蒼の道化師は笑う。   作:田中滅

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最初に言います……ユウキに相手キャラは存在しない!何故かって?そんなもんはテメェで考えろ!ちなみにソウテンたちとくっついた!なんてことはないですからね、その勘違いは作者が滅亡させときます

あと今回の話にシリカは出てません、彼女はアイカツしてます


第一の太刀 本気でも負けることはあるんだと知った今日この頃の俺でーす

「俺のターン!ドロー!俺は手札から呪文!道化師推参を発動!効果により、0マナで仮面道化師(マスクドクラウン)・シャスティフォールを召喚!次に死喰いのドナベリオンでシールド破壊!」

 

「なんの!シールドトリガー発動!迷子疑惑!これにより、このターンで召喚したクリーチャーは手札に強制送還されます!」

 

クリスマス、年末、様々な行事も終わり、三日後には学校が始まるという時期。勉強会という名目で集まった《彩りの道化(カラーズ・クラウン)》の面々。然し、常に世界を彩る基ふざけることに全力投球の彼等が真面目に勉強などをする筈が無く、ソウテンはヴェルデとカードゲームに身を投じていた

 

「くそぉぉぉ!!新学期まで残り三日だというのにバナナの出荷作業が進んでいない!一大事ではないか!」

 

「もちつけ!オッさん!今からでも間に合う!農場に急ごうぜ!」

 

「よく言った!それでこそ我が友(バナナフレンド)のグリスだ!」

 

「素敵です!グリスさん!わたしも手伝います!」

 

「おや、フィリアくん。私の可愛いグーくんと農業体験か?君は落花生を栽培している方が似合っているぞ?」

 

「ああ、いたんだ?サクヤさん。今日は季節外れのスイカを御持参ですか?ホントに芸がないですね」

 

肩を組み、バナナの未来を語るグリスとコーバッツの背後ではフィリアとサクヤの静かな戦いが勃発している。それは正に冷戦と呼ぶに総意ない

 

「う〜ん………悩ましいわね……色違いの○リ○リと普通のマ○ル○のどっちを育てるべきか……」

 

「ミトさんは物理に特化したポ○モンを選びがちだね。俺みたいにバランスよく育てなきゃダメだよ、最近はこの○カヌ○ャ○がイチオシ。小さいのに強いのがシリカに似てる」

 

「惚気るのもたいがいにしときなさいよ?焼き鳥バカ。このリージョンフォームの○リヤー○が進化した○リ○オルを見なさい?胡散臭いところがテンに瓜二つよ」

 

「かーさん?対抗意識を燃やすの構わないけど、フォローしきれてないよ?むしろ貶してるよ」

 

ソファーに寝転がるミトの手には携帯ゲーム機の有名ロールプレイングをダウンロードしたアミスフィア用のゲームがあり、同様のゲームを持つヒイロと育て方で議論していた

 

「ふむ……また寝ているのか?キリの字は」

 

「学校の授業中にも寝てるが仮想世界でも寝るとか、ネコか?キリトは」

 

「…………くか〜……」

 

「アイツ………幻惑魔法か何かを使ってるんじゃないの?眠くなるこっちの身になりなさいよ…」

 

「お兄ちゃんって、目を離すと直ぐにあそこで寝てますよね……」

 

だらけきった室内、特にその要因とも呼ぶべきキリトは暖炉の近くで寝息を立ていた。その腹部ではユイとピナ、更にヤキトリとプルーまでもが足元で眠りに落ちる程だ

 

「…………なんだろな、寝てるキリトを見ると昔からイタズラしたくなるのは何故に?」

 

「そうね、昔からこうなったキリトにはイタズラしなきゃいけない気がするわ」

 

「という訳で………やるぞ?野朗ども」

 

「「了解」」

 

不敵に笑った道化師一味は寝てるキリトを起こさない範囲内で、イタズラを始めていく。顎にヒゲ、額に独、目の下に隈取り、鼻の下に鼻毛、眉の間に繋がり、見るも無惨な姿に変貌を遂げていくキリトにソウテンたちは笑いを堪えるの必死でならない

 

「あとはトドメに口の中に花をぶっ込めば………おろ?」

 

「よぉ、随分と楽しそうだな?迷子野朗(バカテン)

 

その声は背後から聞こえた。汗が滝の様に流れ、恐る恐る振り返るソウテン。その先には綺麗な笑顔というか無残に彩られたcara graciosa(面白顔)のキリトが立っていた

 

「す………素敵なファッションですね」

 

「Gracias………お前等も同じにしてやらァァァァ!!」

 

「「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」」

 

今日も今日とて、馬鹿騒ぎ状態の面々。その騒ぎに慣れたアスナは苦笑しながらも課題に勤しんでいた

 

「そういえばさ、アスナは聞いた?《絶剣》の話」

 

「……………ゼッケン?なに?運動会でもするの?」

 

