべ、

 

『往けっ!!!』

 

全員で、背中を押す言葉を放った。眩き黄金の光を放ち、引き抜かれた刃は勇者の手の中にずっしりと伸し掛かる

 

「さーて……職人?準備は出来てるよな?」

 

「無論だ………ウィンド・フルーレ号!!」

 

不敵に笑う道化師(ソウテン)に応えた職人(アマツ)が高らかに叫ぶと時空の壁を破壊するかの様に機関車が出現する

 

「そいじゃ、崩れる前に行きますか……」

 

「行くって何処に?」

 

「そりゃあ勿論………逃げるんだよォォォォ!!!」

 

かくして、崩れゆく霜の城から道化師一味は騒がしくも賑やかに飛び出す。それに追随する様にトンキーが姿を見せ、リーファが手を振り、ヴェルデが引き気味の表情を見せていたのは言わずもがなである

そして、道化師は極寒の大地に芽吹く新たな息吹の大地に姿を変えた《ヨツンヘイム》へ、深々と頭を下げる

 

「寒ささえも力へと変え、己が欲に突き進みし、極寒の大地での冒険略奪記……お楽しみいただけましたか?皆様の御眼鏡に称う日々を彩れておりましたら、拍手御喝采の程、御願い申し上げます。其れでは、今宵の舞台は……此れにて、幕引きと致しましょう。また会う日まで、暫しのお別れに御座います、Adiós(さよなら)

 

此れは仮想世界を艶やかな色彩で、己の色に彩りし、十人の勇士たちの物語

 

一癖も二癖もある者たちを率いるは、仮面から覗く蒼き眼で万物を見透かし、不敵な笑みを携えし、槍使い

 

その名を、『蒼の道化師』と申す

 




ソウテン「次回からは遂にお待ちぬのマザーズ・ロザリオ!果たして、ふざけずにいられる?シリアス?んなもんは俺たちに関係ない!さぁ!派手に彩ってやろうぜっ!!野朗共!!」

NEXTヒント 石鹸じゃないよ

ソウテンたちの愉快さに笑ってもらえたら、お気に入り登録お願いしまーす。コラボとかも気軽にメッセージ飛ばしてくれたら、反応しまーす(コラボする方は事前にキャラ崩壊の承諾を願います♪シリアスな雰囲気とか書けるタイプじゃないんで♪)

もしも、そーどあーと・おふらいんを書くなら…

  • ソウテンとミトが司会の賑やかな雰囲気
  • キリトとアスナが司会の正規の雰囲気
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