「テンみたいな聞き間違いしないの。絶対のゼツにソードの剣で《絶剣》。通り名なのよ、あるプレイヤーの」

 

唐突にリズベットが口にした名に意味不明な聞き間違いをするアスナ。それを咎めたミトが《絶剣》についての情報を語る

 

「絶対無敵とか空前絶後なんて呼ばれてるわ。私のO S S(オリジナルソードスキル)の《デストルクシオン・ムエルテ(武器の死)》でも武器にキズの一つもつけられないのよ?ユージーン将軍の《魔剣(グラム)》は破壊出来たのに!」

 

「ミトが負けた?そんなにすごいの?その《絶剣》さんは」

 

拳を握り締め、自らの必殺技が破られた事実に怒り心頭のミト。そんな親友を見ながら、アスナは驚きを見せる

 

「おろ?《絶剣》っちの話か?確かに、アレは強かったなぁ。なにせ、十一連撃のO S S(オリジナルソードスキル)だもんなぁ……俺の《リベルタッド・リヴィア》なんか出す前に瞬殺されたくらいだしな」

 

「テンくんも!?手を抜いてたとかじゃないよね?ほら、テンくんって本気を出さない傾向があったりするし……」

 

「本気だったさ……少なくとも…ゲームとしてはだけどな(・・・・・・・・・・・)

 

馬鹿騒ぎから抜け出してきたソウテンが話に食いつき、自分も負けた事を語り出す。それにアスナは更に驚愕し、彼に本気であったかを問うと、本人は仮面を冠っていない為に露わになった素顔で苦笑する

 

「キリトくんは?戦ったんだよね?」

 

「うん?ああ、《絶剣》さんか?いやぁ……それはもう綺麗さっぱりと負けたよ、清々しいくらいにな」

 

「キリトくんもっ!?《彩りの道化(ウチ)》のスリートップの三人が負けるなんて……強いんだね、《絶剣(その人)》は」

 

未だ見ない《絶剣》、アスナが知る中で誰よりも強い三人を斬り倒し、その連勝伝説を更新し続ける存在に彼女は興味が湧き上がる

 

「私ね、思うのよ。きっとテンとキリトたちが真面目に本気を出す時は大切な誰かを傷つけられて、その涙を拭おうとした時だけなのかなって………だからかな、最近は少しでも一緒にバカをやって、笑い合って、騒ぎ合う退屈しない日々を彩る当たり前(日常)が楽しくて仕方ないのよ」

 

「そっか……ミトは本当にテンくんたちが大好きなんだね」

 

Es natural(当たり前よ)。私の世界は常に道化師とともにあるんだから♪」

 

何気ない毎日を楽しく、騒がしく、己の色に彩ることを考えるソウテンたちとの日常を楽しむミトの笑顔は晴れやかで優しく、綺麗な笑顔、絵にも描けない美しさとは正にこのことである

 

「そういえばさ、絶剣はコンバートプレイヤーだったりするの?」

 

「おろ?確か、そんなことを言ってたな。割と色々なVRMMOをプレイしてきたみたいなことを言ってたしな」

 

アスナからの問いに面を食らったかのように驚きを見せたソウテンだったが直ぐに彼は答えを返し、軽く首を左右に捻る

 

「じゃあ、それだけ強いなら………元SAOプレイヤーだったなんてことはないの?」

 

「それはないな。なぁ?兄弟(テン)

 

親友(カズ)の言う通りだ、其奴はあり得ん」

 

「どうして?」

 

正に核心を突くかの様な問い、キリトとソウテンはその問いを答えることもせずに真っ向から否定した。何故か?と問い掛けるアスナに対し、道化師(ソウテン)剣士(キリト)は不敵に笑う

 

「もし……《絶剣》が………」

 

「あの世界にいたんなら……」

 

「「《彩りの道化(俺たち)》は存在していなかった(・・・・・・・・・)」」

 

不敵な笑みと共に放たれた言葉は夜の空に静かに消えていく、それはまるで幻想を現実と錯覚させるかの様な僅かな時なのだが、アスナにはそれが何時間にも思えたのは何故か、彼女自身も答えを知らないのであった




《絶剣》、最強の三人も斬り伏せる剣士を相手にアスナが勝負を挑む!然し、バカたちはお花見気分で花より団子!いや、季節は冬(夏)だよっ!?

NEXTヒント 花よりバカ騒ぎ

ソウテンたちの愉快さに笑ってもらえたら、お気に入り登録お願いしまーす。コラボとかも気軽にメッセージ飛ばしてくれたら、反応しまーす(コラボする方は事前にキャラ崩壊の承諾を願います♪シリアスな雰囲気とか書けるタイプじゃないんで♪)

もしも、そーどあーと・おふらいんを書くなら…

  • ソウテンとミトが司会の賑やかな雰囲気
  • キリトとアスナが司会の正規の雰囲気
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